ノーザンテリトリーの治安2024年版【オーストラリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「ノーザンテリトリー旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのノーザンテリトリー旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、ノーザンテリトリー旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではノーザンテリトリーの治安についてお答えします。

ノーザンテリトリーの治安について

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ノーザンテリトリーの犯罪発生率はオーストラリア全土の中でも低いとされています。しかし、州別総生産額（GSP）が最も低く、常に失業率が最も高い州でもあります。

そのため、州都であるダーウィンは街全体の治安が良いとは言えません。油断せずに行動するようにしましょう。

デモやストライキについて

オーストラリアでは労働環境の改善を求めたストライキが発生しています。また新型コロナウイルス感染拡大時にはメルボルンとシドニーで都市封鎖に抗議する大規模なデモが起こりました。

ノーザンテリトリーでのデモは報道されていませんが、デモが起きる可能性はゼロではありません。外務省の海外安全ホームページなどを確認するようにしてください。

交通事情・事故について

ノーザンテリトリーの道路の制限速度は、都市部エリアでは時速60km程度となっていますが、郊外については主要道路は時速130km、その他の道路は時速110kmとなっています。日本と比べてスピードを出している車が多いことが想像できるでしょう。

実際に、日本人旅行者が運転するレンタカーが横転し、運転手が死亡する事故も起きています。レンタカーを借りて観光地を巡る場合などは、十分に気を付けて運転してください。

ノーザンテリトリー在住者の体験談

ノーザンテリトリーは全体としては治安は悪くありません。しかしダーウィンの繁華街などでは酔っぱらっている人も多く、他の海外同様に夜遅くの外出や一人で出歩くのはやめた方が良いでしょう。また、郊外の道路ではスピードを出している車が走っています。運転には十分気を付けてください。

ノーザンテリトリー旅行の注意点

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ノーザンテリトリー旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1：先住民族

ダーウィンには、他の都市に比べ先住民族の人々が比較的多く暮らしており、観光中に出会うことも少なくありません。彼らと出会った際に無断で写真撮影などをすると、怒る人やお金を請求してくる人がいることもあり、トラブルになりかねません。勝手に撮影など行わず、写真を撮りたい場合は許可を取るようにしてください。

注意点2：野生動物への餌付け

国立公園や自然公園内などに多く生息している野生動物に、勝手に餌付けすることは禁止されています。罰金を科せられることもあるので絶対にやめましょう。

注意点3：屋外での飲酒

オーストラリアではビーチや公園などの公共の場所での飲酒が法律で禁止されています。違反をすると罰金が科せられてしまいますので、お酒はレストランやバーなどで楽しみましょう。

注意点4：喫煙事情

オーストラリアでは喫煙場所に関しても厳しい法律や条例があります。あらゆる公共施設での喫煙が禁止されており、飲食店も基本的に全席禁煙です。屋外での喫煙は認められていますが、公園などの人が集まる場所は屋外でも禁止されています。

ノーザンテリトリーの治安が悪いエリア

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ノーザンテリトリーの一部のエリアでは、スリなどの被害に遭う可能性があります。旅行中は細心の注意を払うようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

ミッチェル・ストリート

ミッチェル・ストリート沿いには、レストランやバーなどが多く立ち並び、地元の人や旅行者でにぎわっています。ホテルもありとても便利なエリアですが、酔っぱらった若者たちの喧嘩も頻繁に起きています。夜遅くに出歩いたり、一人で歩いたりするのは危険なのでやめましょう。

リッチフィールド国立公園

リッチフィールド国立公園は美しい滝が有名な公園で、ハイキングや水泳に最適です。しかし、どう猛なクロコダイルの生息地なので注意が必要です。安全な水泳エリアを守り、クロコダイルに関する警告標識に従いましょう。

デビルズ・マーブルズ

デビルズ・マーブルズは丸みを帯びた巨大な岩が絶秒なバランスで不思議な形で積み重なっている人気観光スポットです。しかし、デビルズ・マーブルズは人里離れた場所に位置していますので、訪問する際は燃料、水、食料などの必要な物資を十分に準備してください。車の状態や燃料の残量も忘れずに確認しておきましょう。

ノーザンテリトリーの治安が良いエリア

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ノーザンテリトリーは一部治安の悪いエリアもありますが、基本的には安全な地域です。中でも特に観光客におすすめの場所を紹介します。

