フランス旅行のおすすめ4都市とフランス在住者が選ぶ観光スポット13選

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「フランス旅行のおすすめ都市が知りたい！」
「初めてのフランス旅行で、どの都市に行くか悩んでいる。」
「パリ以外におすすめの観光スポットってある？」

と、フランス旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では、フランス在住者が選ぶおすすめの都市と観光スポットを紹介します。

おすすめ都市：フランスの首都パリ

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多くの人にとっての憧れの都市であるフランスのパリ。人生で1度は訪れてほしいパリの魅力とおすすめ観光スポットを紹介します。

パリってどんな都市

フランスの首都パリは、他の都市とは違った雰囲気を持っています。パリジャンと呼ばれる人々はどこか気高く、堂々と街を歩く姿は誰もが憧れを抱く存在です。

多くの日本企業や日本食レストランがあるパリは、日本人にとってフランスで最も住みやすい都市です。

フランスの首都パリへの行き方

パリ（シャルル・ド・ゴール国際空港）へは成田、羽田、関西の3つの空港から直行便が出ています。

パリには空港が4箇所あります。トランジット（乗り継ぎ便）を利用すると、シャルル・ド・ゴール国際空港には到着しない可能性があります。到着先がシャルル・ド・ゴール国際空港の便なのかを確認しましょう。

空港からパリ市内へはバス、鉄道、タクシー、送迎サービスがあり、移動時間は1時間ほどです。目的地によって交通手段が異なるので、事前に調べることをおすすめします。

フランス旅行にパリがおすすめの理由

パリは、スイーツ好きに一度は訪れてほしい都市です。多くの日本人パティシエがフランスで技を磨いています。スイーツの本場の味が楽しめるパティスリーがパリに集中しています。スイーツだけでなく、最新アートを学びに来る学生もパリに多くいます。

パリの観光スポット1：エッフェル塔

パリの欠かせない観光スポットがエッフェル塔（Tour Eiffel）です。記念の写真撮影の他に、タワーが見えるカフェでお茶をしながら時間を過ごすと、パリジャンになった気分が楽しめます。昼間だけでなく、夜に遠目から見えるエッフェル塔も素敵な思い出になりおすすめです。

塔に登るにはチケットが必要です。日本語のウェブサイトから購入できます。
行き方は様々あり、エッフェル塔をどの角度から見るかにもよります。おすすめはトロカデロ駅で降り、トロカデロ広場から少し遠目に見ながら階段を降りて迫力を味わう方法です。

基本情報

パリの観光スポット2：サクレ・クール寺院

サクレ・クール寺院（Basilique du Sacre Coeur）はパリで最も高い丘、モンマルトルの丘に佇む美しい寺院です。この丘からはパリ市内を一望でき、天気の良い日にはエッフェル塔も見えます。

最寄り駅を降りてからのケーブルカーの利用は、メトロで使った同じチケットが使えます。ただし、上りの片道だけになります。

モンマルトルの丘は、フランス映画『アメリ』の舞台になった場所です。主人公アメリが映画の中で働いていたカフェ（Café des 2 Moulins）がこの地域にあります。
この地域のカフェや雑貨屋はフランス独特の雰囲気を持ったお店が多く、おすすめの観光スポットです。

基本情報

パリの観光スポット3：エトワール凱旋門

パリのエトワール凱旋門（Arc de triomphe de l’ Étoile）は12の道路が集結する大きなロータリーになっています。ロータリーと言っても各道路から入ってくる際に信号が無いため、車が止まることはありません。日本にはまだこのような交差点が少ないので、車がどこからきてどの方向へ向かうのか、特に車が多い平日は眺めているだけでも新鮮な光景です。

凱旋門に辿り着くには、地下横断歩道を見つける必要があります。横断歩道から門の見学チケットを購入できる受付へとつながっています。

基本情報

パリの観光スポット4：シャンゼリゼ通り

パリで最も美しいと言われるマロニエの並木道が、シャンゼリゼ通り（Avenue des Champs-Élysées）です。凱旋門を観光した後にショッピングや、カフェで優雅に休憩できる観光スポットです

