タイの天気・気温・服装を大解説【タイ旅行のベストシーズンは？】

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「タイ旅行を検討しているけど、タイってどれくらい暑いの？」
「初めてのタイ旅行でどんな服装が良いかわからない！」
「タイ旅行のベストシーズンっていつだろう？」

とタイ旅行について気になることはありませんか？
本記事ではタイ旅行の天気、気温、服装の疑問にお答えします。

タイ旅行の魅力・特徴

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日本から直行便が出ており、6～7時間で着きます。タイ旅行では常夏の穏やかな雰囲気が楽しめます。寺院や遺跡の歴史的建造物が多く、見応えがあります。リゾートから遺跡まで幅広い観光スポットがあり、海外旅行におすすめの国です。

また、タイでは旧日本兵男性とタイ人女性との恋愛映画『クーガム』が大流行し、日本人への高感度が高く親日家が多いです。日本人が親しみやすい国でもあります。

タイの基本情報

タイの治安について

　
実際に10年以上バンコクで住んだ経験から危険を感じたことがなく、都心は安全で治安が良いです。しかし、詐欺やスリ被害の話を現地でよく耳にするので注意が必要です。

また政情が不安定な状態が数年毎に発生しています。反政府デモの発生時は絶対に現場には近寄らないでください。現在のタイの政情は外務省の「海外安全ホームページ」で確認できます。

タイの物価について

タイのバンコクの物価は、現地のコンビニやスーパー、レストランでは日本の3分の1ほどです。都心より地方に行くほど物価が安くなる傾向です。リゾート地や外資系デパートは日本と同じくらいか、少し高い価格帯です。

タイ旅行が人気の理由

毎年たくさんの日本人がタイに訪れます。その人気の理由は2つあります。

治安が良く、人々が穏やか

タイは国民の95％が仏教徒であり、子供の頃から常に穏やかでいることが美徳とされます。大半の人がおおらかなので治安が良いです。

観光スポットが多い

観光スポットは定番の三大寺院（涅槃の像寺院、エメラルド寺院、暁の寺院）、バックパッカーの聖地であるカオサン通り、そしてナイトライフが充実したパッポン通りが有名です。さらに一年中楽しめるビーチがあり、多くの観光スポットがあります。

タイの気候・気温について

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タイ旅行に役立つ季節、気温、気候の特徴を紹介します。服装は一年中、日本の夏と同じ半袖と軽く羽織る物があれば十分です。タイは、一年を通して高温多湿の気候です。しかし、室内はエアコンが強く効いているため、空調による乾燥と寒さに気をつけてください。

タイの気候

タイの季節は暑季、雨季、乾季（寒季）の3つの季節があります。年間の平均気温は30度ほどです。温暖な気候でマリンスポーツやビーチリゾートが一年中楽しめます。

定番の三大寺院（涅槃の像寺院、エメラルド寺院、暁の寺院）の見学は暑さが和らぐ乾季の11月～2月がおすすめです。

タイ・バンコクの平均気温

出典：国土交通省気象庁

国土交通省気象庁のデータによると年間平均気温は30.5度です。市内ではコンクリートの照り返しや排気ガスにより、さらに高温を観測します。日差しが強く体感温度が高くなるので、熱中症対策が必要です。

タイ旅行のベストシーズン

雨が少なく、暑すぎない乾季の11月～2月がベストシーズンです。この時期は寺院の建造物見学やナイトバザー散策などの屋外観光が快適にできます。

また晴れの日が多く、天気の心配をせずにマリンスポーツやゴルフなどのスポーツが楽しめます。

タイの厚季3～5月の気候と服装

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3月～5月は暑季（ルドゥーローン）と呼ばれ、年間で最も暑く日差しの強い季節です。一方、屋内ではエアコンの設定気温が低くなり寒く感じます。日差しと空調の両方の対策に、薄手の長袖シャツや上着を準備すれば安心です。

タイは高温多湿の気候ですが、屋内のエアコンで乾燥します。乾燥肌の方は保湿クリームが役に立ちます。

3月のタイの天気と気温

3月のバンコクの平均気温は31.4度です。乾季から暑季に入ったばかりで、降水量が少なく天気の良い日が多いです。3月は乾季同様にマリンスポーツに最適な時期です。

3月のタイ旅行の服装

肌の露出の多いタンクトップや短パンは、寺院やレストラン、バーなどドレスコードがない場所でも入店を断られることがあります。袖のあるシャツ、長ズボンまたは短すぎないスカート、靴を準備しましょう。

