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更新日:2024.3.15

フェニックスの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】

フェニックスの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】

Photo by Joe Cook on Unsplash

「アリゾナ州にあるフェニックスがどんな都市なのか知りたい!」
「フェニックス旅行のベストシーズンはいつ?」
「フェニックスのおすすめ観光スポットってある?」

と、フェニックス旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、フェニックスの魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • フェニックスの基本情報
  • フェニックスの魅力とおすすめポイント
  • フェニックス旅行におすすめの観光スポット

フェニックスってどんなところ

フェニックスってどんなところ

Photo by Chris Tingom on Unsplash

アリゾナ州の州都フェニックスについて紹介します。

フェニックスとは

広大なソノラ砂漠の北側に近代ビルが立ち並ぶフェニックスは、「太陽の谷」の愛称で親しまれています。アリゾナ州の中央部に位置し、近国のメキシコやネイティブ・アメリカン(先住民族)の文化に触れられる都市です。

また、アメリカで6番目に大きな都市として急成長しています。第2のシリコンバレーと呼ばれ、ITビジネスの開発拠点地として近年注目を集めています。

フェニックスの魅力
  • 空港が近い
    空港からダウンタウンまで大変近く、路面バスなどの公共交通機関で約15分の距離です。
  • 娯楽施設が充実
    美術館、スポーツ観戦、ショッピング、ゴルフ、カジノなどの幅広い年齢層が楽しめる娯楽施設が充実しているのもフェニックスの魅力です。また、フェニックスには200店を超える国際色豊かなレストランやバーがあります。

他の都市との違い

フェニックス周辺には数多くの有名な国立公園やパワースポットやトレッキングコース、スポーツ施設があり、1年を通して多くの観光客が国内外から訪れます。ショッピングやエンターテインメントで人気のニューヨークと比べると、また違った魅力がある都市です。

フェニックスまでのアクセス方法

フェニックスまでのアクセス方法

Photo by James Day on Unsplash

日本からフェニックスまでの行き方と市内観光におすすめの移動手段を紹介します。

日本からフェニックスのアクセス方法

日本からフェニックスまでは直行便がないため、アメリカの都市を経由するのが一般的です。

日本からフェニックスまでは、成田国際空港と羽田空港(東京国際空港)からサンフランシスコやロサンゼルスを経由する便が便利です。経由地や航空会社によって所要時間が異なります。フェニックス・スカイハーバー国際空港からダウンタウンまでは路面バスやタクシーで約15分です。

フェニックス市内の移動手段

フェニックス市内での主な移動手段は路面電車路面バス配車サービスの3つです。郊外の観光スポットに行く場合は、レンタカーやツアーを利用するのがおすすめです。

  1. 路面電車(ライトレール)
    スカイハーバー国際空港からダウンタウンにあるワシントン駅行きの路線があります。また、路面電車の主要駅から近い観光スポットもあるので、目的地に応じて利用すると便利です。
  2. 路面バス(メトロバス)
    運賃が安いので旅費を節約できますが、本数が少ないので時刻表を確認しましょう。
  3. 配車サービス(Uber、Lyft)
    流しのタクシーがなく、正規のタクシーは空港やホテル、レストランからしか利用できません。そのため、ダウンタウンの観光は配車サービスの利用がおすすめです。

フェニックスの治安は大丈夫?

フェニックスの治安は大丈夫?

Photo by PJ Gal-Szabo on Unsplash

フェニックスの治安と旅行の注意点を紹介します。

フェニックスの治安について

フェニックスは他州の都市と比べると犯罪率は低いですが、注意が必要な場所や時間帯があります。特に夜の外出は極力控えることをおすすめします。

フェニックス市の犯罪統計地域マップに発生した場所や内容が掲載されています。犯罪ホットスポットになっている地域が一目で分かるので、治安の悪い場所には近づかないでください。

フェニックス旅行の注意点

交通事故

反対車線の侵入やスピード違反による衝突事故がよく起こっています。レンタカーを利用する場合は、運転に集中して交通事故に巻きこまれないように注意しましょう。

日本と異なる交通ルール

制限速度などの日本と異なる交通ルールがあるため、旅行前に確認することをおすすめします。

時差(夏時間)