シャネル、ルイヴィトン、ディオールをはじめとするフランスメイドの高級ブランド店やパティスリー、カフェなど、様々なお店が2kmに渡って並んでいます。

ピエールエルメ、ラデュレ、ジョエルロブションなど、有名なパティスリーがたくさんあります。どのお店も食事やカフェの優雅な時間を楽しめます。

また、シャンゼリゼ通りで食べる朝食は、現地パリジャンになった気分になれます。パリ旅行のおすすめの楽しみ方です。

基本情報

おすすめ都市：フランス南東部のリヨン

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美食と世界遺産の都市として有名なリヨンの魅力とおすすめ観光スポットを紹介します。

リヨンってどんな都市

リヨンはローヌ川とソーヌ川の二本の川が流れ、歴史ある街並みが美しい都市です。また、美食の都としても有名です。

アルプス山脈が近く、冬には多くのスキー客がリヨンを経由して冬のバケーションに出かけます。多くの観光客がGîtes de Franceを利用して格安の宿を探します。

リヨン市内は3つの主要な駅（パーデュ、ベルクール、ビューリヨン）があります。この3駅を網羅すれば、短い旅行期間でも簡単に観光巡りができます。

フランス南東部の都市リヨンへの行き方

リヨンの国際空港（リヨン・サン＝テグジュペリ国際空港）へは、日本からの直行便はありません。しかし、パリや他のヨーロッパ圏内の都市を経由して、訪れることができます。

空港からは、ローヌ・エクスプレスというトラム、ブラブラバス、鉄道、タクシー、レンタカーで市内に移動できます。フランス国鉄TGVを利用すると、パリから2時間ほどでリヨン市内に到着します。

フランス旅行にリヨンがおすすめの理由

パリに次ぐフランス第2の都市として知られていますが、観光巡りはパリより便利です。リヨン市内の移動手段は、メトロ、トラム、バスの3つがあります。

都市の東西南北に4本のメトロがあります。駅の数が多くなく、覚えやすいので簡単に目的地に到達できます。

また、リヨンは世界遺産の都市としても有名です。リヨン独自の旧市街を散策する方法があり、観光巡りがより楽しめます。

リヨンの観光スポット1：ビューリヨン旧市街

多くの観光客が訪れるビューリヨン（Vieux-Lyon）は、世界遺産に登録されている人気の観光スポットです。
クレープやガレットを片手に歴史ある旧市街を散策できます。

トラブール（Traboule）という昔の人々が建物と建物の間に作った近道を探してみるのが、ビューリオン旧市街の楽しみ方です。秘密の通り道を見つけたような気分になり、リヨン観光を楽しめます。

有名なトラブールはThe long Trabouleです。他にも様々な場所に隠れていますが、建物に住んでいる住人がいるので、迷惑にならない程度に楽しみましょう。

お土産屋が多く並ぶ通りは、リヨン伝統のビストロ、ブションで郷土料理が楽しめます。
多くのレストランとショップが10時～22時30分頃まで営業をしています。観光客が多くなる週末も開いているお店がほとんどです。

基本情報

リヨンの観光スポット2：フルヴィエールのノートル・ダム大聖堂

小高い丘の上にあるフルヴィエール（Fourvière）は、リヨンの街並みを一望できるおすすめの観光スポットです。
フォービア駅を降りるとすぐ目の前にノートル・ダム大聖堂が見えます。ビューリヨン駅からケーブルカーが出ているので、簡単に丘の上まで登ることができます。

90分の大聖堂ルーフトップツアーは、季節によって開催時刻が異なるため、事前予約をおすすめします。ツアーに参加しなくても、大聖堂の前を通り過ぎ奥へ進むと、リヨンの街を一望できるスポットが現れます。ここからでも十分にリヨンの街並みを眺めることができます。天気の良い日には、遠くに雪の積もったアルプス山脈が見えます。

基本情報

リヨンの観光スポット3：ポール・ボキューズ中央市場

ミシュラン2つ星を獲得したポール・ボキューズレストランの創始者であるポール・ボキューズの名前をとった、屋根付き市場のポール・ボキューズ中央市場（Halles de Lyon Paul Bocuse）はおすすめの穴場観光スポットです。

