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オーストラリア
更新日:2024.4.19

オーストラリアのおすすめワイナリー5選【人気スポットから穴場まで】

オーストラリアのおすすめワイナリー5選【人気スポットから穴場まで】

Photo by Dan Meyers on Unsplash

「オーストラリアのワイナリーでどこに行ったらよいのかを知りたい!」
「オーストラリアのワイナリーには特徴がある?」
「ワイナリー巡りによい時期はいつ?」

など、オーストラリアのワイナリーに関して疑問がありませんか?
近年ますます人気のオーストラリア産のワイン。現地のワイナリーを訪ねて様々なワインを堪能しましょう。
本記事では、オーストラリアでおすすめのワイナリーについて紹介します。

本記事でわかること

  • オーストラリアのワイン文化について
  • オーストラリアのおすすめワイナリーについて
  • オーストラリアのワイナリーを訪問する前に知っておきたいこと

ニューワールドのオージー・ワイン

オーストラリアのおすすめワイナリーについて

Photo by Krista Bennett on Unsplash

紀元前からワイン造りが行われているヨーロッパに比べればオーストラリア・ワインの歴史は200年程。ワインの世界では「新世界(ニューワールド)」と呼ばれるオーストラリアですが、ワインの生産量は世界で第6位輸出量は世界で第4位と、現在では誰もが認めるワイン大国です。

オーストラリア・ワインの歴史

オーストラリアにワイン用のブドウが持ち込まれたのは1788年、英国海軍アーサー・フィリップ大佐によるものでした。以後1925年にイギリス人政治家ジェームズ・バズビーによってワイン造りのための本格ヴィンヤードが開設されます。当初は甘口デザートワインの生産ばかりでしたが、徐々にテーブルワイン、高級ワインとその進化を遂げてゆきます。

一言メモ

日本の20倍もの国土を誇るオーストラリアですが、現在ヴィンヤードの総面積は1,566.32平方キロメートルで日本の香川県に迫る程です。国内65地域で2460を超すワインメーカーが日々独自の製法にこだわり醸造しています。

新世代のワイン

最近ではオーガニックやオディナミ農法でブドウの栽培を行う方法や、亜硫酸の使用を低減または全く使用せずに自然発酵でワインを醸造する『自然派ワイン』の製造が、新世代のワインメーカーを中心に広がっています。既成概念の殻を破った新世代ワインの出現を担っているのがオーストラリア・ワインなのです。

オディナミ農法

オーストリアの科学者のルドフル・シュタイナーが提唱した理論をもとに考え出された有機自然農法の一つがオディナミ農法です。化学肥料や農薬を使わないのはオーガニック農法と同じですが大きな違いが3つあります。

オーガニック農法との違い
  1. 植物と動物を一緒に育てることで土壌が常に生き返るという考え方
  2. 自然の植物や動物が土の栄養素になる
  3. 天体の動きに合わせて、農業の作業をすることで宇宙と調和し、効率性が高まる

オーストラリアの主な生産地

  • 南オーストラリア州
  • ニュー・サウス・ウェールズ州
  • ビクトリア州
  • 西オーストラリア州
  • クイーンズランド州

壮大なヴィンヤード面積と数千にもおよぶワインメーカーが存在するオーストラリア。どこに行っていいのか迷ってしまうのも当然です。ここではオーストラリアの主な生産地と厳選ワイナリーを紹介します。

南オーストラリア州のワイナリー

南オーストラリア州

Photo by fidel-fernando on Unsplash

南オーストラリア州は、最大のワイン生産地でオーストラリアワインの半分以上がこの州で生産されています。温暖な地中海性気候と水はけのよい石灰質の土壌があるこの地域ではブドウの栽培に適しており、古くからブドウ栽培が盛んにおこなわれてきた地域です。

主な栽培種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、リースリングなど

おすすめワイナリー:ペンフォールズ

ペンフォールズは1944年にイギリスから移住してきたペンフォールズ医師夫妻によって当初医療目的のための酒精強化ワインの製造をしたことが始まりです。彼が亡くなった後もワイン造りは彼の妻や義理の息子に受け継がれ、世界の高級ワインにまで上りつめました。現在ペンフォードのワイナリーは、マギル・エステートバロッサ・ヴァレーの2カ所を訪問することができます。

おすすめポイント

現在ワインの最高峰としてワインコレクターを魅了し続けているのがペンフォールズの『グランジ』です。1955年には『20世紀におけるもっとも偉大なワイン12本』に選出されたこともあります。

マギル・エステート

マギル・エステートは1844年ペンフォード夫妻が最初にワイン造りを始めた場所で、当時のヴィンヤードやワイン貯蔵庫などペンフォードの歴史も垣間見ることができます。

名称マギル・エステート・セラードア
(Magill Estate Cellar Door)
住所78 Penfold Road, Magill, South Australia 5072
アクセスアデレード空港から車で約30分
営業時間10:00~17:00
定休日なし
バロッサ・ヴァレー

