Xmobile 旅のおともに海外WIFIレンタル

Blog Archives
タイ
更新日:2024.3.15

バンコクの治安2024年版【タイ旅行でトラブルに遭わない方法】

バンコクの治安2024年版

Photo by Robert Eklund on Unsplash

「タイ旅行を検討しているけど、バンコクの治安は大丈夫?」
「初めてのバンコク旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、タイ旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではタイ・バンコクの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • タイ・バンコクの治安
  • バンコクの危険なエリアと安全なエリア
  • タイ・バンコク旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

タイ・バンコクの治安について

タイ・バンコクの治安について

Photo by Robert Eklund on Unsplash

バンコクは日本人居住者も多く、治安は比較的良いとされています。しかし、外務省海外安全情報による2018年の統計では街中でのスリ・詐欺が約25,000件、殺人・傷害事件が約14,000件と犯罪件数は日本より多いです。

日本人の被害状況

日本人が被害に遭いやすい犯罪は窃盗・詐欺が最も多く、在タイ日本大使館に年間200件程度の被害が報告されています。過去には日本人が強盗致傷事件などの凶悪犯罪の被害に遭った事例もあります。治安が良いと言われる場所であっても、海外旅行の際は十分な注意が必要です。

バンコクでよく起こる犯罪例
  • スリ
    ショッピングモールや電車内などの混雑する場所でスリが多発しています。複数人に囲まれ盗まれたり、ナイフ等で鞄を切られ盗まれたりします。子供や女性が話しかけてきて、その間に別の人物に口の開いた鞄やズボンのポケットから貴重品を盗まれる被害もあります。
  • ひったくり
    歩行中に2人乗りのバイクが後方から近づき、鞄をひったくられることがあります。
  • 恐喝
    夜間に1人でタクシーを利用した際、運転手に刃物で脅され現金や時計を強奪された事例があります。
  • 置き引き
    レストランやショッピングモールのフードコートで、座席の背もたれに荷物をかけていると持ち去られます。

デモやストライキについて

タイ国内では不定期にデモが起こっています。現在は若者を中心にしたグループが反政府デモと王室批判をしており、デモが起こると1~2週間続きます。

デモが行われるのは夕方から夜にかけての時間帯が多く、集会場所の周辺は警察によって封鎖されることもあります。また、駅周辺が集会場所になる場合は沿線の電車は数時間運休になります。

交通事情・事故について

バンコクは非常に交通事故が多い都市です。慢性的に渋滞がひどいため、先を急ごうと無理な車線変更や割り込みをする運転手がいます。その際に他の車やバイクと接触する事故が多発しています。

注意ポイント

バンコク市内には基本的に歩行者用の横断歩道がありません。そのため、車道を横断するには車が途切れる合間に渡る必要があります。手を大きく上げて、車が停車したのを確認してから渡ります。

タイ在住者の体験談

お札を強奪する被害に注意

近年では「日本円を見たことがないから見せてほしい」と日本人に近づき、見せた途端にお札を強奪するという手口の犯罪が横行しています。日本に関心を持っていると思って、親切心で対応してしまう人の心理を利用した巧みな犯罪です。
タイ在住歴が長い人でさえ、油断すると被害に遭います。しかし、気を付けて行動すれば犯罪に巻き込まれる可能性は下がります。

タイ・バンコク旅行の注意点

タイ・バンコク旅行の注意点

Photo by Sven Scheuermeier on Unsplash

比較的治安が良いタイの首都バンコクですが、日本と違う習慣やマナーもあります。バンコクを安全に旅行するための注意点を紹介します。

注意点1:デモ

バンコクでは不定期にデモが起こります。全く行われない時期もあれば、1~2週間連続で行われる場合もあります。デモが行われると周辺道路が封鎖されたり、電車が運休になったりします。夜遅くまで移動が難しくなることもあるので、出先でもデモの情報を確認すると安心です。集会場所は危険なので絶対に近づかないようにしましょう。

