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ローマの魅力を大解剖!ローマの魅力とおすすめ観光スポット5選
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「イタリアのローマがどんな場所なのか知りたい!」
「ローマの旅行のベストシーズンはいつ?」
「ローマのおすすめ観光スポットってある?」
と、ローマ旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか?
本記事では、ローマの魅力と観光スポットを紹介します。
本記事でわかること
- ローマの基本情報
- ローマの魅力とおすすめポイント
- ローマ旅行におすすめの観光スポット
目次
ローマってどんなところ
Photo by Michele Bitetto on Unsplash
イタリア南部にあるローマを紹介します。
ローマとは
ローマはイタリアの首都で、イタリア南部のラツィオ州にあります。世界中から観光客が訪れる世界でも有数の観光都市です。古代からローマ帝国として栄えていたため、歴史的・文化的にも奥が深く、趣きのある街です。ローマ教皇が住んでいるバチカン市国もあり、「聖なる都」とも呼ばれています。また交通網が発達しているので、住みやすい都市でもあります。
- 古代からの豊かな文化や歴史
ローマは古代ローマ帝国として紀元前から長い間栄えてきました。歴史的建造物や遺跡・遺産がとても多い街で、歴史を肌で感じる事ができます。バチカン市国のバチカン美術館や大聖堂なども有名です。 - 芸術が息づく街
ローマ市内には絵画のように美しい公園がいくつもあります。公園には美術館や美しい像があり、湖のボートに乗りながらルネサンス時代を楽しむことができます。街のあらゆるところで芸術を楽しめます。
他の都市との違い
ローマ市内には、ローマ教皇の住むバチカン市国という全く別の国が存在しています。市内に他の国が存在する街は世界中でローマだけです。別の国ではありますがビザや出入国管理などはなく、同じローマ市内のように自由に行き来出来ます。また、ローマはイタリアの中で最も人口が多いにも関わらず、ほかの都市に比べとても治安が安定しています。
ローマまでのアクセス方法
Photo by Karina Halley on Unsplash
日本からローマまでのアクセス方法と観光の移動手段を紹介します。
日本からローマへのアクセス方法
現在のところ、日本からローマへの直行便はありません。成田空港、または羽田空港から、他のヨーロッパの国を経由します。主なフライトとしてヘルシンキ経由のフィン・エアー、パリ経由のエアー・フランスなどがあります。
なお、イタリア航空(ITA Airways)にて直行便が運航しています。羽田空港からローマのフィウミチーノ空港まで、片道13時間程です。
現在ロシア・ウクライナ情勢の影響によってロシア上空を通過できないため、日本からヨーロッパへのフライトはルート変更されています。必ず最新情報を確認しましょう。
フィウミチーノ空港からローマ市内までは高速列車で約32分、路面電車で約50分~1時間半、シャトルバスで約1時間~1時間35分です。このほか、空港バスやタクシーも利用出来ます。高速列車は利用しやすく、移動時間も短いのでおすすめです。
ローマ県内の移動手段
主な交通手段は公共交通会社「ATAC」が運営する地下鉄、バス、トラムなどです。目的に応じて利用すると便利です。タクシーもありますが、中には非正規のタクシーもあるため、タクシーを利用するよりも公共交通機関を利用する方が安全でしょう。
- 地下鉄
ローマの観光にとても便利なのが地下鉄です。現在、ローマ市内には3路線が運行しています。「バチカン美術館」「コロッセウム」など主要な観光スポットに駅があります。 - バス
バスは路線が多く、地下鉄と合わせて利用すると非常に便利です。ローマの観光名所「真実の口」はバス停の目の前です。また「パンテオン」へもバスを利用するのが便利です。路線が多い分乗りこなすには慣れが必要ですが、バスの車窓から街の風景を眺めながら移動できるので、一度乗ってみるのも良いでしょう。 - トラム
トラムは主にローマ市の中心地を運行しています。以前は主要な交通機関として市民に利用されていましたが、地下鉄の発展とともに利用が減ってきました。現在、トラムは路線が少なく単純で分かりやすいこと、渋滞の影響を受けにくいこと、外の景色を楽しめることから、観光に便利な交通機関です。 - タクシー
ローマのタクシー会社は初乗りが3ユーロ(424円)です。日曜祝日や夜間は料金が加算されます。乗車人数や荷物の量で料金が変わるほか、電話でタクシーで呼ぶ場合も追加料金がかかります。また観光客に法外な料金を請求する白タクがあるので、乗車の際には白タクを選ばないように注意しましょう。
ローマの治安は大丈夫?