ワイン、チーズ、ソーセージ、チョコレート、菓子、新鮮な魚介類など、フランス・リヨンで味わいたいものが全て集まっています。

カフェやレストラン形式になっている店が多いです。お土産だけでなく、その場ですぐに味わえる市場です。フランスの食材を楽しむことができ、地元のフランス人にも人気のスポットです。

基本情報

おすすめ都市：フランス南部のマルセイユ

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フランス南部の都市マルセイユは、地中海に面した港町です。年間を通して穏やかな気候の地域です。マルセイユの魅力とおすすめ観光スポットを紹介します。

マルセイユってどんな都市

商業が盛んなフランス最大の港湾都市です。また、兵庫県神戸市の姉妹都市です。姉妹都市交流50周年を記念し日本庭園を作るなど、神戸市長も訪れた日本と交流が深い都市です。

フランス南部の都市マルセイユへの行き方

日本からマルセイユの直行便はありません。パリや周辺のヨーロッパ都市を経由する必要があります。パリからはフランス国鉄TGVを利用して3時間半、リヨンから1時間半で到着します。

フランス旅行にマルセイユがおすすめの理由

地中海に面したプロバンス地方にあるマルセイユは、新鮮な魚介類が有名です。港にはたくさんのボートが並び、活気ある朝市を横目にゆったりと散歩ができます。歴史ある港湾都市なので、他の都市とはまた違った街並みが楽しめます。

マルセイユの観光スポット1：カランク・ド・マルセイユ

少し足を伸ばすと、海に面したマルセイユの絶景スポットがあります。カランク・ド・マルセイユ（Calanques de Marseille）は、海沿いにある国立公園です。

バスで公園の入り口まで行くことができます。日本語のツアーもありますが、公園の入り口からハイキングするのがおすすめです。辿り着くまでに見える絶景は、とても素晴らしい思い出になります。
現地に住むフランス人は、サンドイッチや軽食を持って朝から出発します。マルセイユの大自然を楽しむおすすめの過ごし方です。

基本情報

マルセイユの観光スポット2：イフ島・フリウル島

ビューポート（Vieux-Port）の港からフェリーに乗って見学できるのが、イフ島とフリウル島（If・Frioul）です。

イフ島には、シャトー・ディフという牢獄として使われていた要塞があります。フリウル島には現在も住人がいます。レストランがあるので、昼食を楽しむのもおすすめです。

島にはとても綺麗なビーチがあり、マルセイユの海の美しさは圧巻です。どちらの島からもマルセイユの街が見渡せ、歴史と自然を楽しめる小旅行になります。

基本情報

マルセイユの観光スポット3：ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院

ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院（Basilique Notre-Dame de la Garde）は標高が高く、マルセイユの街並みを360度見渡せる位置にあります。

ビューポート（Vieux-Port）の港から歩いて20分ほどで到着します。観光用の小さな列車が巡回しているので、列車を使うと簡単に着きます。

寺院内の装飾は船をモチーフに造られており、天井から釣り下げた船の模型がいくつもあります。その他の装飾もとても美しく、座って眺めるだけで感動します。

基本情報

おすすめ都市：フランス南東部のボルドー

Photo by Vince Gx on Unsplash

フランスでとても美しい都市として有名なのがボルドーです。フランス人も住みたくなる都市、ボルドーの魅力とおすすめ観光スポットを紹介します。

ボルドーってどんな都市

ボルドーはフランス南東部の海が近い都市です。ガロンヌ川が流れており、川沿いの街が「月の港」として世界遺産に登録されています。

日本でよく見かけるフランスのお菓子カヌレは、ボルドーが発祥の地です。カヌレのお店は何店舗もあるので、簡単に見つけられます。特に有名なのがCANELÉ BAILLARDRANとLa Toque Cuivréeの2店舗です。

フランス南東部の都市ボルドーへの行き方

日本からの直行便はありませんが、パリから乗り継ぎ1時間ほどで到着します。ボルドー・メリニャック空港から市内へは、シャトルバスとトラムがあり1時間弱で到着します。
フランス国鉄TGVを利用すれば、パリから2時間ほどで直接市内まで辿り着けて便利です。