フェニックスがあるアリゾナ州はデイライト・セービング・タイム(夏時間)を実施していません。交通機関の運行時間や観光地の営業時間を間違わないように注意しましょう。

フェニックスの気候とベストシーズン

フェニックスの気候とベストシーズン

Photo by Andrew Glaefke on Unsplash

旅行に役立つフェニックスの気候、ベストシーズン、服装を紹介します。

フェニックスの気候

砂漠気候特有の湿度が少ないカラッとした気候が1年を通して続きます。特に夏は湿度が低く乾燥しており、気温が高くなる午後3時頃は40度を超える日もあります。冬の朝晩は気温が下がりますが、氷点下になることはありません。

フェニックス旅行のベストシーズン

フェニックス旅行のベストシーズンは10月~5月です。10月から真夏の日差しは和らぎ、穏やかな気候が続きます。過ごしやすい気候なのでアウトドアを思う存分楽しめます。日差しが強い6月~9月に訪れる場合は熱中症に気をつけましょう。

フェニックス旅行の服装

1年を通して温暖な気候ですが、12月~2月の朝晩は気温が急激に下がります。日中との気温差があるので長袖や長ズボン、ジャケットが必要です。

3月~9月は1日を通して半袖、半ズボンで快適に過ごせます。ただし、日差しが強い時期になるため、サングラスや帽子を準備しましょう。

フェニックスのおすすめ観光スポット

フェニックスのおすすめ観光スポット

Photo by Brady Bellini on Unsplash

フェニックスのおすすめ観光スポットを紹介します。

フェニックスの観光スポット1:パパゴパーク

パパゴパークダウンタウンから車で約15分の場所に位置する公園です。園内にあるホール・イン・ザ・ロック(岩穴)からはフェニックスの町並みを一望できます。

小さな子供も気軽にハイキングが楽しめる公園です。フェニックス動物園やデザート・ボタニカル・ガーデンも同エリアにあるので、レンタカーを借りて移動すると便利です。

基本情報
名称パパゴパーク(Papago Park)
住所625 N Galvin Pkwy, Phoenix, AZ 85008
エリアキャメルバック・イースト・ビレッジ
定休日なし
営業時間5:00~19:00
ウェブサイトhttps://www.phoenix.gov/parks/trails/locations/papago-park
(フェニックス市)
入場料なし
※動物園などの施設は別途で必要

フェニックスの観光スポット2:デザート・ボタニカル・ガーデン

フェニックスの象徴といえば、壮大な砂漠の中にある巨大なサボテンです。デザート・ボタニカル・ガーデン「数多くの植物と出会える砂漠」をテーマにした植物園です。

広大な敷地のパパゴパーク内にあり、地元でも人気があるデートスポットです。夕方には園内がライトアップされ、植物たちがロマンティックな雰囲気を演出してくれます。また、四季折々のイベントが開催しているので観光にもおすすめです。

基本情報
名称デザート・ボタニカル・ガーデン(Desert Botanical Garden)
住所1201 N Galvin Pkwy, Phoenix, AZ 85008
エリアキャメルバック・イースト・ビレッジ(パパゴパーク内)
定休日サンクスギビングデー、クリスマス
営業時間7:00~20:00
※時期により変更があるため、ウェブサイトを要確認
ウェブサイトhttps://dbg.org/
入場料※チケットの種類により異なる

フェニックスの観光スポット3:アリゾナ科学センター

アリゾナ科学センター子供から大人まで楽しめる施設です。4つの展示場とプラネタリウムや巨大スクリーンシアターがあり、展示とギャラリースペースは子供連れの家族旅行でも十分に楽しめます。ダウンタウンの中心にあるので気軽に立ち寄れる観光スポットです。

基本情報
名称アリゾナ科学センター(Arizona Science Center)
住所600 E Washington St, Phoenix, AZ 85004
エリアダウンタウン
定休日サンクスギビングデー、クリスマス
営業時間10:30~16:00
ウェブサイトhttps://www.azscience.org/
入場料19.95ドル(約2,300円)

