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中国
更新日:2024.3.15

マカオの魅力とおすすめ観光スポット5選【中国旅行ガイド】

マカオの魅力とおすすめ観光スポット5選【中国旅行ガイド】

Photo by yuyeung-lau on Unsplash

「中国にあるマカオがどんな都市なのか知りたい!」
「マカオ旅行のベストシーズンはいつ?」
「マカオのおすすめ観光スポットってある?」

と、マカオ旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事ではマカオの魅力と観光スポットを紹介します。

本記事でわかること

  • マカオの基本情報
  • マカオの魅力とおすすめポイント
  • マカオ旅行におすすめの観光スポット

マカオってどんなところ

マカオってどんなところ

Photo by simon-zhu on Unsplash

中国の南にあるマカオについて紹介します。

マカオとは

中国の南はしに位置するマカオは、16世紀からポルトガル領となり、1999年に中国に返還され、現在は中国の特別行政区の一つです。マカオと呼ばれるのは、中国本土から陸続きのマカオ半島と、コタイ地区を指します。コタイ地区は、もともと海に浮かぶタイパ島とコロアン島でしたが、現在は埋めたてられて1つの島のコタイ地区となっています。マカオ半島とコタイ地区の間には3つの橋が架かっています。なお、コタイ地区はそれぞれのエリアを昔の地名である「タイパ島」「コロアン島」、埋め立てたエリアを「コタイ」と呼ぶことがあります。

明の時代の歴史とポルトガル領時代の面影、そして現在のカジノリゾートの楽しみがぎゅっと詰まった魅力的な都市です。

マカオの魅力
  • ポルトガル領の面影
    約400年にわたりポルトガルの領地であったマカオには、今も当時の建物や公園などが多く残されています。2005年にはその街並みが「マカオ歴史市街地区」として世界遺産に登録されました。そのエリアには22の歴史的建造物と8か所の広場があり、散策するだけで西洋と東洋の入り混じったマカオ独特の街並みを楽しむことができます。
  • カジノリゾート
    マカオの魅力はなんといっても世界的に有名なカジノです。多くのカジノリゾート施設が集まり、なんとアメリカのラスベガスを大きく引き離して売り上げは世界一です。中国国内では賭け事が法律で禁止されているため、中国本土からはもちろん、香港や東南アジア、世界中から観光客が集まっています。

他の都市との違い

マカオは、同じく外国領であった「香港に似ている」といわれることもあります。しかしマカオは現在、カジノリゾートやレーシング競技が盛んなことから、香港が経済都市ならマカオは娯楽都市といえます。

また、マカオは東京都世田谷区の半分ほどの面積しかありません。小さな街のなかでカジノや、ポルトガル領時代の建造物や街並み、グルメが楽しめる非常に珍しい街といえるでしょう。

マカオまでのアクセス方法

マカオまでのアクセス方法

Photo by renato-marques on Unsplash

日本からマカオまでのアクセス方法と市内のおすすめ移動手段を紹介します。

日本からマカオのアクセス方法

日本からマカオへ行く方法は2通りあります。ひとつは日本からマカオ国際空港への直行便を利用する方法。もうひとつは日本から香港を経由してマカオへ向かう方法です。

日本からマカオへの直行便を利用する方法

このフライトは便数が少なく、成田、関空、福岡空港に就航しているエアマカオのフライトのみです。チケット代も割高のため、あまりおすすめできません。

日本から香港を経由してマカオへ行く方法

日本から香港の直行便はフライト数が多く、LCCなどの格安チケットも購入できます。

香港からマカオへは、空港または市街地からフェリーで行く方法と、2018年に開通した港珠澳大橋をバスで渡る方法があります。いずれも1時間程度でマカオへ行けます。フェリーもバスも本数が多く、チケットも安いためおすすめです。

マカオ市内の移動手段

マカオ市内は公共交通機関が発達しているので、目的に応じて利用すると便利です。

  1. 路線バス
    マカオは小さな都市ですが、地下鉄やトラムは走っておらず、路線バスが充実しています。なんと路線は90本もあるので複雑に思うかもしれませんが、GoogleMapで経路検索ができるので、システムさえ理解すればとても便利な交通機関です。
  2. 無料シャトルバス
    空港やフェリー乗り場と市街地の行き来には、それぞれのホテルから出ている無料シャトルバスを利用するのが便利でしょう。便数も多く、ホテルの宿泊客でなくても無料で利用できます。ただあくまでもホテルと空港・フェリー乗り場との往復なので、観光に利用するのは不向きです。
  3. タクシー
    ホテルから観光地へ向かうには、タクシーも便利です。運賃も高くありません。ただトランクに荷物を載せる場合、空港やフェリー乗り場、港珠澳大橋から乗車する場合は追加料金がかかるので気をつけましょう。また、町で流しのタクシーを拾うのが難しい場合は、近くのホテルへ行き、タクシー乗り場で乗車するのが効率的です。
  4. 徒歩
    東京都世田谷区の半分の面積しかないため、徒歩でも十分に観光と楽しむことができます。ポルトガル料理を楽しみながら世界遺産に登録されている歴史建造物を見て回るのもおすすめです。

マカオの治安は大丈夫?