3月のタイ旅行の特徴

4月のタイのお正月であるソンクラーンを控えているため、街中のショッピングモールやレストランなど、いたる場所でお正月の曲が流れています。この時期からタイのお正月の雰囲気が感じられます。

ショッピングモールやナイトバザーではソンクラーン割引セールが開催しており、買い物が楽しめます。

4月のタイの天気と気温

タイの4月は年間で最も暑い時期です。平均気温32.9度と大変蒸し暑く、日差しが強いです。アスファルトの照り返しで、さらに暑くなります。

タイ旅行の際は暑さと紫外線、熱中症の対策が大切です。こまめに水分補給をしましょう。

4月のタイ旅行の服装

タイで人気のお祭り、ソンクラーンの水掛け祭りが開催している4日間は、街中で水掛けが行われています。その間は、濡れても構わない服装と携帯電話など精密機器の防水対策が必要です。

4月のタイの祝日

・4月6日：チャクリー王朝記念日
・4月13日：ソンクラーン（旧正月）
・4月14日：ソンクラーン（旧正月）
・4月15日：ソンクラーン（旧正月）

5月のタイの天気と気温

タイの5月は、4月に引き続き大変暑い時期です。降水量のデータでは日本より若干少なめですが、この時期からスコールが降る気候になります。5月の天気はスコールが降る確率が高くなるので、折り畳み傘など雨具の準備をおすすめします。

5月のタイ旅行の服装

4月と5月は特に気温が高く、日差しが強い季節です。暑さ対策の他に、雨対策に乾きやすい服や靴がおすすめです。

5月のタイ旅行の特徴

雨季を控えたこの時期より、マンゴーやライチなどのフルーツが旬の季節です。街中が甘い香りに包まれます。夏のフルーツが好きな方は、5月ごろから多種多様なフルーツが楽しめます。

5月のタイの祝日である仏誕祭（ヴィサカブーチャ）のは、禁酒日です。お酒の販売提供は禁止になるので、お酒を嗜む方は注意してください。

しかし、禁酒日はホテルが安くなる場合が多いので、飲酒をされない方にはおすすめです。

5月のタイの祝日

・5月1日：レイバーデイ（勤労感謝の日）
・5月4日：戴冠記念日（ラーマ10世国王即位記念）
・5月未定（太陰暦6月の満月の日）：仏誕祭（ヴィサカブーチャ）
※仏誕祭（ヴィサカブーチャ）は太陰暦6月の満月の日になるため、毎年日程が異なります。

タイの雨季6月～10月の気候と服装

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タイの6月～10月は雨季（ルドゥーフォン）と呼ばれる季節です。毎日、雨が降る気候です。洪水が頻繁に起きるので傘や長靴、サンダルなどの雨対策が必要です。日本の梅雨とは異なり、朝から夜まで降り続けることはありません。数時間ほど降り、止むことが多いです。

6月のタイの天気と気温

この時期よりスコールが毎日起こります。気象庁のデータによると降水量は、梅雨の東京都より若干多いです。

6月のタイ旅行の服装

6月のタイの天気は変わりやすいため、日傘と雨傘兼用の折り畳み傘が便利です。

6月のタイ旅行の特徴

タイの雨季は日本の梅雨とは異なり、雨が振り続けるのではなく短時間で止みます。一日中、天気が悪いわけではないので、観光も楽しめます。旅行中は時間別の天気予報を確認しましょう。

5月から旬になったマンゴーに加えて、マンゴスチンやドリアンなど日本では珍しいフルーツがたくさん出てきます。フルーツ好きはこの時期の旅行がおすすめです。

6月のタイの祝日

・6月3日：スティダー王妃の誕生日

7月のタイの天気と気温

7月のタイの天気は、基本的に曇り空です。雨は毎日降りますが、一日中降り続けることは少ないです。一日一回の短時間で大雨が一気に降るスコールがほとんどです。バンコクの平均気温は30度ほどです。