Photo by Iga Palacz on Unsplash
ローマの治安と旅行の注意点を紹介します。
ローマの治安
ローマは他のイタリアの都市よりも比較的安全な街です。観光スポットが集まる中心街は特に治安が安定しているので、安心して観光できます。ただ海外だということを意識し、スリや置き引きに遭う事のないよう、貴重品や所持品の管理は徹底しましょう。
ローマ旅行の注意点
危険な場所には行かない
ローマ郊外やローマ東部、特にオスティアやトール・ベラ・モナカは現地の人でも立ち寄らない地域です。イタリアマフィアによる暴力犯罪や薬物売買、人身売買が多発しています。これらの地域には近づかない方が良いでしょう。
危険を感じたら立ち去る
人気の観光地や繁華街でも嫌な雰囲気や居心地の悪さを感じたら、すぐに立ち去るようにしましょう。夜の地下鉄の駅、またその広場周辺は酔っ払いが増え、昼間とは違った雰囲気になります。特に女性の単独行動は避けましょう。また道が汚く、異臭がする裏路地を通行するのも避けましょう。
ホームレスと関わらない
イタリアでは、大人だけでなく子供のホームレスもよく見かけます。そのような子供たちの中には物乞いと見せかけ、集団でスリをはたらくグループもいます。子供だからといって優しく応対したり、油断してはいけません。
ローマの気候とベストシーズン
Photo by Ciro Morra on Unsplash
ローマ旅行に役立つ気候とベストシーズン、服装を紹介します。
ローマの気候
ローマの気候は地中海性気候で、冬の平均最高気温は10度前後でさほど寒くなりません。夏の平均最高気温は、日中は30度まで上がりますが、乾燥しているため日陰に入ると涼しく感じます。
ローマ旅行のベストシーズン
ローマは一年中楽しめる街ですが、ベストシーズンは、春と秋です。3月~5月、9月~10月はもっとも快適に過ごせる期間です。春には新緑、秋には落ち葉の舞う街並みを楽しめます。
またこの時期はお祭りも多く、4月21日にはナターレ・ディ・ローマが開催され、4月中旬~6月中旬にかけてはローマ市営のバラ園が開園します。そして9月中旬にはポルチーニ茸祭り、10月には葡萄祭りや栗祭り、12月にはオリーブオイル祭りがあります。現地の人々も参加する楽しいイベントが目白押しです。
ローマ旅行の服装
一年を通して日中と夜間の温度差があるので、着脱しやすい服装が便利です。冬は湿度が高いため、体感温度が低く感じます。厚手の上着や防寒グッズが必要です。
バチカン美術館や大聖堂ではドレスコードがあります。肩を出す服装、短パン、ビーチサンダルでは入場できないので注意しましょう。一方、ローマは徒歩で歩いて巡る観光スポットが多いため、歩きやすい靴と動きやすい服装も必要です。
ローマのおすすめ観光スポット
Photo by Ahtziri Lagarde on Undplash
ローマ市のおすすめ観光スポットを紹介します。
ローマの観光スポット1:コロッセウム
コロッセウムはローマを代表する有名な観光スポットです。世界中から毎年約600万人の観光客が訪れています。
ローマ帝国時代に造られた巨大な円形闘技場で、正式名称はフラウィウス円形闘技場です。歴史的遺産だけでなく、世界的遺産にも認定されています。
コロッセウムの入場券を当日購入する場合、平均2時間程列に並ぶ必要があります。入場券は事前に公式オンラインサイト「coopculture」」で購入するようにしましょう。
基本情報
名称 | コロッセウム |
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住所 | Piazza del Colosseo, 1, 00184 Roma RM, Italy |
エリア | コロッセオ |
定休日 | 12月25日、1月1日 |
営業時間 | 9:00~19:15 |
ウェブサイト | https://turismoroma.it/it/luoghi/lanfiteatro-flavio-colosseo |
入場料 | 16ユーロ |
ローマの観光スポット2:スペイン広場
オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」に登場する場所として有名なのがスペイン広場です。広場にスペイン大使館があるため、この名前がつけられたそうです。
広場にあるスペイン階段を頂上まで登るとローマ市の景色が見渡せます。広場にはバルカッチャの泉やキーツ・シェリー記念館など、見どころスポットもあります。
2019年8月から、スペイン階段では飲食することや座ることが禁止されています。違反した場合は高額な罰金が科せられるため、気を付けましょう。
基本情報
名称 | スペイン広場 |
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住所 | Piazza di Spagna, 00187 Roma RM, Italy |
エリア | 中心市街地 |
定休日 | なし |
営業時間 | 24時間 |
ウェブサイト | なし |
入場料 | 無料 |
ローマの観光スポット3:トレビの泉
トレビの泉は18世紀に、イタリアの建築家ニコラサルヴィによって設計され、ジュゼッペパンニーニなどによって完成されました。「噴水に背を向けて、コインを噴水の中に投げ入れると幸せになれる」という伝説はとても有名ですね。他にも、泉の右側にある小さな水飲み場では、「恋人同士で泉の水を飲むと別れない」という言い伝えもあります。夜にはライトアップされ、昼とは違った表情を楽しめます。
基本情報
名称 | トレビの泉 |
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住所 | Piazza di Trevi, 00187 Roma RM, Italy |