注意点2:野良犬

バンコクでは街中のあちこちに野良犬がいます。近づいてきた野良犬を手や足で追い払おうとすると噛まれることがあります。タイは狂犬病衛生国ではないため、噛まれると狂犬病になる可能性があります。狂犬病は発症したらほぼ100%の致死率という恐ろしい病気です。野良犬には絶対に近づかないようにし、万一噛まれたらすぐに病院に行きましょう。

注意点3:王室の不敬罪

タイでは王室は絶対的な存在です。王室や国王のことを批判する発言や礼儀を欠く行動は処罰の対象になります。タイ国内にいる間は王室の不敬になる言動は控えましょう。

注意点4:客待ちトゥクトゥク

タイらしさを感じられるトゥクトゥクは観光客に人気の乗り物です。しかし、観光地の出口で客待ちをしているトゥクトゥクは、高い運賃を提示してくる場合が多く見受けられます。トゥクトゥクを利用する際は必ず乗車前に運賃の確認が必要です。

バンコクの治安が悪いエリア

バンコクの治安が悪いエリア

Photo by Wanaporn Yangsiri on Unsplash

バンコクの治安が悪いエリアと注意点を紹介します。事前に治安が悪いエリアを知っておくと危険に遭う確率が低くなります。

クロントイ

クロントイバンコク中心部に近い場所にある国内最大規模のスラム街です。地元のタイ人も住民以外は近づかないエリアです。特に夜は治安が悪化するので絶対に近づかないでください。

パッポン通り

バンコク屈指の夜の繁華街、パッポン通りは観光客も多く訪れるエリアです。特にナイトマーケットが有名でたくさんの露店が並び、観光客で混雑します。財布やパスポートが盗まれるスリが頻繁に起こっています。

ソイカウボーイ

ソイカウボーイバーが多く集まるナイトスポットです。夜になると多くの店がひしめき、中には強引な客引きもいます。「飲み放題」「〇〇バーツだけ」と言われて入店したものの、会計時に法外な金額を要求されることもあります。事前にメニュー表を確認するなどの注意が必要です。

注意が必要な観光スポット

人気のある観光スポットの中には注意が必要な場所もあります。紹介する観光スポットに訪れる際は十分に気をつけましょう。

ワット・プラ・ケオ(王宮・エメラルド寺院)

ワット・プラ・ケオはバンコクの有名な観光名所です。しかし、観光客を狙った犯罪が多発しています。この周辺にはプロのスリ集団がいるため、鞄の口をしっかり閉じて前に持ち、貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。

カオサン通り

バックパッカーの聖地として有名なカオサン通りは、様々な国からの観光客が多く宿泊するエリアです。若い外国人観光客が多く、昼夜問わず多くの人で賑わいます。しかし、夜間は人通りが少ない路地もあるので注意が必要です。

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット

バンコク最大のチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットは観光客だけでなく地元の人も多く訪れます。周辺の駅や歩道も混雑し、スリや置き引きも多発しています。マーケット内では現金しか使えないため、クレジットカードはホテルのセーフティーボックスに預け、買い物に利用する現金のみを持って行くと安心です。

バンコクの治安が良いエリア

バンコクの治安が良いエリア

Photo by Minseok Kwak on Unsplash

バンコクの比較的治安が良いエリアを紹介します。

サイアムエリア

サイアムエリアバンコク屈指の繁華街でショッピングセンターや高級デパート、5つ星ホテルが立ち並ぶエリアです。1日を通して人の往来があり、ひったくりなどの心配はほとんどありません。高級デパート、5つ星ホテルが多くあるエリアでは犯罪発生率が低いため、安心して滞在できます。

プロンポンエリア

プロンポン駅周辺日本人駐在員が多く住むエリアです。高級コンドミニアムが点在し、ショッピングモールをはじめ、日本食やイタリアンなどのレストランも豊富です。富裕層のタイ人も多く居住しているため、治安が良いエリアです。ただし、夜間は暗くなる道もあるので注意が必要です。

