ブリスベンの治安2024年版【オーストラリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「ブリスベン旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのブリスベン旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、ブリスベン旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではブリスベンの治安についてお答えします。

ブリスベンの治安について

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オーストラリアは比較的治安が良いと言われている国で、特にブリスベンはその中でも治安が安定しています。しかし、日本と比べると犯罪発生率は高いと言えます。

現地での犯罪やトラブルに巻き込まれないためには、日本では普段意識しない点にも配慮し、注意深く行動することが重要です。

デモやストライキについて

オーストラリアでは労働環境の改善を求めるストライキが頻繁に発生し、鉄道の運行が停止したり、大幅に遅延することも少なくありません。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都市封鎖への抗議として大規模なデモが行われました。また、建国記念日を「侵略の日」として非難するデモも発生しました。

交通事情・事故について

ブリスベンは都市内の交通網が充実していますが、住民の大半は車を利用する車社会となっています。街中では運転マナーが荒い車やタクシーも見受けられますので、運転する際や歩行中には十分な注意が必要です。

加えて、バスや電車の運賃はゾーン制を採用しています。移動距離が短い場合でもゾーンを超えると追加料金が発生しますので、乗車前には交通カードの残高や必要な小銭を確認しておきましょう。

ブリスベン在住者の体験談

以前ブリスベンに住んでいた時、無料のループバスをよく利用していました。ある日、いつものように一人で乗車していると、男性が乗車してきて私の隣に座りました。私は気にせずイヤホンで音楽を聴きながらスマホでニュースを読んでいました。

そして降車する時に交通カードを入れてある財布をバッグから取り出そうとしました。しかし、なんと財布がどこにもないのです。乗車する時は交通カードをスキャンしたので、バスの中でスリに遭ったのです。恐らく、隣に座った男性だろうと思いました。ファスナー付きのバッグでしたが、イヤホンをしてスマホの画面しか見ていなかったので、何をされても気づかなかったのだと思います。

イヤホンをしてスマホを見ていると、周囲の出来事はもちろん、自分の身辺で起きていることも気づかないことがあります。外出中はイヤホンの使用は控え、周囲に気を配るようにしましょう。

ブリスベン旅行の注意点

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ブリスベン旅行の注意点を3つ紹介します。

注意点1：喫煙事情

オーストラリアでは18歳から喫煙が許可されていますが、喫煙場所については厳格な法律や条例が存在し、罰則も非常に重いものとなっています。ブリスベンで喫煙する際には、必ず事前にその場所が喫煙可能なエリアであるかを確認し、他人への配慮を怠らないようにしましょう。

• 公共の施設、レストランなどは禁煙
• 学校、幼稚園など教育施設の5m以内は禁煙
• 子供の遊具の10m以内は禁煙
• 歩きタバコは禁止

注意点2：アルコールに関するルール

オーストラリア国内では、ビーチや公園、博物館などの公共の場では飲酒が禁止されています。お花見などの文化がある日本とは全く違うので、気を付けましょう。

注意点3：夜間の外出

夜、バーやクラブ周辺にはパトロール中の警察官に扮した犯罪グループがいます。犯罪グループは取り調べを装って観光客からクレジットカード番号を聞きだしたり、貴重品を盗んだりします。このような場所には近づかない方が良いでしょう。

ブリスベンの治安が悪いエリア

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ブリスベンの一部のエリアでは強盗・暴行事件などが頻発しているため、旅行中はできるだけ立ち入らないようにしましょう。

ナンダー

ナンダーは、ブリスベン国際空港に隣接する地域です。歴史的建造物も多く、昼間に観光する分にはさほど危険ではありません。しかし夜間は性犯罪や暴力事件が頻発しています。夜間に訪れるのは避けましょう。

イナラ

イナラは、ブリスベンの南西部に位置し、アジア人が多く住むエリアです。美味しいベトナム料理レストランなども多くあります。ただ残念ながら治安は悪く、スリや窃盗、置引きやひったくりなどの犯罪が多発しています。訪れる際は所持品から目を離さず、細心の注意を払って行動しましょう。

注意が必要な観光スポット

フォーティチュード・バレー

フォーティチュード・バレーは、中心地の北東部に位置します。ナイトクラブやパブ、バーがひしめき合う、ブリスベンを代表するナイトライフを楽しむエリアです。

バーやクラブに行く場合は、単独で行動せず、常に貴重品に気を付けて過ごしましょう。また現地の人が話しかけてきた場合も、すぐに相手を信用してはいけません。

ブリスベンの治安が良いエリア

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ブリスベンは一部治安が悪い場所もありますが、基本的には安全です。中でも特に観光客におすすめの場所を紹介します。