エリア | トレビ地区 |
定休日 | なし |
営業時間 | 24時間 |
ウェブサイト | https://www.turismoroma.it/it/node/1286 |
入場料 | 無料 |
ローマの観光スポット4:パンテオン神殿
パンテオン神殿はローマの神々を奉るために建てられた神殿です。古代ローマの建築物は破損しているものが多い中、このパンテオン神殿は大きな破損もなく2000年前の姿を保っています。後の建築物に多大な影響を与えた「クーポラ」は一見の価値があります。
現在はキリスト教の聖堂として定期的にミサが行われています。入場無料でいつでも鑑賞することができる観光スポットですが、信者の方に配慮し、マナーには気を付けましょう。
基本情報
名称 | パンテオン神殿 |
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住所 | Piazza della Rotonda, 00186 Rome RM Italy |
エリア | マルス広場 |
定休日 | なし |
営業時間 | 月~土曜日 8:30~19:15 日曜日 9:00~17:45 |
ウェブサイト | https://www.pantheonroma.com/home/ |
入場料 | 無料 |
ローマの観光スポット5:トラステヴェレ
トラステヴェレはローマの市街地からトラムやバスで片道40分ほど行ったところにある地域です。石畳の小道に古くから続くカフェやレストラン、雑貨店が並びます。フォトジェニックな街並みと、家庭的なイタリア料理が楽しめるエリアとして人気です。治安も良い場所で、昔ながらのイタリアを味わいたい方に最適な観光地です。
基本情報
名称 | トラステヴェレ |
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住所 | Rome, Metropolitan City of Rome, Italy |
エリア | ラティウム |
定休日 | なし |
営業時間 | 24時間 |
ウェブサイト | なし |
入場料 | 無料 |
ラツィオ州・ローマ旅行まとめ
Photo by Raunaq Patel on Unsplash
ローマをおすすめする理由と過ごし方を紹介します。
ローマがおすすめの理由
人気ナンバーワンの過ごしやすい街
イタリア人の若者へのアンケートによると、「住みたい都市」と「大好きな都市」の1位がローマだそうです。イタリア国民も認める治安の良さ、便利さ、美しさを兼ね備えた街です。また観光都市なので海外旅行者にも配慮された街づくりがされています。海外旅行に不慣れな方でも楽しめる街です。
観光スポットへアクセスしやすい
ローマは交通網が発達しており、主な観光スポットへのアクセスがとても便利です。コロッセウム、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘は隣り合っていて共通入場券も販売されています。またトレビの泉から歩いて8分の場所にはローマで最も美しいと言われるバルベリーニ広場があります。観光スポットごとに移動する必要がないため、時間の短縮になります。
豊かな自然
ローマ市には古代遺跡や文化遺産の他にも、美しい公園やアウトドアが楽しめる場所もあります。ボルゲーゼ公園はスペイン階段の徒歩圏内にある公園で、地元の人々にも愛される憩いの場です。ボルゲーゼ公園の広大な敷地には、ボルゲーゼ美術館や動物園、劇場などの施設があります。池ではボートを漕いでゆっくり過ごすこともできます。またローマ市郊外には「第二のバチカン」と呼ばれるカステロ・ガンドルフォという街があり、アルバーノ湖がとても有名です。
ローマのおすすめの過ごし方
効率的に観光スポットを巡る
ローマの観光スポットをたくさん回りたいけど時間がない!という方には、観光ツアーバス「HOP-ON-HOP-OFF Rome Bus Tours」がおすすめです。観光ツアーバスの多くは、自分の好きな観光スポットで降車し、同じツアーバスに乗車する方式です。バスには使い捨てのイヤホンがあり、音声ガイドを聞きながら観光スポットを巡ります。ツアーによっては日本語音声ガイドもあるので事前に調べると良いでしょう。
またツアーバスには主な観光スポットの入場券や割引クーポンもついています。移動時間を短縮できるうえ、お得に観光できるのでオススメです。
自分のペースで観光スポットを巡る
時間に余裕がある場合は、ローマ市とATAC社が発行する「ローマ・パス」を利用して自分のペースで観光するのも良いでしょう。「ローマ・パス」とは、時間内であればトラムやバス、地下鉄などが乗り放題になるパスです。また観光スポットや美術館の入場チケットや割引クーポンが付いているので、とてもお得なパスです。
パスには「48時間パス(2日乗り放題)」、「72時間パス(3日乗り放題)」などがあります。また「ローマ・パス」より高額になりますが、バチカン市国でも有効な「オムニア・ヴァチカン&ローマ カード」も販売されています。目的に合ったプランやオプションからお得なパスを探してみて下さい。
ラツィオ州・ローマ旅行まとめ
ローマは、市内にほかの国がある世界で唯一無二の都市です。古い歴史と文化がある都市で、他の都市にはない魅力があります。また交通機関がとても発達しているので、観光客にとって過ごしやすい街です。見どころたっぷりのローマに一度訪れてはいかがでしょうか?本記事で紹介した観光スポットが参考になり、楽しい旅行になることを願っています。また、イタリア旅行のおすすめ都市を「イタリア旅行のおすすめ4都市とイタリア在住者が選ぶ観光スポット10選」で紹介しています。
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