7月のタイ旅行の服装

毎日、雨が降るので雨具を必ず持ち歩きましょう。レインコートはバイクタクシー、トゥクトゥクの利用時や街歩きに便利なのでおすすめです。

7月のタイ旅行の特徴

雨季の真っただ中なので、雨が毎日降ります。ほとんどの雨は一日一回、数時間で終わります。雨の最中は、ショッピングモールで食事や買い物をしながら雨宿りをするのがおすすめです。

禁酒日の三宝節（アサラハブーチャ）と入安居（カオパンサー）があるので、お酒を飲む方は気をつけましょう。

7月のタイの祝日

・7月未定（太陰暦8月の満月の日）：三宝節（アサラハブーチャ）※禁酒日
・7月未定（三宝節の翌日）：入安居（カオパンサー）※禁酒日　
・7月28日：国王ラーマ10世誕生日
※三宝節（アサラハブーチャ）と入安居（カオパンサー）は、毎年日程が異なります。

8月のタイの天気と気温

タイの8月の天気は毎日、一定時間の大雨が降ります。バンコクの気温は平均30度ほどで、湿度が高く蒸し暑いです。

8月のタイ旅行の服装

7月同様に雨が降るので、乾きやすい靴やサンダルがおすすめです。

8月のタイ旅行の特徴

8月12日のシリキット王太后の誕生日は、タイの母の日でもあります。タイの母の日は国を挙げて、大体的にキャンペーンやイベントが行われます。

母親と同席の場合、レストラン割引やショッピングモールでのギフト贈与など様々な催し物があります。母親と海外旅行に行きたいと思われる方は、タイの母の日がおすすめの旅行日です。

8月のタイの祝日

・8月12日：シリキット王太后誕生日・母の日

9月のタイの天気と気温

雨季の最中で高温多湿です。雨は毎日降るので、雨具の準備など雨対策が必要です。

9月のタイ旅行の服装

まだまだ雨対策が必要な季節です。乾きやすい服装が好ましいです。

9月のタイ旅行の特徴

華人の多いタイでは、9月に中秋節のお祝いが行われます。市街ではマンゴー味やドリアン味の個性あふれる月餅が販売され、獅子舞などの催し物が見られます。この時期は中華街がとても賑わい見所満載です。

10月のタイの天気と気温

バンコクの10月の平均気温は30.6度と暑いですが、この時期より朝晩は若干涼しくなります。雨の日が多い天気のため、寒く感じる日があります。

10月のタイ旅行の服装

涼しくなる朝晩、薄手のカーディガンやパーカーがあると良いです。

10月のタイ旅行の特徴

10月は中国から伝わる仏教由来の菜食週間があり、多様なヴィーガン食品が路上やショッピングモールなど、いたる場所で販売されます。

また、月末はローイクラトーンという河川で灯篭流しのイベントが行われます。水の女神に罪を謝罪し自らを清めるために灯篭を流す儀式です。河川に流れる灯篭はとても美しく幻想的な雰囲気が楽しめます。

10月のタイの祝日

・10月13日：前国王ラーマ9世記念日
・10月23日：チュラロンコーン大王記念日

タイの乾季11月～12月の気候と服装

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タイの11月～2月は乾季（ルドゥーレーン）の季節です。タイ現地では一般的にこの季節を総じて寒季（ドゥーナウ）と表現することが多く、涼しくなる季節です。雨が少なく年間で最も過ごしやすい季節で、タイ旅行のベストシーズンです。

11月のタイの天気と気温

乾季に入り雨が少なくなります。朝晩は30度を下回りエアコンが要らないほど涼しくなる日があります。寺院巡りなどの屋外観光のベストシーズンです。

11月のタイ旅行の服装

乾季でも日中は30度を超え紫外線が強いです。また朝晩に気温が下がり肌寒さを感じます。紫外線と防寒対策に薄手のカーディガンやパーカーがあると便利です。

11月のタイ旅行の特徴

11月のタイは暑さが和らぎ、タイ旅行のベストシーズンです。普段は暑さが障壁となる三大寺院（涅槃の像寺院ワット・ポー、エメラルド寺院ワット・プラケーオ、暁の寺院ワットアルン）の見学や街歩きなどの屋外観光がしやすいです。

