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エジプト
更新日:2024.3.15

アレクサンドリアの治安2024年版【エジプト旅行でトラブルに遭わない方法】

アレクサンドリアの治安2024年版【エジプト旅行でトラブルに遭わない方法】

Photo by Anwar Hassan on Pixabay

「アレクサンドリア旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのアレクサンドリア旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、アレクサンドリア旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではアレクサンドリアの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • アレクサンドリアの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • アレクサンドリア旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

アレクサンドリアの治安について

アレクサンドリアの治安について

Photo by Juan Nino on Unsplash

外務省の海外安全ホームページによると、アレクサンドリアを含む主要観光地の危険度はレベル1です。2017年に起こったアレクサンドリア県と近隣のガルビーヤ県のコプト・キリスト教会での自爆テロ事件を受けて、エジプト政府が発令した非常事態宣言は現在も継続しています。

エジプト政府は2018年から各地でテロリスト掃討作戦を開始し、2020年以降はシナイ半島以外のテロ事件は起きていません。テロの脅威以外にも、近年は一般犯罪や個人間の紛争に銃や爆発物が使われるようになり、トラブル予防のための安全対策が引き続き求められています。

アレクサンドリアでよく起こる犯罪例
  • スリ
    特にミニバスの乗降時にスリが多発しています。また、観光地での写真撮影中やスーク(市場)やショッピングモールでの買い物中に、バッグから所持品を抜き取られるケースも多いです。刃物でバッグを切り裂かれて財布を盗まれることもあります。
  • ひったくり
    バイクで後方から近付き、歩行者のバッグを掴み取るひったくりが多発しています。道で立ち止まって携帯電話を使用しているときに奪われるケースもあります。
  • 置き引き
    空港、ホテルのロビー、レストラン、博物館の中庭といった不特定多数の人々が出入りする場所で起こっています。鉄道や長距離バスの車内も要注意です。
  • タクシー運転手による荷物の持ち逃げ
    運転手に車両トラブルだからと一時降車を求められて降りたところ、トランクに入れた荷物を持ち逃げされるケースがあります。
  • 女性に対するハラスメント行為
    体を触られる、追いかけられるなどの痴漢行為が増加しています。特に男性が帯同していない外国人女性が狙われやすいです。また、1人旅の女性は宿泊先の従業員にも注意が必要です。しつこく誘われて不快な思いをしたら、はっきりと「NO」と意思表示することが大切です。

デモやストライキについて

2011年に中東・北アフリカで始まった反政府活動「アラブの春」により、ムバラク政権は退陣に追い込まれ、エジプト全土で大規模デモが起こりました。その後、現大統領のシーシー氏は政治や社会の混乱収拾を名目に軍主導の強権的な統治をしています。

デモ規制法が2013年に施行し、街頭活動は事実上禁じられています。しかし、物価上昇や補助金削減などで国民の不満は徐々に大きくなっています。海外に亡命中の実業家の呼びかけで、シーシー大統領の退陣を求める抗議デモが小規模ながら実行することもあります。

交通事情・事故について

運転手と歩行者のどちらも交通ルールやマナーを守らない人が多いです。一方通行やロータリーの逆走、信号無視、夜間の無灯火運転、横断歩道の無視、歩行者による高速道路横断など、何でもありです。

注意ポイント

個人経営のミニバスは、路線上であればどこからでも乗車・降車できるので市内の移動手段として便利ですが、事故が多いので避けましょう。無謀運転、速度超過、整備不良、過積載、運転手の薬物使用などが懸念されます。

アレクサンドリア旅行者の体験談

美しいビーチリゾートのアレクサンドリアは外国人観光客が多い分、タクシーのぼったくりが多発しています。外国人と分かると、メーターを使わないことがあるので乗車前に確認する必要があります。そのため、タクシーより配車サービスのUberを使うことをおすすめします。

また、「背中にクリームがついている」といい、注意をそらしている間に所持品を抜き取るスリが多発しています。特に子供のグループによる犯行が多く、一緒に歩いていた知人がこの手法で財布をすられました。

アレクサンドリア旅行の注意点

アレクサンドリア旅行の注意点

Photo by Oladapo Olusola on Pixabay

アレクサンドリア旅行では宗教や政治に関する注意点があるため、観光時はトラブルにならないように気をつけましょう。

注意点1:写真撮影の場所

軍関連施設や装備の写真撮影は禁止されています。警察・政府施設についても、警備状況が写り込むことがあるので控えましょう。街頭で軍装甲車を撮影して、拘束や強制退去させられた事例もあります。

注意ポイント

博物館や美術館、遺跡の内部でも撮影禁止になっている部屋があるので、監視員の指導に従いましょう。撮影が許されている観光地でも、人を被写体として撮影するときはトラブルにならないように注意してください。

