ヒューストンの治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに遭わない方法】

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「ヒューストン旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのヒューストン旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、ヒューストン旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではヒューストンの治安についてお答えします。

ヒューストンの治安について

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ヒューストンは人口200万人以上の都市で、NASA （米国航空宇宙局）がある街として世界的に有名な宇宙都市です。他のテキサス州の都市と比べて治安は安定していますが、地域によっては注意が必要なエリアもあります。本記事で詳しくみていきましょう。

デモやストライキについて

22年5月、テキサス州の小学校で児童19名と教師2名が殺された銃撃事件が発生しました。事件の数日後に同州で開催された全米ライフル協会大会の会場前では、銃反対派の抗議デモが行われました。銃社会のアメリカでは、年々銃規制強化を求めるデモが増えています。

交通事情・事故について

アメリカは右側通行です。赤信号でも右折が可能ですが、安全確認のために一旦停止をしてから右折しましょう。また、児童の安全を守るため、スクールバスにも気を付けましょう。スクールバスがSTOPの標識を出して停車している間は追い越し禁止です。2車線道路で対向車線にスクールバスが停まっている場合もすれ違わず、停車しなければいけません。

ヒューストン在住者の体験談

駐車場に車を停めると、外からホームレスに窓をノックされ、「近隣の街まで乗せていって欲しい」と頼まれました。私はすぐに車のドアと窓が全てロックされていることを確認しました。そして携帯電話を取り出し、911を押してホームレスに見せ、発信するふりをしました。ホームレスは顔色を変えて一目散に走って逃げて行きました。思いもよらないトラブルが発生しても、冷静に身の安全を守り、911を呼ぶと伝えることが大事です。

ヒューストン旅行の注意点

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ヒューストン旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1：不法侵入による銃撃

テキサス州では、他の州よりも広い範囲で銃の使用が認められています。例えば気づかず住人の敷地に入ってしまった場合でも不法侵入とみなされ、銃撃にあう可能性があります。許可を得ていない場所への進入は絶対にやめましょう。

注意点2：子供への接し方

アメリカでは、車内やホテル内で小さなお子様を留守番させると育児放棄とみなされ、保護者が逮捕される可能性があります。街中など公の場で、大声でお子様を叱ると虐待とみなされ通報される可能性があります。

注意点3：警察の所有物

アメリカでは、どんな物であろうと警察の所有物に触れることは違法です。所有物が落ちたり、風で移動したりしても元に戻さず、そのままにしておきましょう。実際に邦人が処罰された事例があるので、警察の所有物には絶対に触れないで下さい。

注意点4：飲酒・喫煙事情

21歳未満の喫煙と煙草（電子タバコを含む）の購入、飲酒と酒類の購入は禁止されています。また、スモーキングエリア以外での喫煙も禁止されています。飲酒運転は逮捕され、重い刑が科されるため絶対にやめましょう。

ヒューストンの治安が悪いエリア

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ヒューストンの一部のエリアは、ホームレスやドラッグ売買、ギャング間の闘争などが集中しています。旅行中は絶対に立ち入らないようにしましょう。

サニーサイド周辺

ヒューストンの南ダウンタウンにあるサニーサイドは、全米で最も危険な場所第6位にランクインしています。11人中1人が犯罪の被害者になる可能性があると言われています。

マクレガー周辺

ヒューストンのサードワード地区にあるマクレガーは貧困地帯と言われています。低所得者層のアパートが多く集まるエリアで、1日のうちに盗難が相次いで起こっています。この地域にあるテキサス南大学のキャンパス内も犯罪率が非常に高く、危険区域になっています。

注意が必要な観光スポット

ヒューストン動物園

ヒューストン動物園の敷地内は治安も落ち着いて、家族連れで楽しめますが、ヒューストン動物園の周辺は治安が悪い一帯です。昼間でも治安が良くないため、軽い気持ちで散歩などしない方が良いでしょう。暗くなる前にはホテルに戻るようにしましょう。

チャイナタウン

ヒューストンのチャイナタウンは、シャープスタウンにあります。シャープスタウンも治安が悪い場所にランクインしている地域で、昼間でもスリやひったくりが多発しています。単独行動は避け、夜間の行動は控えましょう。

ヒューストンの治安が良いエリア

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ヒューストンには一部治安が悪い場所もありますが、基本的に人が多く集まる場所は安全です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。