この時期より街中はクリスマスに向けて派手な装飾で色鮮やかになります。SNS用の見栄えが良い写真が撮れるため、観光客に人気です。

12月のタイの天気と気温

バンコクの12月の平均気温は28.3度と涼しいです。日本では冬の季節ですが、タイでは日中は30度を超える日があります。朝晩は涼しく快適に過ごせます。

12月のタイ旅行の服装

タイの乾季（寒季）は、日本では冬にあたる季節です。日本は寒い季節ですが、タイでは夏服で問題ないです。朝晩は気温が下がり、肌寒く感じるので羽織れるものが必要です。

12月のタイ旅行の特徴

年末年始を控えた街中は色鮮やかに装飾されます。各ショッピングモール前は巨大なクリスマスツリーやサンタクロースと煌びやかに彩られ、コンサートや噴水ショーの催し物が楽しめます。クリスマスから大晦日にかけて、繁華街でパーティーやカウントダウンの花火があり華やかな時期です。

12月のタイの祝日

・12月5日：前国王ラーマ9世誕生日
・12月10日：憲法記念日
・12月31日：大晦日

1月のタイの天気と気温

バンコクの1月の平均気温は28.9度となり30度を下回ります。雨は少なく屋外観光が快適にできます。朝晩は肌寒く感じるので、上着を準備しましょう。

1月のタイ旅行の服装

気温が高すぎず過ごしやすい気候ですが、紫外線は強いです。出かける際は薄手のパーカーなど、紫外線対策をしましょう。

1月のタイ旅行の特徴

新年明けで街中はお正月の雰囲気です。同時にクリスマスの装飾は月末まであり、噴水のショーや催し物が引き続き楽しめます。ショッピングモールやナイトバザールでは新年のセールがあり、買い物するならお得な時期です。

1月のタイの祝日

・1月1日：元旦

2月のタイの天気と気温

乾季（寒季）の季節最後の月です。バンコクの平均気温は30.7度ですが、朝晩の気温は下がります。雨が少ないので、マリンスポーツを快適にできる時期です。

2月のタイ旅行の服装

タイの2月は暑季に向け少しずつ気温が高くなる時期です。しかし、朝晩は気温が下がるので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

2月のタイ旅行の特徴

華人の多いタイでは、ソンクラーン（タイのお正月）や本正月の他にも春節（中国のお正月）を祝う習慣があります。この時期は春節となり、中華街やショッピングモールで獅子舞の催し物が見られます。

またバレンタインの時期には、薔薇の花の販売やイベントが各地で行われます。特にカップルやご夫婦の方々はこの時期の旅行がおすすめです。

2月のタイの祝日

・2月8日：万仏祭（マカブーチャ）※禁酒日

タイ旅行の服装と持ち物まとめ

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タイ旅行の服装と持ち物を紹介します。タイ旅行に行く際は熱中症対策、雨対策、冷房対策が必要です。

タイ旅行の服装まとめ

タイ旅行の服装は一年中、夏服で快適に過ごせます。しかし、場所によってキャミソールやサンダルなど、肌の露出が多い服装は不適切とされることがあります。

寺院の建造物、バーやレストランで入店を断られる場合があります。必ず袖のあるシャツ、長ズボンまたは短すぎないスカート、靴を準備しましょう。

暑季の服装

一年の中で最も暑く、紫外線が強い季節です。紫外線対策と熱中症対策をしっかりしましょう。また屋内はエアコンで寒く、屋外と屋内で気温差が激しいです。脱ぎ着しやすい服装や上着を持ち歩くなど、冷房対策も必要です。

雨季の服装

雨の日が多い季節です。一日中、降り続けることはないですが、天気がよく変化します。乾きやすい服装や靴がおすすめです。

リゾート地に行くなら紫外線が強いので、サングラスがあると便利です。あと屋台ではお手拭きがない場合が多いです。ウエットティッシュやアルコールスプレーを持ち歩くのがおすすめです。

天気予報の確認

タイは暖かい気候ですが、季節によって天気が不安定です。タイの旅行前と旅行中は服装を決めるために、天気予報の確認を忘れずにしましょう。

日本気象協会の「Tenki.jp」でタイの主要都市の天気が確認できます。この記事を読むみなさんがタイ旅行を楽しめることを願っています。

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