注意点2:偽警官

路上で警官の所持品検査や飲酒取り締まりを装って、現金や携帯電話などを抜き取る事件が起きています。相手が車両利用の場合、ナンバーを控えましょう。周囲の人に通訳の協力を求めて、身分証明書の提示を要求することが大事です。

注意点3:飲酒

イスラム教は飲酒を禁じています。酒屋にアルコールは売っていますが、路上飲みや歩きながら飲むのはトラブルになる危険があるので絶対にやめましょう。

注意点4:ホテル

中級ホテル以上であれば、セキュリティがしっかりしているので安心して宿泊できます。ただし、外資系の高級ホテルはテロの対象になる可能性がゼロではないため、必要以上にロビーに長居しないほうが良いでしょう。

注意点5:古美術品

古美術品や遺跡からの出土品、一部の化石の国外持ち出しは厳しく制限されています。現在流通していない古銭についても持ち出し制限があるので、現地事情に詳しい人に必ず確認してください。

注意点6:バクシーシ

エジプトは貧しい人に施しを与える「バクシーシ」という習慣があります。特に観光客が集まる場所にバクシーシを求めるエジプト人がいますが、渡す意思がない場合は「ラー(いいえ)」とはっきり断りましょう。

アレクサンドリアの治安が悪いエリアと時期

アレクサンドリアの治安が悪いエリアと時期

Photo by Freesally on Pixabay

注意が必要な場所や時期、観光スポットを紹介します。

空港・ホテルのロビー

特定の治安が悪いエリアはありませんが、不特定多数の人が出入りする空港やホテルのロビーなどはスリや置き引きに気をつけてください。

注意が必要な時期

宗教行事

ラマダンや復活祭といった宗教行事が行われる期間はテロ事件が発生しやすいです。この時期に宗教施設に近づくのは控えましょう。

注意が必要な観光スポット

コプト教の教会

エジプト人の約90パーセントはイスラム教徒ですが、残りの約10パーセントがコプト・キリスト教徒です。ここ数年の間にコプト教会の聖マルコ大聖堂でテロ事件が発生し、死傷者が出ています。

特に復活祭(カトリックのイースター)やその1週間前の祝日であるパーム・サンデーは狙われやすいので、不用意にコプト教の教会に近寄らないようにしましょう。

アレクサンドリアの治安が良いエリア

アレクサンドリアの治安が良いエリア

Photo by maryaamelsadek on Pixabay

治安が良いエリアとおすすめの滞在先、観光スポットを紹介します。

海岸通り(Corniche)

アレクサンドリアの観光スポットは中心部と海岸沿いに集まっています。海岸通り(Corniche)は治安が良く、洗練されたレストランやカフェが立ち並びます。散歩や食事をするのに適しています。

モンタザ地区

中心部から東へ約20キロメートルにある、地中海を見下ろす高台のモンタザ地区も治安が良いことで知られています。特にムハンマド・アリー朝のアッバース2世が夏の宮殿として建造したモンタザ宮殿の庭園はゆっくり過ごせます。

おすすめの宿泊エリア

海岸通り(Corniche)のホテルであれば、安全で観光スポットへのアクセスが良いのでおすすめです。地中海のオーシャンビューが望め、旅行に最適です。また、モンタザ地区のモンタザ宮殿付近も安全なエリアでホテルもいくつかあります。

治安が良い観光スポット

新アレクサンドリア図書館

新アレクサンドリア図書館は11階建ての巨大な建物です。図書館以外に、プラネタリウムや考古学博物館が併設されています。館内は整備されているので安心して回れます。

カーイト・ベイの要塞(カイトベイ要塞)

カーイト・ベイの要塞は14世紀の大地震で崩壊した灯台跡地に灯台の建材を再利用して建造した要塞です。周辺も整備されており、おいしいシーフード料理を提供するレストランがたくさんあります。

その他の観光スポットについては「アレクサンドリアの魅力を大解剖!アレクサンドリアのおすすめ観光スポット5選」で紹介しています。

アレクサンドリア旅行の防犯対策

アレクサンドリア旅行の防犯対策

Photo by hamadapass on Pixabay

トラブルに遭わないための防犯対策を紹介します。

防犯対策1:貴重品の管理を徹底する

貴重品は常に肌身離さず持ち歩き、バッグをイスの背もたれにかけたり、テーブル横に置いたりするのはやめましょう。常に目の届くところに置くことを習慣づけてください。

防犯対策2:タクシーの利用時は警戒を怠らない

トラブルが起こりやすいため、客引きしているタクシーや相乗りタクシーは利用を控えましょう。また、タクシー運転手による荷物持ち逃げから身を守るために、運転手の降車を確認してから降りることが重要です。配車サービスのUber利用時も運転手への警戒は怠ってはいけません。

防犯対策3:人通りの少ない場所へ行かない

人がたくさんいる場所以外は出歩くのを控えましょう。通りが違うだけで人の流れや雰囲気が変わることがあります。少しでも危険を感じたら素早くその場から移動しましょう。また、日本と比べると決して安全ではないため、夜間の1人歩きは控えてください。