ニューファーム

ニューファームは、ブリスベン市のすぐ隣に位置し、多くのイタリア系移民が住んでいることから「リトル・イタリア」とも称されています。通り沿いにはおしゃれなカフェやレストランが立ち並び、広大なニューファームパークも存在します。このエリアは家族連れでも安心して過ごせる環境が整っています。

ブリンバ

ブリンバは、レトロな雰囲気が漂う落ち着いた町で、ブリスベン市の近隣で最も犯罪発生率が低いエリアとされています。フェリー乗り場へ続くオックスフォード・ストリートには、おしゃれなカフェやレストランが立ち並んでいます。貴重品に十分注意を払うことで、安心して滞在することが可能です。

おすすめの宿泊エリア

ブリスベン中心部

ブリスベンは、どのエリアにも徒歩で行けるほどコンパクトな街です。ショッピング、飲食店、観光地に近く、公共交通へのアクセスが良好なエリアです。高級ホテルからバジェットホテルまで幅広い選択肢があります。様々なエリアを観光する予定なら、ブリスベン中心部に宿泊すると便利でしょう。

サウスバンク

サウスバンクは、ブリスベンシティとは川を挟んで反対側にある街です。ブリスベンシティとは対照的に木や公園が多くあり、落ち着いた雰囲気のエリアです。

有名な人工ビーチや美術館、博物館が集結していたり、毎週日曜日にはマーケットが出たりと、ブリスベンの大きなイベントの多くはこのサウスバンクエリアで行われています。のんびり過ごしたい方におすすめの宿泊エリアです。

治安が良い観光スポット

クイーンストリートモール

クイーンストリートモールは、ブリスベンシティの中心にあり、6つのショッピングセンターに700店以上のショップが軒を連ねています。敷地内は歩行者天国になっていて、終日たくさんの人で賑わっています。犯罪発生率は低く、安全なエリアです。

サウスバンク・パークランド

サウスバンク・パークランドは、サウスバンクにある大きな公園で、人工ビーチやプール、観覧車、美術館や散策コースなど、様々なエリアがあります。レストランも多く、夜にはライトアップもされます。ブリスベンを象徴するような都会のオアシスで、大人も子供も楽しめる公園です。

その他の観光スポットについては「ブリスベンの魅力とおすすめ観光スポット5選【リピーターが厳選】」をご覧ください。

ブリスベン旅行の防犯対策

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ブリスベン旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：貴重品の管理

滞在中、貴重品はホテルの客室やフロントにあるセーフティーボックスに保管しましょう。しかし、稀にではありますが、セーフティーボックスでの盗難も報告されています。ホテルのセキュリティが不安な場合は、セキュリティポーチなどを利用し、自己管理することを考慮してみてください。

防犯対策2：施錠を徹底する

治安の良いエリアのホテルであっても、常に部屋は施錠し、ドアチェーンをかけておきましょう。訪問者が来た場合でも、すぐにドアを開けずにドアスコープで確認し、チェーンをかけたまま対応するようにしましょう。

防犯対策3：初対面の人を信用しない

バーやクラブでは、観光客に声を掛けてお酒をおごり、酔わせた後に強姦や窃盗を行う犯罪グループがいますので、初対面で話しかけてくる人は警戒しましょう。初対面の人から飲食物は受け取らない、安易に住所、電話番号、宿泊先を教えないことを徹底しましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

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海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失してしまった場合は、まず警察署に出向き、パスポートの紛失・盗難届出証明書を発行してもらう必要があります。その後に領事館に連絡します。

パスポートの再発行が帰国までに間に合わない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することが可能です。詳しくは在ブリスベン日本国総領事館の「帰国のための渡航書（緊急に帰国する必要がある方）」をご確認ください。

交通事故

緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ場合には「000」に電話をします。この番号にダイヤルすると「警察か消防か救急か」と聞かれるので、状況に応じて連絡したい機関を答えましょう。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

ブリスベンには日本語対応可能な病院がいくつかあります。もし言語に不安がある場合は、下記の病院に連絡してみましょう。

医療センター　ブリスベン

さくらファミリークリニック

ブリスベンの緊急連絡先リスト

オーストラリアの警察、消防、救急の緊急連絡先は「000」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在ブリスベン日本国総領事館について

ブリスベンを管轄しているのは、在ブリスベン日本国総領事館です。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報

ブリスベン旅行の治安まとめ

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ブリスベンを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

外務省海外安全情報「たびレジ」

「たびレジ」は外務省が運営する渡航先安全情報配信サービスです。事前に渡航先と渡航期間、氏名などを登録することで現地の最新安全情報を受け取れます。また、トラブルに巻き込まれた際のサポートがよりスムーズになります。現在、「たびレジ」は公式サイトとアプリがあります。

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