オークランドの治安2024年版【ニュージーランド旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「オークランド旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのオークランド旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、オークランド旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではオークランドの治安についてお答えします。

オークランドの治安について

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オークランドはニュージーランドで最も人口が多い都市であり、国内で犯罪が最も多く発生する都市です。日本と比べれば犯罪に巻き込まれる可能性が高くなりますので、海外にいるということを忘れずに行動しましょう。特に夜間の行動には注意をするようにしましょう。

デモやストライキについて

ニュージーランドでは、気候危機に対するデモや政策に反対するデモ、新型コロナウイルスの流行時にはワクチン接種義務化に抗議するデモなどが起きていました。

オークランドもその舞台となることが多いため、注意が必要です。外務省の海外安全ホームページなどを確認して注意するようにしてください。

交通事情・事故について

ニュージーランドは横断歩道の青信号の周期が非常に短いため、赤信号でも横断する歩行者が多く見られます。ただし、これは非常に危険な行為ですので、信号を守り、安全に行動しましょう。

また、日本では見かけないロータリー式の交差点「ラウンドアバウト」があります。レンタカーを借りて運転する場合は、事前に以下のようなルールを確認しておきましょう。

1. 時計回りに進入し、時計回りに走行
2. 右側から来る車両が優先
3. ラウンドアバウト内は車線変更禁止
4. 「GIVE WAY (譲れ)」という標識のある場所は、左右・前方から来る他の車両が優先

オークランド在住者の体験談

オークランドでは殺人や通り魔などの重犯罪は少ないので基本的には安全です。昼間のダウンタウンはビジネスマン、親子連れ、観光客などで賑わっていて、犯罪とは無縁な雰囲気です。ただ、夜になるとがらりと雰囲気が変わるエリアも少なくありません。特に夜の外出時は、海外だということ意識して慎重に行動してください。

オークランド旅行の注意点

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オークランド旅行の注意点を3つ紹介します。

注意点1：喫煙事情

ニュージーランドは喫煙については厳しく、罰金制度があります。国内全てのレストラン、バー、ホテル等、屋内での喫煙が禁止されています。

また、ホテルの部屋も殆どが禁煙です。知らずにルールを破ってしまうとホテルやレストランから罰金を請求されることもあるので、注意しましょう。

注意点2：屋外での飲酒

ニュージーランドでは、特に人々が集まるダウンタウンエリアにおいて、公共の場での飲酒が法律で禁止されています。オークランドのダウンタウンCBDも飲酒禁止を表す「Alcohol Free」エリアとなっており、飲酒が禁止されています。違反した場合、罰金やその他の法的処罰が科せられる可能性があります。

注意点3：人物の写真を勝手に撮らない

人物がはっきりと写りこむような写真を撮影するときは、無断でカメラを向けないようにしてください。血相を変えて「その写真をどうするの？」と問いただされることがあります。

写真撮影では人の写りこみに注意する、またはどうしても写りこんでしまうような場合は、相手の了解を得てから撮影するようにしてください。

オークランドの治安が悪いエリア

Photo by Kishan Modi on Unsplash

オークランドの一部のエリアでは、夜間を中心に窃盗や性犯罪の被害に遭う危険があります。旅行中は出来る限り近付かないようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

カランガハペ・ロード（Kロード）

カランガハペ・ロード（Kロード）は、オークランドの繁華街で多くのバーがあります。狭い道路沿いにバーが多く立ち並び、飲酒がらみの暴行事件や強姦などが起こりやすいエリアです。治安の悪いエリアも存在するため、不審な人物や状況には十分注意し、できるだけ深夜の外出は避けましょう。

アルバートパーク

アルバートパークは、オークランド中心部に位置し、日中は特に家族連れやカップルで賑わっています。芝生の上やベンチで休憩している人々も多く、一見すると安全な公園のように見えますが、夜になると街灯が少なく、人通りも少なくなります。そのため、性犯罪や強盗事件が報告されています。訪れる際は、夜間の訪問を避け、できるだけ昼間に訪れましょう。

