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イタリア
更新日:2024.3.15

ナポリの治安2024年版【イタリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

ナポリの治安【イタリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

Photo by Tom Podmore on Unsplash

「ナポリ旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのナポリ旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、ナポリ旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではナポリの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • ナポリの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • ナポリ旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

ナポリの治安について

ナポリの治安について

Photo by Judi Smith on Unsplash

地中海沿岸の観光地ナポリは、ひったくりが非常に多い都市です。ナイフを使った犯行や、暴力を伴ったひったくりも発生しています。危険な地域には近づかず、隙を見せない行動をとりましょう。

ナポリでよく起こる犯罪例
  • ひったくり
    ナポリの中心街は、石造りの狭い道が多いのが特徴です。その狭い道をバイクで走り、歩行者のバッグやスマホ、財布などをひったくる犯罪が多発しています。
  • スリ、置き引き
    観光客を狙った窃盗は日常的に発生しています。観光地の周囲では、親子連れや警察を装ったグループによる犯行が報告されています。また、レストランでは椅子にかけたバッグやテーブルに置いた貴重品が盗まれる置き引きも発生しています。
  • 車上荒らし
    レンタカーを狙った車上荒らしが発生しています。駐車している車の窓ガラスを割り、車内の物を盗む犯行が報告されています。

デモやストライキについて

ウクライナ侵攻が始まって以来、ヨーロッパ全土でストライキが多発しています。9月にも大規模なストライキがイタリア全土で起きました。ナポリでも、多くの労働組合が物価上昇に合わせた賃金引き上げを訴えました。このストライキで公共交通機関や物流に影響が出ました。ストライキは旅行の予定にも影響が出るため、最新情報を外務省の「海外安全ホームページ」で確認するようにしましょう。

交通事情・事故について

ナポリの道は石造りで大変狭いのが特徴です。その狭い道を車とバイク、歩行者が通るので接触事故が頻繁に起きています。また現地のドライバーの運転マナーはあまりよくありません。ナポリの道を歩く時はバイクや車に注意し、事故に巻き込まれないようにしましょう。

また駐車場が少ない一方で、路上駐車をすると車上荒らしに遭う恐れがあります。必要ない限り運転は控えた方が良いでしょう。

ナポリ在住者の体験談

ナポリを観光中に、評判の良いレストランを訪れました。テーブルに案内されると、注文前に前菜が運ばれてきました。これはサービスで付いてくるものだと思い、食事をしました。食事を終えて、会計時に伝票を確認すると、注文した料理の値段の倍近い請求金額が書かれていて驚きました。内容を確認したところ、どうやら最初に提供された前菜が高額なようでした。店員に前菜は注文していないことと、金額を知らなかったことを伝えましたが取り合ってもらえませんでした。

例え評判の良いレストランでもこのようなぼったくりや高額請求はあります。食事が提供されるたびに自分が注文したものかを確認し、注文していない料理は断るようにしましょう。

ナポリ旅行の注意点

ナポリ旅行の注意点

Photo by elisabetta rullo on Unsplash

ナポリ旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1:マフィアやカモッラ

ナポリには、マフィアや南イタリアの犯罪組織「カモッラ」の支配下にある地区があるので注意が必要です。映画で見るイタリアンマフィアのドンに憧れている方もいるかもしれませんが、映画の世界と現実の世界は違います。このような地区の住人は銃を携帯している人も多いので、興味本意で近寄ってはいけません。

注意点2:違法賭博

ナポリ中央駅前では、賭博やカードゲームをしている人達をよく見かけます。彼らは一見他人同士のようですが、実は周囲の見物客も含めて、全員が仲間です。物珍しさに寄ってくる観光客をゲームに誘い、カモにします。高額な金銭を騙し取られることもあるので、駅周辺の賭博やカードゲームには近づかないようにしましょう。

注意点3:偽物商品の販売や押し売り

アフリカ系の移民者が偽物のiPhoneやブランド品を路上で販売しているのを見かけますが、偽物の購入と日本国内への持ち込みは違法なので購入してはいけません。またミサンガや花を売っている子供たちも見かけますが、売りつけながら貴重品や財布を盗む可能性もあるので注意が必要です。

注意点4:私服警察官を装った偽物警察官

私服警察官を装った偽物の警察官が観光客に声をかけ、手荷物のチェックと見せかけて、金銭や貴重品を盗む手口が発生しています。私服警察官を装っていますが、そもそもイタリアの警察は常に制服を着用していますし、路上で手荷物のチェックをすることもありません。私服警官と思われる人に話しかけられたら、足早に立ち去りましょう。