バロッサ・ヴァレーは1911年に創設され、以後ワイン造りの中核を担っているワイナリーです。

名称バロッサ・ヴァレー・セラードア
(Barossa Valley Cellar Door)
住所30 Tanunda Road, Nuriootpa, South Australia, 5355
アクセスアデレード空港から車で約1時間
営業時間10:00~17:00
定休日クリスマス、祭日、年始

穴場ワイナリー:ラングメイル・ワイナリー

ラングメイル・ワイナリーは世界で最も樹齢が長いシラーズの樹を所有しているワイナリーです。プロシア王国から移り住んできたクリスチャン・オーリック氏によって1843年に植えられたヴィンヤードは、その後フィロキセラの害虫被害を間逃れ、世界最古のシラーズ樹として今でもブドウを実らせています。

一言メモ

テイスティングの人数制限があるため予約を入れた方が良いでしょう。

基本情報
名称ラングメイル・ワイナリー(Langmail Winery)
住所Cnr Langmail & Para Rds, Tanunda, Barossa, South Australia 5352
アクセスアデレード空港から車で約1時間
営業時間10:00~16:00
定休日クリスマス、祭日、年始

ニュー・サウス・ウェールズ州のワイナリー

ニュー・サウス・ウェールズ州

Photo by Michael Pohl on Unsplash

ニュー・サウス・ウェールズ州にはオーストラリア国内では最も歴史が古いワインの産地ハンター・ヴァレーがあり、1800年代からブドウの栽培が始まったとされています。オーストラリア全体のワイン生産量の約3割がここで生産されています。

主な栽培種:シラーズ、シャルドネ、セミヨン、カルベネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ワールなど

おすすめワイナリー:マクギガン・ワインズ

マクギガン・ワインズは1992年創業の家族経営ワイナリーです。ハンター・ヴァレーの中では歴史の浅いワイナリーですが、生産規模はオーストラリア第2位。数多くの受賞歴を持ちオーストラリアでは屈指のワイナリーです。生産ワインの種類も豊富で、高級ワインからノンアルコールのワインや赤のスパークリングワイン、デザートワインなど他では味わえないワインが勢ぞろい。

おすすめポイント

ワイナリーに隣接されているチーズ専門店でワインに合わせて様々なチーズを楽しみながら一面に広がるヴィンヤードを眺めて食事をすることができます。

基本情報
名称マクギガンズ・ワインズ(McGuigan Wines)
住所447 McDonalds Road Corner of Broke Rd., Pokolbin NSW 2320
アクセスシドニー空港から車で約2時間
営業時間10:00~17:00
定休日クリスマス、グッドフライデー(イースター前の金曜日)

ハンター・ヴァレーのワインの祭典:「ワイン&フード月間」

ワイン・フェスティヴァル「ワイン&フード月間」は毎年6月に行われるワイン好きには見逃せないイベントです。1ケ月続くこのイベント中は各ワイナリーで特別なワインの試飲が催されたり、ホテルやレストランでもいつもと違うサービスが追加されたり、とにかくワインラバーにはお得感満載です。是非この時期にハンター・ヴァレーで沢山のワイナリーをめぐってみましょう。

ビクトリア州のワイナリー

ビクトリア州

Photo by chelsea-pridham on Unsplash

ビクトリア州はゴールドラッシュで湧く1851年以降からワインの製造が盛んなり、一時期はワイン生産量が国内最大を誇った名産地です。しかしながら19世紀末にフィロキセラの害虫流行によってこの地域のブドウ畑はほぼ全滅し、1980年代まで復興することはありませんでした。

もともとビクトリアは西岸海洋性の気候なため、冷涼な気候で質の良いブドウ栽培が可能な場所で、現在では国内ワイン生産量の2割が生産されるまでに快復しています。

主な栽培種:カベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネ、ピノ・ワール、シラーズなど

おすすめワイナリー:ドメイン・シャンドン

ドメイン・シャンドンは高級シャンパン『ドンペリ(ドンペリニヨン)』を製造しているフランスのモエ・エ・シャンドンがオーストラリアに創設したワイナリーです。高級感溢れる建物の中で数種類のスパークリングワインが試飲できます。隣接しているレストランからは壮大なヴィンヤードを眺めながら素晴らしい食事もでき、飲んでも食べても幸せになれるワイナリーです。

基本情報
名称ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)
住所727 Maroondah Highway, Coldstream, VIC
アクセスメルボルン空港から車で約1時間
営業時間11:00~16:30
定休日12月24~25日

西オーストラリアのワイナリー

西オーストラリア

Photo by paul-tune on Unsplash

西オーストラリア州はオーストラリア全体のワイン生産量からみると数パーセントの生産量しかありませんが、パース近郊のスワン・ヴァレーには受賞歴を誇る古いワイナリーが点在しています。その歴史は40年足らずですが、現在ではオーストラリアの高級ワインの1/4がこの産地で生産されており、常に新しいものを追い求めるワインラバーにとっては目が離せない産地の一つです。

