ニューオーリンズの魅力とおすすめ観光スポット5選【アメリカ在住者が紹介】

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「アメリカにあるニューオーリンズがどんな都市なのか知りたい！」
「ニューオーリンズ旅行のベストシーズンはいつ？」
「ニューオーリンズのおすすめ観光スポットってある？」

と、ニューオーリンズ旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では、ニューオーリンズの魅力と観光スポットを紹介します。

ニューオーリンズってどんなところ

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アメリカ南東部にあるニューオーリンズについて紹介します。

ニューオーリンズとは

ニューオーリンズはルイジアナ州最大の都市です。ジャズの発祥地としても有名で、ルイ・アームストロングなど著名なジャズミュージシャンの故郷でもあります。また、カナダからやって来たアカーディアンの影響を受けたケイジャン料理や、ヨーロッパとアフリカの料理が融合したクレオール料理など、独特の文化とグルメを楽しめる都市です。

他の都市との違い

ジャズの発祥地というだけあり、ジャズクラブだけでなく、通りを歩いていても本格的なジャズを聴くことができます。街中や公園では、子供と大人が一緒にジャズを演奏している姿もよく見かけます。ジャズやブルース好きの方にはたまらない場所でしょう。またケイジャン料理やクレオール料理など、様々な地域の料理が融合したグルメが魅力です。

ニューオーリンズまでのアクセス方法

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日本からニューオーリンズまでのアクセス方法と市内のおすすめ移動手段を紹介します。

日本からニューオーリンズのアクセス方法

日本からルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港までの直行便はありません。ユナイテッド航空、日本航空などでシカゴ、デトロイト、サンフランシスコ等を経由し、片道24時間弱で到着します。

ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港からダウンタウンまでは「202エアポート・エクスプレス」というシャトルバスが便利です。片道1ドル50セントとかなりお得です。荷物が多いときはタクシーや配車サービスを利用すると良いでしょう。

ニューオーリンズ市内の移動手段

ニューオーリンズ市内、フレンチ・クオーターなどの中心街エリアは観光スポットが徒歩圏内にあるので徒歩での観光がおすすめです。湖畔地域へはレンタカーがお勧めです。

1. 路面電車（ストリートカー）
   ニューオーリンズの公共交通局RTA（Regional Transit Authority）が運営する路面電車がとても便利です。市民の足として365日、24時間運行しています。現在3路線走っており、そのうちのセント・チャールズ線は世界で最も古い路面電車です。観光に便利な一日乗り放題パス「ジャジーパス（Jazzy Pass）」も3ドルとリーズナブルなのでおすすめです。
2. 蒸気船
   ニューオーリンズの発展を支えたのが蒸気船です。陸路の発展に伴い生活の足としての役目は終え、今は観光の目玉になっています。ジャズの生演奏を聴きながらミシシッピー川を下る蒸気船クルーズが人気です。
3. 徒歩
   ニューオーリンズのダウンタウンは、コンパクトな街なので徒歩でも楽しめます。前途したストリートカーと徒歩を組み合わせての観光がおすすめです。

ニューオーリンズの治安は大丈夫？

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ニューオーリンズの治安と旅行の注意点を紹介します。

ニューオーリンズの治安について

ニューオーリンズは、ダウンタウンや観光地は安全に過ごせます。ただ、ダウンタウンのそばには治安の悪い地域もあるので、観光地やメイン通りから離れない方が無難です。また夜間に単独で行動するのは控えてください。

ニューオーリンズの注意点

危険な場所には行かない

ダウンタウンに隣接するセブンス・ワード、その隣のフロリダエリアは低所得者層が多く、治安が不安定です。興味本位で近づかないようにしましょう。

周囲の環境に目を配る

建物の壁に落書きがあったり、窓やドアに鉄格子があったりするエリアは治安の悪い地域です。近づかないようにしましょう。また、道端にホームレスがいたり、壊れた車が放置されている場所も避けましょう。

ホームレスと関わらない

アメリカではホームレスをよく見かけます。ニューオーリンズも例外ではなく、中には薬物やアルコール中毒、精神疾患がある人もいます。目が合うと、追いかけられたり、物乞いをされたりすることもあります。足早に立ち去り、関わらないようにしましょう。

ニューオーリンズの気候とベストシーズン

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ニューオーリンズ旅行に役立つ気候とベストシーズン、服装を紹介します。

ニューオーリンズの気候

ニューオーリンズは沖縄の緯度に近いため、年間を通して温暖な気候です。夏が長いのが特徴で、5月～9月頃の平均最高気温は約30度です。冬も日本の本州に比べると暖かく、平均最高気温は約17度まで上がります。

また、ニューオーリンズは竜巻やハリケーンの被害を受けやすい地域です。3月～5月は竜巻が起こりやすく、6月～11月はハリケーンが発生します。ハリケーンの接近状況については外務省の「海外安全ホームページ」で確認しましょう。

ニューオーリンズ旅行のベストシーズン

観光のベストシーズンは、3月～4月の早春と、10月～11月の秋です。過ごしやすい気候で災害も少なく、バカンスのシーズンではないので人混みも避けられます。

また、4月はフレンチ・クオーター・フェスティバルやジャズ・フェスティバルがあります。10月は全国フライドチキン・フェスティバルなどがあります。フェスティバルに参加されたい方は、旅行前に日程を確認しておきましょう。

ニューオーリンズ旅行の服装

カジュアルな服装をお勧めします。現地の人や、欧米からの観光客は非常にカジュアルなので、日本の「お出かけの服」を着ていると目立ち、日本人というアピールになってしまいます。悲しいことに日本人はスリやひったくりのターゲットになりやすい傾向があります。