注意ポイント

私服警察に車に乗るように指示されるケースがありますが、絶対に乗ってはいけません。危険を感じたら「112」に電話をしましょう。

ナポリの治安が悪いエリア

3.	ナポリの治安が悪いエリア

Photo by Sam van Bussel on Unsplash

ナポリは地域間の経済格差が大きい地域です。ナポリ市の北部は失業率も高く、一部はマフィアやカモッラの巣窟になっています。そのような地域では違法薬物の売買や、人身売買が行われているため、旅行中は絶対に立ち入らないようにしましょう。

スカンピア

スカンピアはマフィアやカモッラの巣窟として有名なエリアで、ヨーロッパ1の麻薬組織があるといわれています。凶悪犯罪が日常的に起きており、住人の10人に6人が犯罪事件に巻き込まれて死亡しています。警察も検挙を諦めている地域です。興味本位で近づかないようにしましょう。

フォーセラ

フォーセラは沿岸部から近く、ノラーナ門やサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂などの観光スポットもありますが、移民が多く治安が悪い地域です。旧市街から近いため、散策していると気付かないうちに迷い込むこともあります。建物が手入れされておらず、壁や路上に落書き多い地域に入ったら引き返すようにしましょう。夜間は暗く、人通りも少ないのでさらに危険です。

注意が必要な観光スポット

サン・ジェンナーロ・ディ・ジョリット・アゴッチ

フォーセラ地区の入り口付近にある、ナポリ出身の芸術家ジョリット・アゴッチによる有名な壁画アートです。欧米人を中心に人気の観光スポットですが、周囲は治安が良くありません。ジョリット・アゴッチの作品を見るなら、昼間に行きましょう。

ナポリの治安が良いエリア

ナポリの治安が良いエリア

Photo by Egor Myznik on Unsplash

ナポリの旧市街や鉄道の駅から離れた海岸線は、比較的治安の良い地域です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。

キアイア

キアイアはナポリ湾に沿った沿岸部です。伝統的で豪華な家々と、高級レストランやブティックが集まる美しい地区です。ナポリ市内で最も治安が良く、海岸線に立つオーシャンビューの高級ホテルはセレブに人気です。

メルジェリーナ

メルジェリーナはキアイアの西隣にある地区です。ポジリポの丘のふもとで、有名な卵城があります。とても治安が良く、細心の注意を払っていれば観光客にとって安全な地域です。

おすすめの宿泊エリア

スパッカナポリ

スパッカナポリは、ユネスコの世界遺産に登録されているナポリの歴史地区です。海岸沿いではないため、キアイアなどに比べてリーズナブルな料金で宿泊できます。周囲の治安も比較的良く、観光スポットへのアクセスも良いのでナポリ観光にうってつけのエリアです。

治安が良い観光スポット

ヴィッラ・コムナーレ

ヴィッラ・コムナーレはキアイア地区の海岸沿いにある広大な公園です。サンタ・ルチア港から1km、徒歩で約30分程度の場所にあります。敷地内には19世紀に制作された「カッサ・アルモニカ」など美しい東屋や、「サンタ・ルチアの噴水」をはじめとした美しい噴水が10ヶ所もあります。ナポリ水族館も敷地内にあります。

おすすめポイント

ナポリ水族館は1872年に設立されたヨーロッパ最古の水族館です。地中海の洞窟、峡谷などに生息する200種もの動・植物を見ることができます。ムレナリオとタコの水槽が人気です。

その他の観光スポットについては「ナポリの魅力とおすすめ観光スポット6選【イタリア旅行者が紹介】」をご覧ください。

ナポリ旅行の防犯対策

ナポリ旅行の防犯対策

Photo by tom-podmore on Unsplash

ナポリ旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:治安の悪い地域での食事は避ける

治安の悪い地域の飲食店は、ぼったくられたり、注文していない料理が提供され、高額な請求を受けたりすることがあります。例え評判の良いレストランだとしても、治安の悪い地域での食事は避けた方が良いでしょう。

防犯対策2:見知らぬ人から飲食の提供を受けない

バーやレストランで食事をしていると、見知らぬ人に声を掛けられ、食事やお酒をおごられることがあります。ただ、振舞われる飲食物には睡眠薬や麻薬が混入されている可能性もあります。アレルギーなどを口実に丁寧に断り、絶対に口にしないようにしましょう。