マカオの治安は大丈夫?

Photo by jimmy-woo on Unsplash

マカオの治安と旅行の注意点を紹介します。

マカオの治安について

1999年に中国に返還されてから、治安はずいぶん改善しました。ただ観光客でにぎわうカジノやフェリーの中などでは、スリなどの軽犯罪に気を付けなければいけません。また、夜は治安が悪化します。カジノで負けてしまい苛立っている人や、麻薬の密売人などが街にいます。男女問わず、夜間一人で行動するのは避けましょう。

マカオ旅行の注意点

スリや置き引き

観光スポットやフェリーなどの人込みに加え、カジノリゾートでの被害が多い傾向にあります。はじめは気を付けてバッグをしっかり脇に抱えていても、カジノで夢中になり、ついついバッグを足元へ置いてしまうケースや、隣のマシンが気になり、バッグを置いたまま隣へ移動してしまうケース等があります。この様な無意識の行動が、スリや置き引きの被害に直結してしまいます。楽しみながらも気を緩めないことが大切です。

違法賭博

カジノが盛んなマカオでは、日常的に「違法賭博」が横行しています。流暢な日本語や英語で親しげに話しかけてきて「必ず勝てる賭博をやらないか」と持ち掛けてきます。そして多くの場合、ホテルの一室や民家に連れて行かれ、最終的には大金を奪われます。違法賭博は犯罪ですし、たとえ賭博に参加しなくても、その場にいるだけで罪となります。賭博は政府公認のカジノでのみ遊ぶようにしましょう。

マカオの気候とベストシーズン

マカオの気候とベストシーズン

Photo by vernon-raineil-cenzon on Unsplash

マカオ旅行に役立つ気候とベストシーズン、服装を紹介します。

マカオの気候

マカオは亜熱帯性気候に属しています。1年を通して温暖で、平均気温は20度前後です。ただ降水量が多く、年間通して湿度が非常に高いことが特徴です。特に4月~9月はスコールや台風、霧が多く、また日差しが強い日が続きます。一方1月~3月は10度を下回る日もあるので、冬物のコートがあった方がよいでしょう。

マカオ旅行のベストシーズン

10月~12月が観光に適しています。10月中はまだ暑さが残る日もありますが、晴天の日が多いので、野外の観光も楽しめます。12月には冷える日も増えてきますが、それでも平均最低気温は13度です。日本に比べると過ごしやすい日が続きます。

マカオ旅行の服装

4月~9月は気温も湿度も高い日が続きます。通気性のよいリネンやシルクの素材の服であれば快適に過ごせるでしょう。室内は冷房が強いので、羽織るものを必ず携帯しましょう。12月~2月も日本に比べて気温は高い日が続きますが、風が強く吹くため、体感温度は低く感じます。また暖房をあまりかけない習慣があるため、冬のコートは持って行った方がよいでしょう。

マカオのおすすめ観光スポット

マカオのおすすめ観光スポット

Photo by renato-marques on Unsplash

マカオのおすすめ観光スポットを紹介します。

マカオの観光スポット1:聖ポール天主堂跡

聖ポール天主堂はマカオのシンボル的な存在で、1602年にポルトガルのイエズス会によって建てられました。当時はアジアでは最大のカトリック教会で、当時、日本での迫害から逃れてきた日本人キリシタン達も建築に関わっていたそうです。1853年の火事で石造りの正面部分(ファサード)と階段の一部だけを残して、あとは全て焼けてしまいました。

おすすめポイント

裏手に残された階段を上ると、窓からはポルトガル領時代の建造物がならぶ街並みを見渡せます。また、階段から遺跡の上の窓に硬貨を投げ、うまく乗るとラッキーだと言われています。

基本情報
名称聖ポール天主堂跡
住所Santo António, Macau
エリアマカオ半島
「マカオ歴史地区」
定休日なし
営業時間天主堂跡 9:00~18:00
天主教芸術博物館 9:00~18:00(火曜日9:00~14:00)
※最終入場は閉館の30分前
ウェブサイトhttps://www.culturalheritage.mo/en/detail/hrtID100
入場料なし

マカオの観光スポット2:セナド広場

世界遺産に登録された「マカオ歴史地区」の中心にあるのがセナド広場です。セナド広場は、周りをパステルカラーの西洋建築に囲われた石畳の広場で、ポルトガル統治時代の文化が色濃く残る広場です。またマカオ歴史地区には仁慈堂大楼や聖ドミニコ教会など、20以上の建造物や8つの広場があり、レストランでマカオグルメを楽しみながら周囲を散策することができます。

基本情報
名称セナド広場
住所Senado Square, Macau
エリアマカオ半島
「マカオ歴史地区」
定休日なし
営業時間なし
ウェブサイトhttps://www.culturalheritage.mo/en/detail/hrtID55
入場料なし

