ボストンの治安2024年版【アメリカ旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「ボストン旅行を検討しているけど、治安は大丈夫？」
「初めてのボストン旅行で気をつけることは？」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい？」

と、ボストン旅行の不安な点はありませんか？
本記事ではボストンの治安についてお答えします。

ボストンの治安について

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ボストンは、他のアメリカの主要都市と比べて比較的安全な街です。しかし治安が悪いエリアもあり、それらのエリアでは殺人事件や銃犯罪、強姦事件などが相次いで発生しています。

デモやストライキについて

アメリカの各地でデモは常に起きています。最近のボストンでは、中絶を擁護する人たちがマサチューセッツ州議会議事堂前でプラカードを持ち中絶の権利を訴えるデモを行いました。ボストンへ旅行へ行く際は外務省の「海外安全ホームページ」などで最新情報を事前に確認しましょう。

交通事情・交通事故について

ボストンは、他のアメリカの都市と比べて自転車の普及率がとても高い街です。タクシーやUberなどから乗車・降車する際は、前方や後方に自転車がいないかを確認しましょう。また車も自転車も運転のマナーがあまり良くないので、道を歩くときは十分気つけましょう。

ボストン在住者の体験談

ボストン旅行をした知人の話です。知人はホテルの値段を重視して格安ホテルを予約しました。彼女は電車でボストンに着き、駅からホテルまで歩いて向かいましたが、昼間にも関わらずホテルの周辺は雰囲気が重苦しく、嫌な印象を受けたそうです。

翌日、夜一人でホテルに帰っていると、何者かに後をつけられました。幸いホテルの近くまで来ていたので、全力で走ってホテルに入り、難を逃れたそうです。値段で宿泊先を選ぶのはおすすめしません。

ボストン旅行の注意点

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ボストン旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1：子連れ旅行について

たとえ数十分程度の短時間であっても、12歳未満のお子様を車内やホテルの部屋に残し離れてはいけません。育児放棄とみなされ、逮捕される事があります。12歳未満のお子様を連れての旅行の際には十分注意してください。

注意点2：喫煙事情

21歳未満の喫煙は法律上禁止されています。また、飲食店なども含めた公の場での喫煙は、出入口に灰皿がある場所以外禁止されています。煙草はホテルの喫煙ルーム等、定められた場所で吸いましょう。

注意点3：歩行者

歩行者の交通マナーも悪く、横断歩道以外の車道や道路を突然横切る歩行者が非常に多いです。レンタカーで観光する場合は、スピードに気を付け、歩行者に注意しましょう。

注意点4：屋外の飲酒

21歳未満の飲酒は、法律上禁止されています。また公園やビーチなど、公の場での飲酒は年齢問わず禁止されています。飲酒運転は取り締まりが厳しく、多額の罰金の他、逮捕や裁判も伴う可能性があるので絶対にやめましょう。

ボストンの治安が悪いエリア

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ボストンの一部のエリアはホームレスやドラッグの売人が多いため、旅行中は絶対に立ち入らないようにしましょう。

在ボストン日本国総領事館によると、ボストン市南部にある3つのエリア「ロックスベリー（Roxbury）」、「ドーチェスター（Dorchester）」、「マタパン（Mattapan）」では、殺人事件や無差別発砲事件などの凶悪犯罪が多発しています。

ボストン・ダウンタウンの南側

ボストンは南側だけ雰囲気が違い、昼間でも麻薬の売人やホームレスが徘徊しています。夜は更に治安が悪化します。夕方や早朝などの活動も避け、陽が高いうちに行動しましょう。

注意が必要な観光スポット

チャイナタウン

チャイナタウンは常に人で混みあっています。スリに注意して、バッグは自分の身体の前でしっかり持ちましょう。チャイナタウンの周囲も決して治安の良いエリアではないので、裏路地などは昼間でも近づかないようにしましょう。また夜間に出歩くのは避けましょう。

ボストンの治安が良いエリア

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ボストンには一部治安が悪い場所もありますが、基本的に人が多く集まる場所は安全です。特に観光におすすめの場所を紹介します。

ケンブリッジ

ケンブリッジはハーバード大学やマサチューセッツ工科大学があり、世界的に有名な学園都市です。緑が多く、のんびりとしています。ハーバード・スクエアもあり、美術館や博物館、カフェやショッピングを楽しむ事もできます。ただ、中心街から少し離れているので、車で15分、地下鉄とバスでおよそ30分ほどかかります。