オークランドの治安が良いエリア

Photo by Ethan Johnson on Unsplash

オークランドは、一部犯罪が起きる可能性が高い場所もありますが、基本的には安全と言えます。中でも観光客におすすめの場所を紹介します。

おすすめの宿泊エリア

クイーンストリート沿い

クイーンストリート沿いは、オークランド中心地にあり、ショッピングモールや観光客に嬉しい免税店が立ち並んでいます。歩くだけでも楽しむことができます。

ミッションベイエリア

ミッションベイエリアは、オークランド中心地からバスで20分程の場所に位置しています。火山島のランギット島が見える高級住宅街です。

ロトルアエリア

ロトルアエリアは温泉スポットとして有名なエリアです。自然たっぷりの環境の中で、足湯や温泉などを楽しむことができます。トレッキングやカヤックなどのアウトドア・アクティビティも盛んです。

治安が良い観光スポット

デボン・ポート

デボン・ポートは、オークランド市内からフェリーで約15分のところにある港町です。ヨーロッパのビクトリア調の建物がずらりと並び、ノスタルジックな雰囲気を味わうことのできます。

中心地から離れていることもあり、軽犯罪も少ないエリアです。小さな街なので半日でも十分に街歩きを堪能することができます。

スカイ・タワー

スカイ・タワーは、オークランド中心部に建つ地上328mのタワーで、南半球で最も高いタワーです。展望台からはオークランドの開放的な景色、夜は綺麗な夜景を楽しむことができます。入場料が必要なため、犯罪は少なく治安の良いスポットです。

その他の観光スポットについては「オークランドの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】」をご覧ください。

オークランド旅行の防犯対策

Photo by Fiona Feng on photoAC

オークランド旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：荷物から目を離さない

持ち物は常に手元に保ち、視界に常に入る位置に置くよう心掛けましょう。飲食店では、荷物を置いて席を取ったり、椅子の背もたれに掛けたりしないでください。

また、外出する際は最低限の現金や貴重品のみを持つようにし、その他の貴重品はホテルに預けるか金庫に入れておくようにしましょう。

防犯対策2：車に荷物を置いたままにしない

レンタカーを借りて観光する際、車から離れる時には車内に荷物を置いたままにしないようにしましょう。走行中は基本的には窓は開けず、助手席や後部座席に荷物を置かないように気を付けてください。タクシーに乗る際も、窓は閉めておきましょう。

防犯対策3：夜遅くの外出を控える

日中は多くの人で賑わっている安全なエリアでも、夜になり暗くなると、窃盗、性犯罪、酔っ払いとのトラブルなどに遭遇する可能性が高くなります。夜間は一人で行動しないように徹底しましょう。また、人通りの少ない路地や暗い細道、公園を通ることは避けましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by Nick Sarvari on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、まず警察署に出向き、紛失・盗難届出証明書を発行してもらう必要があります。その後に大使館に連絡します。

パスポートの再発行が帰国までに間に合わない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。詳しくは在オークランド日本国総領事館の「帰国のための渡航書」をご確認ください。

交通事故

ニュージーランドでは緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ場合には「111」に電話をします。この番号にダイヤルすると「警察か消防か救急か」と聞かれるので、状況に応じて連絡したい機関を答えましょう。

ケガや体調不良

オークランドには日本人医師や看護師がいる病院がいくつかあります。また、現地日本人オペレーターによる病院の手配代行、医療通訳の派遣サービス（有料）を受けることができる電話医療サービスもあります。万が一の際は、下記に連絡してみましょう。

Eastmed Doctors

JAPANESE SOLUTIONS LTD.（電話医療サービス）

オークランドの緊急連絡先リスト

ニュージーランドの警察、消防、救急の緊急連絡先は「111」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在オークランド日本国総領事館について

在オークランド日本国総領事館では、旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報

オークランド旅行の治安まとめ

Photo by Daniel Wang on Unsplash

オークランドを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

外務省海外安全情報「たびレジ」

「たびレジ」は外務省が運営する渡航先安全情報配信サービスです。事前に渡航先と渡航期間、氏名などを登録することで現地の最新安全情報を受け取れます。また、トラブルに巻き込まれた際のサポートがよりスムーズになります。現在、「たびレジ」は公式サイトとアプリがあります。

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