主な栽培種:カベルネ・シャルドネ、シラーズ、セミヨンなど

おすすめワイナリー:サンダルフォード・ワイナリー

サンダルフォード・ワイナリーは180年以上のワイン醸造の歴史をもつ老舗家族経営のワイナリーです。現在では人気のワイナリーツアーですが、サンダルフォードが最初のワイナリーツアーを行った先駆者とも言われています。併設されているレストランはオーストラリアのベスト・レストラン賞を受賞する程高い評価を受けており、ワインのみならずオーストラリアの郷土料理に舌鼓を打ちながら目の前に広がるヴィンヤードを眺めて特別な一時を過ごせるワイナリーです。

基本情報
名称サンダルフォード(Sandalford)
住所3210 West Swan Rd, Caversham WA 6055
アクセスパース空港から車で約15分
営業時間10:00~17:00
定休日なし

クイーンズランド州のワイナリー

クイーンズランド州

Photo by simon-hurry on Unsplash

クイーンズランドはワイン産地としてはまだ知名度が高くありませんが、近年では良質なワインが生産されていることで注目されています。主に南東部に位置するグラニット・ペルトで栽培されており、標高が600m~1000mと国内で最も高い生産地です。その冷涼な気候を生かし、品質の良いブドウ栽培がおこなわれています。

主な栽培種:シラーズ、ソーヴィニョン、グルナッシュ、シャルドネ、セミヨンなど

おすすめワイナリー:シロメイ

シロメイは、オーストラリアの実業家であるテリー・エドワード・モーリス氏によって2000年に設立されたまだ歴史の浅いワイナリーですが、クイーンズランドでは最大級の規模を誇っています。名前の由来はモーリス氏の名前を反対から読んだもので、そのユニークな発想がワインにも新しい発想を与えているのかもしれません。

すでに800もの受賞歴を誇り、ワイン評論家からは5つ星のワイナリーとして認定された高級ワイナリーです。隣接されているレストランはオーナーが奥様へのプレゼントとして設計されたと言われています。

おすすめポイント

プレミアムワインショップやオンラインでしか手に入らないシロメイワインですので、是非現地に足を運んで味わってみましょう。宿泊施設も完備されていますのでゆっくり大自然を満喫しながらワインを楽しみたい方には宿泊もおすすめです。

基本情報
名称シロメイ・ワインズ(Sirromet Wins)
住所850 Mount Cotton Road, Mount Cotton, Queensland 4165
アクセスブリスベン空港から車で約30分
営業時間月曜日~金曜日10:00~16:00 
土曜日、日曜日 10:00~16:30
定休日なし
営業時間朝食 7:30~9:30
ランチ 11:00~14:30
ディナー 17:30~(要予約)

ワイナリー訪問のポイント

ワイナリー訪問のポイント

Photo by Tobias Rademacher on Unsplash

ワイナリーを訪問する時期や訪問する前に知っておきたいことをご紹介します。

ワイナリー訪問の時期

南半球に位置するオーストラリアは日本の冬が夏になります。地域によって差はありますが、2月~4月にブドウの収穫があり、6月~7月にかけてその年のワインの出荷が始まります。目的に合わせて訪問時期をズラしましょう。

青々としたヴィンヤードが見たい1月~2月頃
初物のワインを味わいたい6月~7月頃

ワイナリー訪問の前に知っておきたいこと

多くのワイナリーでは独自のワイナリーツアーを行っています。ワイナリーの歴史や醸造工程、ヴィンヤードをめぐりながらブドウ栽培について学ぶものや、いくつかの食事メニューが入った試飲コース、高級ワインを含んだ試飲コースなど様々です。

まず訪れたいと思ったワイナリーのWebサイトから提供されているコースなどを事前に知り、予約することをお勧めします。ドレスコード等はほとんどありませんので、気楽な装いでワイナリー巡りを楽しんでください。

注意ポイント
  • 香水やコロンは避ける
    ワインのテイスティングには味以外にも香りも重要です。そのため、香水やコロンを付けるのは避けた方が良いでしょう。
  • アルコールは18歳以上
    オーストラリアでは18歳から飲酒やアルコールの購入が可能です。もし18歳未満の方を同伴する時はワイナリーに確認をとるようにしてください。
  • 飲酒運転は厳禁
    飲酒した場合は車の運転ができませんので、公共交通機関、タクシー、旅行会社のワイナリーツアーなどを利用するのが便利です。
  • 事前の確認
    コースによっては直前の予約が不可能だったり、人数制限のために予約が取れなかったりすることもあります。早めの確認が必要です。

オーストラリアのおすすめワイナリーまとめ

オーストラリアは2025年までにワインの生産量倍増計画を国家で取り組む方針を決めており、確実に近い将来世界有数のワイン大国になるでしょう。オーストラリアのワインボトルにはそのワインが作られたブドウの種類や産地が明記されているので、初心者でも自分のお気に入りのブドウの味を見つけることができるはずです。自分の好みのブドウの味が見つけ出せたらもうワインの世界の第一歩です。大自然を満喫ししながら自分好みのワイン探しの旅に出かけてみてください。オーストラリア各地の観光スポットについては「オーストラリア旅行のおすすめ都市&観光スポット9選を紹介【元在住者が厳選】」で紹介しています。合わせてご覧ください。

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