ボストン・コモン公園付近

ボストン・コモンという巨大な公園とその付近は治安が安定しています。公園内にはフリーダム・トレイルもあるので観光客も多く、現地の方々も観光客ものんびりとくつろいでいます。日中は安心して過ごす事が出来ます。公園は大通りに囲まれていて、地下鉄の駅がいくつもあるので、周辺の観光スポットへ行くにも便利な場所です。

おすすめの宿泊エリア

ボストン・コモン公園付近

ボストンの中心街のボストン・コモン公園付近には歴史あるホテルや評判が良いホテルが集まっています。日中は公園付近も治安が良く、交通面も便利なので宿泊にオススメのエリアです。ただし夜間に公園内を散歩するのは避けた方がよいでしょう。

ケンブリッジ

米国の中でもハイレベルな大学がいくつもある街です。世界規模の学会が頻繁に開催されるエリアなので、どのホテルのセキュリティーも非常に高く、安心して宿泊できます。ボストン中心街から遠いので、主な観光地へ行くには少し時間がかかりますが、オススメの宿泊エリアです。

治安が良い観光スポット

ハーバード大学（ハーバード・スクエアを含む）

米国で最難関のハーバード大学を訪れてはいかがでしょうか？ハーバード大学構内を散歩してみたり、ハーバード大学の創立者でもあるジョン・ハーバード氏の銅像を眺めてみたり、ハーバード・スクエアにある美術館や自然博物館を訪れるのも良いでしょう。

大学生協にはカフェもあり、ハーバード大学のロゴ入りグッズ等も販売しています。お土産を選ぶのに困っている方に最適です。

ボストン茶会事件の船と博物館

ボストン茶会事件の歴史について学べる博物館です。植民地時代のコスチュームを着たスタッフと、茶箱を海に投げ捨てるデモンストレーションに参加したり、復元された茶会船に乗ることもできます。博物館には日本語のガイドブックもあります。入場料が必要なので不特定多数で混み合うこともなく、比較的安全に楽しむことができるスポットです。

その他の観光スポットについては、「夏のボストン旅行を楽しむコツ5選【ボストン在住者が紹介】」をご覧ください。

ボストン旅行の防犯対策

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防犯対策1：貴重品管理

外出中に持参しない貴重品は、客室にあるセーフティーボックスを利用する、もしくはフロントデスクに預けるようにしましょう。街中で観光中にスマホを見ながら歩く場合は、車道側の手でスマホを持たないようにする、紐やストラップがある携帯ケースなどを利用して手首や首に巻き付けるなど、管理を徹底しましょう。

防犯対策2：夜の外出は控える

夜は売春婦や麻薬売人、酔っ払いなどが増えます。強姦などの被害も多いので、出来る限りホテルの中で過ごしましょう。暗くなってホテルに戻る場合は、タクシーやUberを利用するか、複数人で行動しましょう。

防犯対策3：身の回りの品の管理

レストランなどで、空いてる隣の椅子にバッグを置く、または掛けるのは危険です。ベビーカーやショッピングカートにバッグを置くのも避けましょう。通常背負うリュックサックも必ず身体の前に抱えるようにするなど、所持品の管理を徹底してください。

防犯対策4：ホームレスと目を合わせない

街中には、ホームレスや言動のおかしい人もいるので、絶対に目を合わせないでください。目があうと後ろからつきまとわれ、話しかけられる危険性もあります。ホームレスや不審者が座っている場所では、足早に通りすぎるようにしましょう。

トラブルに遭った時の対処方法

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海外旅行中は、いつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失・盗難、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難もしくは紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在ボストン日本国総領事館の「帰国のための渡航書」をご確認ください。

交通事故

緊急時に警察、救急車、消防車を呼ぶ際には「911」に電話をします。言語に自信がなく緊急を要する場合は「Japanese please.」と頼みましょう。

万が一、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておく事をおすすめします。保険会社によってはオプションで通訳サービスを提供しているところもあります。

ケガや体調不良

ボストンには日本語対応可能な病院はありませんが、日本人医師が在籍している病院があります。もし英語に不安がある場合は、下記の病院に連絡してみましょう。

St. Elizabeth Hospital（石川定内科医師）

Massachusetts General Hospital （Yuichi Shimada内科医師）

ボストンの緊急連絡先リスト

アメリカの警察、消防、救急の緊急連絡先は「911」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

在ボストン日本国総領事館について

ボストンには領事館があり、旅行中に事故や事件などのトラブルに遭った時のサポートをしてくれます。

基本情報

ボストン旅行の治安まとめ

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ボストンを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。これから紹介する防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

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