嘉義の治安2024年版【台湾旅行でトラブルに遭わない方法】

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「嘉義旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めての嘉義旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、嘉義旅行の不安な点はありませんか？
本記事では嘉義の治安についてお答えします。

嘉義の治安について

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台湾の台中市と台南市の間に位置する嘉義市は、人口27万人ほどの地域です。台湾は治安が比較的安定していますが、日本に比べて犯罪率は高くなります。地方都市の嘉義は、台北や高雄に比べると犯罪は少ない地域ですが、駅周辺などでは軽犯罪が発生しています。最低限の警戒心を持って行動しましょう。

デモやストライキについて

デモはほとんどありません。ストライキについては、2019年に中華航空のパイロットによるストライキが発生し、数百便が欠航となる事態に発展したことがあります。また台湾鉄路管理局の改革案に抗議して5月1日のメーデーにストライキが予定されていましたが、大きな混乱はありませんでした。念のため、5月1日のメーデーに旅行へ行く際は外務省の「海外安全ホームページ」などで情報収集するとよいでしょう。

交通事情・事故について

嘉義は治安が良く、比較的安心して過ごせますが、気を付けなければいけないのが交通事故です。台湾の人口は日本の6分の1ですが、交通事故の発生数や死傷者数は日本を上回っています。特に嘉義駅周辺など交通量が多い場所で、朝夕のラッシュ時に事故が多発しています。

嘉義在住者の体験談

夕方のラッシュ時にタクシーで嘉義市内を移動していました。道の混み具合に運転手がとてもいらだっていて、怖いなと思っていたら車同士の衝突事故を起こしてしまいました。衝突の瞬間、私は前の座席に足と頭をぶつけ、強い痛みを感じました。二人の運転手は車外に出て話し合いをはじめ、警察に連絡をしていました。私は運転手に痛みを訴えましたが取り合ってもらえず、運転手の連絡先だけを聞いて帰りました。

後日、病院へ行き受診したことと、診察料のことを運転手に伝えようと思いましたが連絡がつかず困りました。台湾人の友人に手伝ってもらい、ようやく診察料が弁償されました。トラブルが発生した時、その場できちんと対応するために通訳サービスのある海外旅行を契約することはとても大事です。

嘉義旅行の注意点

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旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1：交通事故

治安が良く、日本人にとって過ごしやすいといわれる台湾ですが、交通事情は日本と異なります。まず台湾は日本と逆で右側走行、車は左ハンドルです。赤信号でも右折する車があるので、交差点を横断する際は左側を特に気を付けましょう。

横断歩道前で一旦停止する、歩行者が道を渡り終えるまで待つなどの配慮もありません。自分の身を守るためにも常に周囲に注意を払いましょう。朝夕のラッシュ時間は交通量も多いので特に気を付けましょう。

注意点2：スリ・置き引き

台北など、他の地域と比べるとスリや置き引きが少ない傾向がありますが、人混みや公共交通機関では、観光客はスリや置き引きに遭いやすい状況です。バッグは体の前にもつ、現金は必要最低限にとどめるなど、貴重品の管理は徹底しましょう。

注意点3：タクシーのぼったくり

以前に比べてずいぶん減りましたが、嘉義でもぼったくりのタクシー運転手はいます。タクシーを利用する際は「タクシーナンバー」と言われる番号が車体などに記されているかどうか確認してから乗車するようにしましょう。「タクシーナンバー」がないタクシーは無登録の可能性があり、運賃を高額に請求してくることがあります。

嘉義の治安が悪いエリア

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嘉義は台湾の地方都市で、出稼ぎ労働者なども少ないため治安が安定しています。その中でも気を付けた方がよいエリアをご紹介します。

嘉義駅周辺

嘉義駅周辺は観光客と地元の人で混み合うため、阿里山などの観光地に比べるとスリや置き引きに遭う可能性が高いエリアです。特に一人一台所有していると言われるバイクには要注意です。バイクによるひったくりが多く発生しており、検挙率も低いのが特徴です。また、嘉義駅周辺では観光客が交通事故に巻き込まれる事故も起きています。

文化路夜市

嘉義駅近くの文化路は19:00～23:00まで歩行者専用道路になり、夜市が立ちます。台湾十大夜市の一つに数えられている夜市で、地元の人や観光客で混み合うため、スリなどに遭いやすくなります。

多くの出店で賑わう大通りは照明が明るいため、早い時間帯は一人での行動も問題ありませんが、遅い時間や大通りから一本入った裏道などは薄暗く、人通りも少ないため一人での行動は危険です。このような時間、場所での単独行動は避けましょう。

嘉義の治安が良いエリア

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嘉義の治安は安定しています。今回は一人旅行でも問題なく楽しめるエリアを紹介します。

檜意森活村周辺

嘉義駅から東に20分ほど歩いたところにあるのが檜意森活村です。歴史的建築物29棟が保存されており、入館料が必要な場所もあるため、不特定多数の人で混み合うこともなく、ゆっくりと見て回ることができます。

檜意森活村から北に10分ほど行った台鉄北門駅、さらに台鉄北門駅から少し東に行った埤子頭植物園も、治安が良く、ゆっくり観光できるスポットです。埤子頭植物園を越えると夜市の立つ文化路に出ます。早めの時間であれば、文化路夜市の大通りは治安も良いので、屋台でローカルグルメを楽しめるでしょう。