ウェスト・ユニバーシティ・プレイス周辺

ウェスト・ユニバーシティ・プレイスはヒューストンの南西部にあり、シュガーランドの中心地です。「ウェスト・ユー」や「ウェスト・ユニバーシティ」とも呼ばれています。治安はとても安定していています。緑豊かな住宅街で、ピクニックやウォーキングトレイルが楽しめる公園もいくつかあります。街を散策をしながら自然を楽しみたい方々におすすめの地域です。

リバーオークス周辺（ダウンタウン）

リバーオークスは、全米でも裕福層が住む高級住宅街として有名です。高級ブティックや高級レストランが軒を連ねるリバーオークス・ショッピングセンターや、アールデコ建築が美しいリバーオークス・シアターがあります。また全米一の敷地を誇るメモリアルパークへも近いです。

おすすめの宿泊エリア

リバーオークス周辺

リバーオークス周辺には、5つ星ホテルから格安ホテルまで様々なランクのホテルがあります。特に国道59号線、69号線付近のサウスウェスト・フリーウェイ沿いのホテルは観光に便利なので人気があります。治安も良いので、安心して宿泊出来ます。

治安が良い観光スポット

ヒューストン美術館

ヒューストン美術館はアメリカ屈指の敷地と所蔵品を誇る美術館です。6000年前から現代に至るまでの彫刻、陶器、美術工芸品など、約60,000点を収蔵しています。敷地内には彫刻庭園もあり、開放感のある展示が楽しめます。定期的に、展覧会やワークショップなどのイベントもあります。敷地内は治安がよいので、豊富な所蔵品をゆっくり楽しめるスポットです。

ヒューストン自然科学博物館

1909年に設立されたヒューストン自然科学博物館は、毎年200万人以上が訪れる人気のスポットです。アメリカ最大規模の恐竜ホール、美しい宝石と鉱物、古代エジプトやアメリカ先住民族の文化など、展示は多岐にわたります。施設内には8Kのプラネタリウムや3Dシアターもあります。安心して家族で楽しめるスポットです。

その他の観光スポットについては「ヒューストンの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】」をご覧ください。

ヒューストン旅行の防犯対策

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ヒューストン旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1：大金を持ち歩かない

観光中はスリやひったくりに遭いやすいので、大金は持ち歩かず基本的にクレジットカードを使いましょう。クレジットカードは、RFID防止の財布に入れるとスキミング被害の防止になります。ホテルに残す貴重品は、客室内のセーフティーボックスを利用するか、フロントに預けましょう。

防犯対策2：夜の外出は控える

不審者や酔っ払いなどが昼間よりも多いため、夜間はトラブルにあう可能性が高まります。なるべくホテル内で過ごすようにしましょう。やむを得ない場合は徒歩での移動は避けて、タクシー、Lyft、Uberを利用しましょう。

防犯対策3：身の回りの物から目を離さない

貴重品が入ったバッグを椅子の背もたれに掛けたり、車道側の手に持つのは避けましょう。スリやひったくりに遭う可能性があります。バッグは必ずファスナー付きのバッグを使用し、常に身体の前に持ってファスナー部分を手で押さえるようにしましょう。

防犯対策4：車の施錠

停車中、走行中に関わらず、外から話しかけられても窓やドアを開けてはいけません。赤信号で停止している車を狙う強盗も発生しています。常に窓を閉め、ドアはロックしておきましょう。

防犯対策5：複数で行動する

コロナ禍でアジア系に対するヘイトクライムが多発しています。旅行中はなるべく複数で行動しましょう。一人で行動する場合は公共交通機関は利用せずにレンタカーなどを利用しましょう。特に地下鉄は利用を避けた方がいいでしょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

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海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在ヒューストン日本国総領事館の「緊急に帰国しなければならない方への渡航書発給」をご確認ください。

交通事故

緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ場合には「911」に電話をします。英語に自信がなく緊急を要する場合は「Japanese please.」と頼みましょう。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

ヒューストンには日本語対応可能な病院は少ないですが、日本語通訳サービスを実施している病院があります。言語に不安がある場合は、下記の病院に連絡してみましょう。

Rehoboth Medical Center (高瀬孝二 医師)

Memorial Hermann-Texas Medical Center（西川哲医師）

ヒューストンの緊急連絡先リスト

アメリカの警察・消防・救急の緊急連絡先は「911」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在ヒューストン日本国総領事館について

旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。また、緊急を要する場合のみ、24時間体制で対応しています。

基本情報

ヒューストン旅行の治安まとめ

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ヒューストンを楽しむためにはトラブルに巻き込まれない事が大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

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