また、ロングスカートなど丈の長いスカートを穿いていると、突然の土砂降りの雨でスカートが濡れてしまうことがあります。動きやすく、汚れが気にならないジーンズなどをお勧めします。

ニューオーリンズでのおすすめ観光スポット

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ニューオーリンズのおすすめ観光スポットを紹介します。

ニューオーリンズの観光スポット1：フレンチ・クオーター

フレンチ・クオーターは18世紀にフランスからの移民によって設立されたエリアです。ニューオーリンズの中心地であり、観光スポットです。19世紀に建てられた、バルコニーのあるカラフルな建物が有名で、歴史地区として保護されています。

フレンチ・クオーターの中で特に賑わうのがバーボン・ストリートです。バーボン・ストリートは夜の街で、昼間は静かですが、夜は通りに人が溢れ、バーやライブハウスでナイトライフを楽しみます。

基本情報

ニューオーリンズの観光スポット2：ジャクソン・スクエア

ジャクソン・スクエアは、ミシシッピー川に面したフレンチ・クオーターにある歴史的な公園です。1856年に米英戦争の英雄で第7代アメリカ大統領アンドリュー・ジャクソンの銅像が建てられ「ジャクソン広場（ジャクソン・スクエア）」が作られました。ミシシッピー川沿いの門から入ると正面にセントルイス大聖堂と銅像が現れます。まるでお城のように美しい大聖堂で、ニューオーリンズのランドマークになっています。

また広場では多くのジャズミューシャンや大道芸人がパフォーマンスを行っています。フレンチ・クオーターの散策に疲れたら公園でジャズを聴きながら一休みするのも良いでしょう。

基本情報

ニューオーリンズの観光スポット3：フレンチ・マーケット

フレンチ・マーケットはフレンチ・クオーターの一角にある青空市場です。アメリカ国内で最も歴史のある市場で、先住民の農作物市場がその起源です。フランス領時代にフランス人居住区となり、マーケットで働く人々の多くがフランス系だったためフレンチ・マーケットと呼ばれるようになりました。

1811年には、カフェ・デュ・モンドなど有名レストランができ、市場の規模が拡大しまた。黄色いアーケードをくぐると、飲食店や食料品店が続き、その奥はフリーマーケットが並びます。グルメもショッピングも楽しめる一大観光スポットです。

基本情報

ニューオーリンズの観光スポット4：シティー・パーク

シティー・パークはニューオーリンズの中心地からストリートカーで約30分の場所にある大きな公園です。1854年に開園した公園で、敷地はニューヨークのセントラルパークの倍もあります。公園内には趣ある橋や歩道があり、街の喧騒から離れてゆっくり散歩を楽しめます。また子供達が楽しめる植物園や遊園地もあり、家族で一日過ごせる公園です。ニューオーリンズの名店、カフェ・デュ・モンドのトレーラーも出店することがあります。

基本情報

ニューオーリンズの観光スポット5：オーデュボン水族館

オーデュボン水族館は1990年に設立された水族館です。南北アメリカ大陸の水生生物を中心にした水族館で、530種、10,000頭の動物が飼育されています。カリブ海のサンゴ礁の展示や、コンゴウインコ、アナコンダ、などのアマゾンの生き物、ミシシッピー川の生き物たちが見どころです。

また1万匹に一匹しか生まれないと言われる色素のないアルビノの白ワニも飼育されています。大きな水族館ではないですが、日本の水族館とは全く違う生き物たちを間近に見ることができます。

基本情報

ルイジアナ州・ニューオーリンズ旅行まとめ

Photo by Madison O’Friel on Unsplash

ニューオーリンズをおすすめする理由と過ごし方を紹介します。

ニューオーリンズがおすすめの理由

ニューオーリンズ独特のグルメと文化

ニューオーリンズは、ホットソースで楽しむケイジャン料理、新鮮な海鮮料理、クレオール料理など様々な地域の料理が融合したグルメが楽しめます。またフレンチ・クオーターにはフレンチコーヒーで世界的に有名なカフェ・デュ・モンドの本店があり、本場の味を堪能できます。さらにバーボン・ストリートに代表されるように、ジャズとお酒を楽しめる大人な街でもあります。

自然豊かな景観

ジャクソン・スクエアや、シティー・パーク、オーデュボン公園など、大きな公園や広場が多い街です。中心街の賑わいから離れ、ゆったりと過ごすことができます。オーデュボン公園の巨大な樫の木の下でピクニックを楽しむと、アメリカ南部の空気を味わうことができるでしょう。またポントチャートレイン湖の上に一直線に伸びた道路「コーズウェイ」を横断して雄大な景色を眺めることもできます。

ニューオーリンズのおすすめの過ごし方

グルメを満喫する

フランスのブイヤベースにアフリカからのオクラが加わり誕生したガンボ、スペインのパエリアから生まれたルイジアナの炊き込みご飯ジャンバラヤ、1月～5月にシーズンを迎える食用ザリガニのクロウフィッシュなど、ニューオーリンズには多様な文化を取り入れた名物料理がたくさんあります。どれも美味しく、列に並んで食べる価値があります。

また市場やレストラン、スーパーマーケットにはケイジャン料理に欠かせないホットソースがぎっしり並べられています。お気に入りのホットソースをお土産にするのも良いでしょう。

ニューオーリンズのスワンプを楽しむ

ニューオーリンズは低地にある都市で、中心地から海岸沿いに出ると、湿地や沼地が広がっています。ニューオーリンズには沼地や湿地を回る「スワンプ（湿地・沼地）ツアー」があり、ワニやアライグマなど野生動物を見ることができます。ツアーによっては赤ちゃんのワニをだっこできるそうです。また沼地住む人々の住居を間近に見ることもできます。

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