おすすめの宿泊エリア

高級ホテルが立ち並ぶエリアは安心して宿泊することができます。シェラトンやシャングリラなどの高級ホテルが並ぶ「リバーサイドエリア」と、日系ホテルやスタイリッシュな高級ホテルが多い「スクンビットエリア」がおすすめです。

バンコクの治安が良い観光スポット

初めてのバンコク旅行や子連れの家族旅行、女子旅でも安全な観光スポットを紹介します。

エカマイ、トンロー

エカマイ、トンロー日本人駐在員が多く住み、子供が遊べる施設も豊富です。屋内の遊戯施設は専門のスタッフが子供の様子を監視してくれるので、安心して遊ぶことができます。遊戯施設の周辺には日本食のレストランやカフェも豊富で衛生面も安心です。

チャオプラヤ川沿い

チャオプラヤ川沿いには5つ星の高級ホテルがあるほか、日本の高島屋が入っている高級ショッピングモールもあります。経済的に余裕のある観光客が集まる場所なので、チャオプラヤ川のクルーズやショッピングを安心して楽しめます。

タイ・バンコク旅行の防犯対策

タイ・バンコク旅行の防犯対策

Photo by Evan Krause on Unsplash

バンコクは比較的治安が安定している都市ですが、犯罪が全くないわけではありません。タイのバンコクで安心して海外旅行を楽しむための防犯対策を紹介します。

防犯対策1:タクシー運賃を事前に確認する

タクシーは原則メーター制ですが、中には観光客を相手にぼったくりをするタクシー運転手もいます。特に観光地で客待ちをしているタクシーには注意が必要です。トラブルにならないよう乗車前に必ずメーター制なのか、一律であれば運賃はいくらなのかを確認します。

防犯対策2:高価なものを身に着けない

高価な時計やアクセサリーを身に着けていると、強盗やスリに遭う確率が高まります。旅行中はできるだけ目立たないように、高級な時計やブランド物のバッグなどは持ち歩かないようにしましょう。

防犯対策3:夜間に1人で出歩かない

バンコク市内には夜の繁華街がたくさんあり、夜遅くまで出歩く観光客も多いです。賑やかで人通りが多い場所から1本路地に入ると、途端に人気がない危険な場所も存在します。夜間の外出は極力控えるか、外出するなら複数人で行動する方が安全です。

防犯対策4:鞄は体の前面に持つ

人が多く混雑している場所では鞄は体の前面に持つようにしましょう。また、鞄はファスナー等で口が閉まるものを利用し、貴重品はできるだけ奥の方に入れてください。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by ConvertKit on Unsplash

バンコク旅行でトラブルに遭遇した場合、まずは最寄りの警察に行き被害届を出します。その際に場所や日時、関係者がいる場合は相手の名前や連絡先が必要になります。可能な限り書き留めておくか、スマホ等で記録を残しておくことが重要です。

突然のトラブルにも落ち着いて行動できるよう対処方法を知っておくと安心です。盗難や事故などの対処方法を紹介します。

盗難・破損

私物の盗難や破損の場合は海外旅行保険が適用できる場合があります。その場合、保険申請に警察の被害届の控えが必要となるので、被害届を出した際には必ず控えを受領します。

パスポートの紛失

パスポートの紛失・盗難の際はすぐに在タイ日本国大使館に連絡し、渡航書の発給を依頼します。申請・受領ともに手続き可能なのは本人のみです。渡航書の発行日は大使館で決定されます。

必要なもの
  • 紛失場所を管轄する警察署で発行されたタイ語の紛失、盗難証明書
  • パスポート用写真2枚(縦4.5cm・横3.5cm)
  • 帰国便の航空券もしくは予約確認書類
  • 戸籍謄本もしくは本籍地の入った住民票
  • 渡航書発給申請書