防犯対策4:こまめに情報収集する

旅行中に事件が発生することもあるため、日本の報道や現地の新聞、テレビ、SNSなどの情報に常に目配りしましょう。アラビア語の情報にもGoogle翻訳などでざっと目を通すと良いです。ただし、事件が発生した後は、根拠のない不確かな内容やフェイクニュースも流れるので要注意です。

防犯対策5:露出しない

女性はなるべく肌を露出せず、体のラインが隠れるゆったりした服がおすすめです。目があっただけで「誘っている」と勘違いする男性もいるので、サングラスをかけるのも対策になります。混雑したバスも避け、必要以上に現地の男性との距離が近くならないように気をつけましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by Mohamed Elkomy on Pixabay

海外旅行では予期せぬトラブルが起こることがあります。トラブルに遭ったときの対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに新規旅券の発給を待てない場合は「帰国のための渡航書」を在エジプト日本国大使館で申請します。詳しくは在エジプト日本国大使館のウェブサイトをご確認ください。

必要なもの
  • 渡航書発給申請書
  • パスポート用写真(縦4.5cm・横3.5cm)
  • 戸籍謄(抄)本
  • その他渡航日程等が確認できる書類
  • 手数料

交通事故

エジプト人は軽い接触は事故と考えない傾向にあります。可能な限り、相手の車両情報(ナンバープレート、車種、車の色)、運転手情報(氏名、連絡先)を記録しましょう。できるだけ早く事件発生地を管轄する警察署で届け出を提出し、ポリスレポートを入手するのが重要です。

通訳について

アラビア語しかわからない警察官が多いので、通訳を依頼するとスムーズに処理できます。海外旅行保険によっては通訳サービスを提供している保険会社もあります。

ケガや体調不良

エジプトでの外国人向け医療費は決して安価ではありません。状況によっては、近隣の先進国への移送が必要な場合もあります。クレジットカードの付帯保険では補償内容が不足する場合があるので、十分な補償が確保できているか事前にチェックしておきましょう。また、推奨されている予防接種は受けておくことをおすすめします。

以下は英語対応が可能な大手の総合病院です。

Alexandria New Medical Center(ANMC)
エリアSidi Gaber
住所14th of May Bridge Rd, Ezbet Saad, Sidi Gaber, Alexandria Governorate
電話番号203-429-6920
080-0955-5555(Hotline)
ウェブサイトhttp://www.anmchosp.com/
International Cardiac Center(ICC)
エリアSidi Gabir
住所Izbat Saed Sidi Gabir, Qesm Alexandria Governorate
電話番号203-420-7320
ウェブサイトhttp://www.icchospital.com.eg/ICC_Home_Ar.aspx

アレクサンドリアの緊急連絡先リスト

エジプト旅行中にトラブルに遭ったときの緊急連絡先です。非常時に備えてメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察122
消防180
救急123
在エジプト日本国大使館202-2528-5910

在エジプト日本国大使館について

アレクサンドリアには大使館がないため、緊急時はカイロにある在エジプト日本国大使館を利用しましょう。旅行中、事故や事件などのトラブルに遭ったときにサポートしてもらえます。

基本情報
名称在エジプト日本国大使館
住所81 Corniche El Nil Street, Maadi, Cairo P.O.Box 500, Maadi
電話番号202-2528-5910
ウェブサイトhttps://www.eg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

アレクサンドリア旅行の治安まとめ

アレクサンドリア旅行の治安まとめ

Photo by mhamdyy on Pixabay

旅行を満喫するためにはトラブルに遭わないことが重要です。防犯グッズを利用して、安全に旅行を楽しみましょう。

おすすめの防犯グッズ
  1. セキュリティポーチ
    パスポート、携帯、財布の3つの貴重品を一括して管理するのに適した小ぶりのセキュリティポーチが便利です。防水機能とスキミング防止機能がついているものを選びましょう。1人旅で、夜行列車や夜行バスに乗るとき重宝します。
  2. 南京錠
    盗難に遭わないためにさまざまな場面で活用できるので、1つか2つ南京錠を持参すると良いでしょう。バックパックのファスナーに通してロックをかけたり、スーツケースの鍵として利用できます。ゲストハウスの部屋にあるロッカーは、鍵がついていないことも多いので大いに役に立ちます。4桁のダイヤル式がおすすめです。
  3. 防犯ブザー
    女性は痴漢撃退用の防犯ブザーを用意しておくと良いです。小型ながらピンを抜くだけで大音量が出るタイプもあります。

アレクサンドリアの治安まとめ

本記事で紹介した犯罪被害に遭わないための注意点を守り、防犯意識をしっかり持っていれば、安心して旅行ができる都市です。「アレクサンドリアは日本と異なる」という点を念頭に置き、自分の身は自分で守るという意識を持って用心を怠らないことが重要です。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。

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