おすすめの宿泊エリア

ダーウィン

州都ダーウィンは、カカドゥ国立公園やリッチフィールド国立公園など、トップエンドの観光拠点として非常に便利なエリアです。ラグジュアリーホテルからアパートメントホテルなど様々なホテルが揃っており、海を見下ろせるホテルやプール付きのホテルなどでゆったりと素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。

アリス・スプリングス

アリス・スプリングスは、レッドセンターを観光する拠点として絶好のエリアです。手頃な価格のホテルから豪華なリゾートホテル、そして綺麗な星空の下で過ごすことのできるキャンプ場など、様々なタイプの宿泊場所を選ぶことができます。アウトバックならではの宿泊体験ができるでしょう。

治安が良い観光スポット

ウルル（エアーズロック）

ウルル（エアーズロック）はオーストラリアを代表する世界遺産として知られる「ウルル・カタ・ジュタ国立公園」内にあります。先住民アボリジニにとって聖地でもあります。

都市部からかなり距離があることから、ウルル周辺では軽犯罪も殆ど起きていません。貴重品に注意していれば安心して過ごせる地域です。ただし、ウルル（エアーズロック）は厳しいルールや厳しい環境ならではの注意点もあります。いくつかご紹介します。

カカドゥ国立公園

カカドゥ国立公園はオーストラリア最大規模の国立公園で、ユネスコの世界複合遺産にも登録されています。公園内にはグローブが生い茂る湿原が広がり、ワニやバッファロー、野鳥などの野生の動植物の楽園となっています。

入園料がAU$365と高額なこともあり、園内は治安が良く、安心過ごせるでしょう。

その他の観光スポットについては「ノーザンテリトリーの魅力とオススメ観光スポット5選【オーストラリア旅行ガイド】」をご覧ください。

ノーザンテリトリー旅行の防犯対策

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ノーザンテリトリー旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：夜の外出を控える

基本的には治安の良いノーザンテリトリーですが、ダーウィンの繁華街などでは夜になると犯罪発生率は高くなります。夜遅くまで飲み歩いたり、一人で外出したりすることはやめましょう。人通りの少ない路地や暗い道にも入らないように気を付けてください。

防犯対策2：持ち物に気を配る

海外にいるということを忘れずに持ち物には常に気を配りましょう。ポケットに財布を入れて歩かない、レストランで荷物をイスにかけない、空港やホテルで大きな荷物から目を離さないなど、最低限のことには気を付けるようにしてください。

防犯対策3：人里離れた場所には極力行かない

ノーザンテリトリーは自然が豊かで、人口は比較的少ないです。そのため一人で行動すると、何か問題が発生した際に助けを求めるのが難しいです。また危険な野生動物が生息している可能性もありますので、人里離れた場所には極力行かないように徹底しましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

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海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、まず警察署に出向き、パスポートの紛失・盗難届出証明書を発行してもらう必要があります。その後に大使館に連絡します。

パスポートの再発行が帰国までに間に合わない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。詳しくは在シドニー日本国総領事館の「帰国のための渡航書について」をご確認ください。

交通事故

緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ場合には「000」に電話をします。この番号にダイヤルすると「警察か消防か救急か」と聞かれるので、状況に応じて連絡したい機関を答えましょう。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

ノーザンテリトリーには日本語対応可能な病院は現時点でありません。しかし、連邦政府が提供する有料電話通訳サービス（TIS）を利用することができます。病院に連絡する際に言語に不安がある場合は、是非利用してみてください。

電話通訳サービス Translating and Interpreting Service National

DARWIN CITY MEDICAL CENTRE

CASUARINA SQUARE MEDICAL CENTRE

ノーザンテリトリーの緊急連絡先リスト

オーストラリアの警察、消防、救急の緊急連絡先は「000」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在シドニー日本国総領事館について

ノーザンテリトリーを管轄しているのは、在シドニー日本国総領事館です。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報

ノーザンテリトリー旅行の治安まとめ

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ノーザンテリトリーを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

外務省海外安全情報「たびレジ」

「たびレジ」は外務省が運営する渡航先安全情報配信サービスです。事前に渡航先と渡航期間、氏名などを登録することで現地の最新安全情報を受け取れます。また、トラブルに巻き込まれた際のサポートがよりスムーズになります。現在、「たびレジ」は公式サイトとアプリがあります。

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