梅山郷瑞里風景区

嘉義市中心部と阿里山のちょうど真ん中に位置するのが梅山郷です。梅山郷の瑞里風景区は美しい茶畑が広がるエリアです。瑞里風景区は蛍の鑑賞スポットとしても有名で、台湾特有種の蛍、「黒翅晦蛍（クロバネボタル）」を見に多くの観光客が訪れます。陽が落ちてからも夕涼みに散策できるほど治安の良いエリアです。

おすすめの宿泊エリア

阿里山国家風景区

阿里山国家風景区の周辺は宿泊施設が充実しています。嘉義駅周辺の雑踏から離れたのどかなエリアなので、治安も非常に良く、安定しています。高級ホテルやリゾートホテルはありませんが、こじんまりとしたホテルや、日本の旅館のような規模の宿泊施設が並びます。スタッフも親切な人が殆どですが、万が一のことを考えて貴重品は部屋のセキュリティーボックスを利用する、もしくはフロントに預けるようにしましょう。

治安が良い観光スポット

阿里山森林鉄路

阿里山森林鉄路はもともと森林開発のために敷設された登山鉄道ですが、今は観光用の登山鉄道として嘉義の一大観光スポットとなっています。一年を通して観光客で混み合っていますが、入場料が必要なので治安は良く、スリなど軽犯罪はほとんど発生していません。安心して車窓からの風景を楽しむことができます。

国立故宮博物院南部院区（故宮南院）

国立故宮博物院南部院区は2015年にオープンした新しい博物館です。台北の国立故宮博物院の分院で、故宮南院と呼ばれています。国立故宮博物院南部院区（故宮南院）は嘉義駅から少し離れた農村地帯に建てられており、嘉義駅から車で10分ほどの場所にあるので行きかう人で混み合うこともなく、ゆっくり見ることができます。

その他の観光スポットについては「嘉義の魅力とおすすめ観光スポット5選【台湾在住者が紹介】」をご覧ください。

嘉義旅行の防犯対策

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嘉義旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：スリに注意する

日本人が最も被害に遭いやすい犯罪が貴重品の窃盗で、その中でも特に横行しているのがスリです。例えば、レジに並んでいると後ろから間を詰めて「前に詰めろ」と言う隙に盗む、混雑する土産物店で偶然を装い体をぶつけた隙に盗むなどの犯行があります。スリはあっという間に行われます。ファスナー付きのボディーバッグを体の前で持ち、特に見知らぬ人と体が当たるような空間では気を付けましょう。

防犯対策2：目立たない服装や行動を心掛ける

多くの日本人と台湾人はお互い好意的に思っていますが、中には日本人観光客を狙った犯行もあります。旅行では開放的になりがちですが、目立たない服装や行動を心掛け、必要以上に肌を露出させないようにしましょう。特に夜間の行動では気を付けましょう。

防犯対策3：夜間の単独行動は避ける

嘉義は犯罪も少なく、一人旅行も楽しめる治安の安定した地域ですが、夜間は犯罪率もあがるため単独行動は避けましょう。特に文化路夜市など夜も賑わう場所は明るいので警戒を怠りがちですが、一歩裏道に入ると薄暗い路地も多く、うろうろしていると犯罪のターゲットになってしまいます。夜間の単独行動は極力避け、夜市では明るい大通りで過ごすようにしましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

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海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつきません。パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。嘉義でパスポートを紛失した場合、まず最寄りの移民署へ行き、旅券の紛失証明書を受け取ります。次に日本台湾交流協会領事窓口で紛失届を行うと同時に「帰国のための渡航書」の申請を行います。詳しくは嘉義を管轄する日本台湾交流協会高雄事務所の「旅券を紛失等した方へ」をご確認ください。

交通事故

緊急時に警察を呼ぶ場合は「110」、救急車、消防車を呼ぶ場合には「119」に電話をします。マンダリン（中国語）に自信がなく緊急を要する場合は「Japanese Speaker, please」と頼みましょう。

ケガや体調不良

台湾は全体として日本と同じくらいの医療レベルです。診察の前に診察料を支払う「前払い制」なのが日本と違うところです。風邪や軽いけがなどの場合はそれほど高額ではないので自己負担でも賄えるでしょう。ただ旅行先では何が起こるかわからないため、海外旅行保険に加入することをおすすめします。

また嘉義市内の病院で日本語対応可能な病院は確認できていません。海外旅行保険の日本語通訳サービスを利用するとよいでしょう。

嘉義長庚紀念医院

嘉義基督教醫院

嘉義の緊急連絡先リスト

嘉義の警察、消防、救急の緊急連絡先です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

日本台湾交流協会高雄事務所について

日本は1972年に中国と国交を回復して以来、台湾に大使館を設けていません。1972年以降は台湾において日本大使館の役割を担う機関として公益財団法人日本台湾交流協会を設立しました。公益財団法人日本台湾交流協会は東京に本部があり、高雄事務所が嘉義を管轄しています。他国の大使館と同じように旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報

嘉義旅行の治安まとめ

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台湾の嘉義旅行を楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

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