マカオの観光スポット3:媽閣廟

媽閣廟(まかくろう)は、明の時代の1488年に建てられたマカオで最古の中国寺院です。マカオでは珍しい中国建築の世界遺産です。「媽閣」の広東語読み、「マーガオ」がマカオという地名の由来になったと言われています。航海の神様「媽祖」が祀られています。また、後ろに山、前に海という、風水上とても良い土地であることから、パワースポットとしても人気の寺院です。

基本情報
名称媽閣廟
住所A-Ma Temple, Macau
エリアマカオ半島
「マカオ歴史地区」
定休日なし
営業時間7:00~18:00
※最終入門は17:30
ウェブサイトhttp://www.wh.mo/cn/site/detail/1
入場料30元

マカオの観光スポット4:タイパ・ハウス

コタイ地区のタイパエリアにあるタイパ・ハウスです。タイパ・ハウスは、ポルトガル領であった当時、高級官僚や「マカエンセ」と呼ばれる中国人とポルトガル人双方の血を引く家族の住居であった5棟を指します。現在は4棟を博物館として一般公開しています。なかでも「マカエンセの家」と呼ばれる建物の中は、1900年代のポルトガル家具や、生活用品がそのまま展示されています。色とりどりの品々は美しく、一見の価値があります。

おすすめポイント

敷地内の噴水広場では、週末にライブやポルトガルダンスなどの催しものが行われることがあります。また毎年6月中旬には、蓮の花をテーマにした「マカオ・ロータス・フェスティバル」が開かれます。年末にはカウントダウンのイベント会場にもなります。

基本情報
名称タイパ・ハウス
住所Avenida da Praia, Carmo Zone, Taipa, Macau
エリアタイパ
定休日月曜日
営業時間10:00~19:00
※最終入館は18:30
ウェブサイトhttps://www.icm.gov.mo/en/housesmuseum
入場料なし

マカオの観光スポット5:カジノ・ヴェネチアン・マカオ

世界で最も大きいカジノリゾートが、カジノ・ヴェネチアン・マカオです。その敷地は97万平方メートル。ヴェネチアの宮殿を模したゴージャスなリゾート施設の中には、3000室の客室、巨大なカジノスペース、ショッピングモールがあります。さらに広大な敷地内にはポルトガル時代の建物を模した洋館や運河があり、水上をゴンドラが行き交います。レストラン街も充実しているので、カジノで遊ばなくても十分に楽しめるスポットです。

基本情報
名称カジノ・ヴェネチアン・マカオ
住所s/n Estrada da Baia de Nossa, Senhora da Esperanca, Macau
エリアタイパ
定休日施設による
営業時間施設による
ウェブサイトhttp://www.venetianmacao.com/
入場料施設による

マカオ旅行まとめ

マカオ旅行まとめ

Photo by renato-marques on Unsplash

マカオをおすすめする理由と過ごし方を紹介します。

マカオがおすすめの理由

マカオ独自の文化や料理

400年にわたるポルトガル領の歴史によって、マカオは街の景観からスイーツまでポルトガル文化が今も色濃く残っています。一方で香港や珠海も近く、飲茶など日本人に親しみやすい広東料理も充実しています。日本からのアクセスも良く、コンパクトな街に東洋と西洋の良いところがぎゅっと詰まっているので、短い休暇でも十分楽しめる街です。

文化、歴史と娯楽が一日で楽しめる

ポルトガル領時代の歴史的建造物が多く、「マカオ歴史地区」のあるマカオ半島と、世界最大規模の巨大なカジノリゾートのあるコタイ地区は橋で結ばれており、15分ほどで渡れます。そのため午前中はマカオ半島で歴史と文化を満喫、午後はコタイ地区でカジノを楽しむことが出来ます。文化、歴史と娯楽を一日で楽しめるのもマカオの魅力です。

マカオのおすすめの過ごし方

マカオ独特の文化を楽しむ

マカオ半島と、コタイ地区のコロアンエリア、タイパエリアには、それぞれ違った魅力があります。セナド広場から広がる「マカオ歴史地区」のあるマカオ半島。昔から漁師町として栄え、船着き場から村まで続く船人街が見どころのコロアンエリア。タイパ・ハウスなど、コンパクトに西洋文化を楽しめるタイパエリア。どこも小さなエリアでアクセスも良いので、気軽に足を運んで楽しむことができます。

カジノで遊ぶ

せっかくマカオに来たのなら、カジノで遊ぶのも良いでしょう。どのカジノも21歳以上であれば入場無料です。また、カジノに併設された娯楽施設もとても充実しています。

世界的に有名な「シルク・ド・ソレイユ」が上演されている舞台もあります。その他、レストランやショッピングモール、小型の遊園地など、カジノリゾートには老若男女問わず楽しめるアミューズメントがそろっています。子供と過ごす時はステージ鑑賞、大人の時間はカジノを満喫、そんな楽しみ方もできますね。

マカオ旅行まとめ

マカオは、歴史と文化、カジノリゾートが一体になった世界でも非常に珍しい都市です。香港や珠海からのアクセスも良いので、香港旅行や珠海旅行と合わせて気軽に遊びに来ることもできます。珠海旅行のおすすめについては「珠海の魅力を大解剖!珠海のおすすめ観光スポット5選」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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