ボルドーにはメトロがありません。市内の交通手段はトラム、バスまたは船を利用します。一日乗車券が安く手に入り、全ての交通手段で使えます。

フランス旅行にボルドーがおすすめの理由

昔イギリス領だったボルドーの川沿いの街は、イギリス・ロンドンの街並みに雰囲気が似ています。伝統的な建物や美しい景色があり、歩いて街を散策するだけでも旅行を満喫できます。

ボルドーの観光スポット1：ワイン博物館

ボルドーと言えば、ワインです。2016年に創られた比較的新しいワイン博物館（La Cité du Vin）があります。館内はとても広く綺麗で、全てを見学するには一日かかります。

日本語のオーディオガイドを無料で貸し出してくれ、各展示品にあるイヤホンマークをかざすと日本語での解説が流れます。ボルドー産のワインだけでなく、世界のワイン生産量、消費量など、ワインのありとあらゆる説明があります。

チケットにはワインの試飲1杯分が含まれています。ボルドー産のワインやその他の様々なワインから好きなものを選べます。

館内にレストランもあるので、ワイン好きならたっぷり満喫できます。ワイン博物館は五感を使って体験できる、とても興味深い観光スポットです。

基本情報

ボルドーの観光スポット2：ピラ砂丘

ボルドーで大自然を満喫できる穴場スポットです。市街地から車で1時間ほど離れた場所に、大西洋が見渡せるピラ砂丘（Dune du Pilat）があります。

ボルドーサンジャン駅（Saint-Jean）からアルカション（Arcachon）という近くの町まで列車が出ています。アルカションからバスを乗継ぎ、ピラ砂丘で降ります。

夏は観光客が増え、海水浴を楽しむ人で賑わいます。夏が終わる9月頃に行くと、海風が心地よく、砂丘を裸足で歩いて楽しめます。

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ボルドーの観光スポット3：ル・キャトリエム・ムール

フランスの有名な料理人フィリップ・エチュベストがオーナーであるル・キャトリエム・ムール（Le Quatrième Mur）は、予約必須の超人気レストランです。

元々ラグビー選手であった彼がフレンチ会のトップシェフになり、今ではテレビで活躍する有名タレントシェフでもあります。現在、彼が出演する番組（Cauchemar en cuisine/Top Chef/Objectif Top Chef）は、フランス人にもとても人気があります。

彼はボルドー近郊にあるオステルリードゥプレザンスで、ミシュラン2つ星を獲得した経験を持つことで有名です。

基本情報

フランス旅行のおすすめ都市まとめ

Photo by Florian Wehde on Unsplash

フランスには、旅行を満喫できる都市と観光スポットがたくさんあります。

フランス旅行の目的別おすすめ都市

各都市に特徴があり、同じフランスでも雰囲気が異なります。どの都市も魅力的ですが、フランス旅行の目的別におすすめの都市を紹介します。

買い物とスイーツを満喫するならパリ

高級ブランドのブティックと有名パティスリーがパリに集まっています。買い物やスイーツ巡りをするならパリがおすすめです。エッフェル塔や凱旋門など、フランス旅行で人気の観光スポットがあり、観光も十分楽しめます。また日本の主要空港から直行便が出ており、初めてのフランス旅行におすすめです。

グルメ巡りをするならリヨン

食の都と呼ばれるリヨンは、高級レストランや庶民食堂、パティスリーが多いです。絶品のフランス料理とフランスのお菓子を楽しめます。特にリヨンの郷土料理が食べられるブションがおすすめです。リヨンの名物を使ったスイーツも人気があり、グルメ好きが集まる都市です。

自然と歴史を満喫するならマルセイユ

フランス最大、そして最古の港湾都市がマルセイユです。地中海に面した南フランスの暖かい気候は、バケーション地として人気があります。また自然豊かで歴史的建造物が多いのが特徴です。のんびり過ごすバケーションと、観光スポット巡りの旅行の両方を楽しめる都市です。

ワイン好きならボルドー

ワインの産地ボルドーは、広大なブドウ畑と有名なワイナリーがあります。市内には多種多様のワインが楽しめるワイン専門店やワインに合う料理を提供するレストランがあり、ワイン好きにはたまらない都市です。ワイン以外にも、歴史ある大聖堂や時計台など観光スポットがたくさんあります。

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