フェニックスの観光スポット4:ハード・ミュージアム

ハード・ミュージアムはフェニックスのセントラルアベニューに位置し、ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)の歴史や伝統文化を学べます。

国際的に高く評価されており、数々の美しいネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)の美術品が展示されています。また、館内にカフェやギフトショップもあり、フェニックス観光におすすめの場所です。

基本情報
名称ハード・ミュージアム(Heard Museum)
住所2301 N Central Ave, Phoenix, AZ 85004
エリアダウンタウン
定休日月曜日
※祝日によって休館するため、ウェブサイトを要確認
営業時間10:00~16:00
※祝日によって営業時間が異なるため、ウェブサイトを要確認
ウェブサイトhttps://heard.org/
入場料20ドル(約2,300円)

フェニックスの観光スポット5:楽器博物館

楽器博物館世界最大を誇る楽器がテーマの博物館です。世界各国のさまざまな種類の楽器が展示されており、ギャラリーだけでなくコンサートホールもあります。音楽イベントも開催され、地域に密着した見応えがある人気スポットです。

アートギャラリーには著名ミュージシャンたちの楽器や遺品が展示されています。日本でも人気のテイラー・スウィフトのコーナーも設けられています。

基本情報
名称楽器博物館(Musical Instrument Museum)
住所4725 E Mayo Blvd, Phoenix, AZ 85050
エリアデザート・リッジ
定休日サンクスギビングデイ
営業時間9:00~17:00
※祝日は営業時間が異なるため、ウェブサイトを要確認
ウェブサイトhttps://mim.org/
入場料20ドル(約2,300円)

アリゾナ州・フェニックス旅行まとめ

アリゾナ州・フェニックス旅行まとめ

Photo by Eldines Hoo on Unsplash

フェニックスをおすすめする理由、おすすめの過ごし方を紹介します。

フェニックスがおすすめの理由

大自然

日本では味わえない広大な砂漠の景色を楽しめます。また、公園やトレッキングコースが充実しており、アウトドア好きにおすすめの都市です。

国際色豊かな料理

ダウンタウンには数多くのレストランがあり、メキシコ料理やネイティブ・アメリカン料理(先住民族の伝統料理)といった国際色豊かな料理を楽しめます。また、10社の地元飲食店オーナー達がコラボしたオープンエリア型コンテナフードコート「The Churchill」といったユニークな場所もあります。

フェニックスでのおすすめの過ごし方

自然を満喫する

ハイキングを楽しめる自然豊かなパパゴパークや、砂漠の植物を観賞できるデザート・ボタニカル・ガーデンといった自然スポットがたくさんあります。日本とは異なるアリゾナ州の自然を満喫するのもフェニックス旅行の醍醐味です。

アートを楽しむ

美術館のほかにダウンタウン周辺のウォールアートもおすすめです。地元のアーティストが集結して描いたウォールアートは色彩豊かでポップな芸術作品です。インスタ映えフォトスポットとして日々賑わっています。周辺にはおしゃれなブティックやカフェもあり、休憩しながら散策ができます。

サンセットを眺める

夕方からはリゾートホテルのルーフ・プールバーで「太陽の谷」と呼ばれるフェニックスのサンセットを眺めるのがおすすめです。澄みきった青空と夕焼けが融合した景色は必見です。

アリゾナ州・フェニックス旅行まとめ

フェニックスは自然と都会の空間がほどよく融合した都市です。砂漠やトレッキングなどのアウトドアスポット以外に、博物館や美術館といったネイティブ・アメリカンの芸術や文化が感じられる施設があります。見どころたっぷりのフェニックスに一度訪れてみてはいかがでしょうか?本記事で紹介した観光スポットが参考になり、楽しい旅行になることを願っています。
また、アメリカ旅行のおすすめ都市を「アメリカ旅行のおすすめ4都市とアメリカ在住者が選ぶ観光スポット12選」で紹介しています。

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