交通事故

警察が到着したら事故の状況を説明します。通訳が必要な場合は海外旅行保険の現地窓口やオペレーターに電話をかけると、通訳サービス実施している保険会社もあります。

ケガで病院に行く場合は事前に病院と保険会社に連絡しましょう。大きな事故の場合は救急隊員に「日本語対応の病院に搬送してほしい」と伝えれば可能な限り対応してもらえます。

ケガや体調不良

バンコク市内には日本語対応が可能な病院が複数あります。どの病院も設備が整った立派な施設で、日本人の通訳が常駐しています。事前に電話連絡をしておくと、病院到着後がスムーズです。パスポートや海外旅行保険の書類を必ず持参しましょう。

バムルンラード病院
エリアスクンビットエリア
住所33 Soi Sukhumvit 3, Khlong Toei Nuea,Watthana, Bangkok 10110
電話番号02-011-3388(24時間日本語対応)
バンコク病院
エリアスクンビットエリア
住所2 Soi Phetchaburi 47 Yaek 10, Bang Kapi, Huai Khwang, Bangkok 10310
電話番号08-9814-3000(24時間日本語対応)
サミティベート・スクンビット病院
エリアスクンビットエリア
住所133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua, Vadhana, Bangkok 10110
電話番号020-222-122

タイ・バンコクの緊急連絡先リスト

タイ旅行中にトラブルに遭ったときの緊急連絡先です。

緊急連絡先電話番号
警察191
消防・救急199
在タイ日本国大使館0-2207-8500

在タイ日本国大使館について

大使館はタイ在留日本人への行政サービス以外に、タイ旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートもしています。また、タイの治安や渡航に必要な情報を発信しています。

基本情報
名称在タイ日本国大使館
住所177 Witthayu Road, Lumphini, Pathumwan, Bangkok. 10330
電話番号0-2207-8500

タイ・バンコク旅行の治安まとめ

タイ・バンコク旅行の治安まとめ

Photo by Evan Krause on Unsplash

バンコクではスリや置き引き、ひったくり等の軽犯罪は毎日のように起きています。交通事故も非常に多いので日本人が巻き込まれたケースもあります。バンコクに限らず、旅行中はトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

防犯グッズを利用すれば、スリや置き引きは未然に防げます。海外旅行におすすめの防犯グッズを紹介します。

おすすめの防犯グッズ
  • 防犯ブザー
    万が一の場合に備えて防犯ブザーを携帯しておくと安心です。
  • ファスナー式の鞄
    貴重品を入れて口がしっかり閉まる鞄は、スリを防止する効果があります。斜め掛けタイプで体にフィットするものがおすすめです。
  • 南京錠、チェーン式ロック
    ゲストハウスやホステルに宿泊する場合、他のゲストと部屋を共用する場合があります。防犯性が低いため、部屋のクローゼットの扉をロックする南京錠やスーツケースを家具に固定するチェーン式ロックを持参しましょう。

タイ・バンコクの治安まとめ

被害に遭わないためには人通りの少ない場所へ行かないこと、交通事情をよく把握すること、貴重品は常に肌身離さず持ち歩くことなどが重要です。バンコクは防犯の意識を忘れなければ、安心して旅行ができる都市です。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しいバンコク旅行になることを願っています。

タイWiFiレンタルのご案内

海外WiFiレンタル 簡単料金シミュレーション

1渡航先を選んでください
地域
国名
2渡航期間を選んでください
出発日
帰国日
レンタル料金
--

国名から料金を見る

  • ア行
  • カ行
  • サ行
  • タ行
  • ナ行
  • ハ行
  • マ行
  • ヤ行
  • ラ行
  • ワ行
お電話でのお問い合わせ
平日 9:30~12:00 / 13:00~18:00
(土・日・祝は定休日)
海外からのお問い合わせ
平日 9:30~12:00 / 13:00~18:00
(土・日・祝は定休日)
MENU