防犯対策3:大金を持ち歩かない

持ち歩く現金は、必要最小限の額に抑えましょう。やむを得ずある程度の現金を持ち歩く場合は少額に分け、バッグの内側のポケットや、セキュリティポーチに入れて持ち歩きましょう。

防犯対策4:夜の外出は控える

観光エリアから一歩外れた裏路地は街灯が少なく、薄暗い狭い道が殆どです。人通りが少なく暗い路地はスリやひったくりに遭う可能性が高いため、暗くなってからの散策は避けましょう。

注意ポイント

ナポリ中央駅や駅周辺では、夜間に麻薬売買が行われています。また観光客を相手にした水商売の客引きも増えます。夜は駅を利用しない方が良いでしょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by Maria Bobrova on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは、ローマにある在イタリア日本国大使館の「パスポート/帰国のための渡航書の発給(「犯罪被害に遭われた方へ」内に記載) 」をご確認ください。

〈必要なもの〉
  • 渡航書発給申請書
  • 紛失一般旅券等届出書
  • 写真2枚(縦4.5cm x横3.5cm)
  • 航空券又は旅行日程表
  • 6ヶ月以内発行の戸籍謄(抄)本
  • 警察による盗難・紛失届証明書
  • 身分証明証
  • 手数料

交通事故

緊急時の場合は、警察と消防へは「112」、救急へは「118 」に電話をします。いずれもイタリア語以外は通じません。

また、イタリアで緊急時に救急車を呼んだ場合、病院を指定することはできず「ProntoSoccorso(プロント・ソッコルソ)」と呼ばれる最寄りの救急病院に搬送されます。ここでは観光客でも無料で応急処置を受けられますが、全てイタリア語で診察されます。

一言メモ

ナポリを観光中に事件や事故に巻き込まれた場合、イタリア語のみの対応で困ることがあります。万が一の時のために、海外旅行保険に加入し、通訳のサービスを受けられるように手配しておくと安心です。

ケガや体調不良

ナポリには日本語対応可能な病院は残念ながらありません。また、英語対応可能な病院も少なく、殆どがイタリア語のみの対応になります。ここでは大学総合病院と、英語対応可能なスタッフが常駐する私立病院をご紹介します。

Azienda Ospedaliera Universitaria Federico II(大学総合病院)
エリアセルジョ・パンシニ通り
住所Via Sergio Pansini, 5
電話番号081-7461111
ウェブサイトhttps://www.policlinico.unina.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1
Clinica Mediterranea(私立病院)
エリアメルジェッリーナ通り
住所Via Orazio, 2
電話番号081-7259222
ウェブサイトhttp://www.clinicamediterranea.it/

ナポリの緊急連絡先リスト

イタリアの警察、消防の緊急連絡先は、「112」、救急の緊急連絡先は「118」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察・消防112
救急118
在イタリア日本国大使館06-487-991

在イタリア日本国大使館について

ナポリには領事館がないため、ローマにある在イタリア日本国大使館が管轄しています。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。

基本情報
名称在イタリア日本国大使館
住所Via Quintino Sella 60, 00187 Roma
電話番号06-487-991
ウェブサイトhttps://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ナポリ旅行の治安まとめ

ナポリ旅行の治安まとめ

Photo by Rich Martello on Unsplash

ナポリ旅行を楽しむためには、トラブルに巻き込まれないことがとても大切です。防犯グッズなどを利用して、より安全な旅行にしましょう。

おすすめの防犯グッズ
  1. カラビナやワイヤー式の南京錠など
    ファスナー付きのバッグを使用し、カラビナでファスナーの取手とバッグの紐を固定するとスリ対策になります。またワイヤー式の南京錠を持っておくと、バッグと椅子や柱を固定できるので置き引き対策になります。
  2. セキュリティポーチ
    ヨーロッパ各地に旅行に行く時は、筆者も必ず使用しています。パスポートが入るサイズがおすすめです。空港のセキュリティを通る時には、身体から外して手荷物に入れておきましょう。

ナポリの治安まとめ

ナポリは1年を通して世界中から多くの観光客が集まる場所です。そのため、スリや置き引きが多発しています。また近年は若年層の失業率が高まり、凶悪犯罪も増加傾向にあります。本記事の情報を参考に危険地域を避け、防犯対策をしてナポリ旅行を楽しみましょう。外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。
ナポリのおすすめ観光地について知りたい方はナポリの魅力とおすすめ観光スポット6選【イタリア旅行者が紹介】をご参考ください。

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