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イタリア
更新日:2024.3.15

ローマの治安2024年版【イタリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

ローマの治安2024年版【イタリア旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

Photo by mauro-grazzi on Unsplash

「ローマ旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのローマ旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、ローマ旅行の不安な点はありませんか?
本記事ではローマの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • ローマの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • ローマ旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法

ローマの治安について

ローマの治安について

Photo by cristina-gottardi on Unsplash

ローマ市は、他のイタリアの都市と比べ犯罪率が低く、比較的安全な街です。安全といっても日本のような治安の良さではないので、軽犯罪などに遭わないよう注意する必要があります。

ローマでよく起こる犯罪例
  • スリ、置き引き
    観光スポットやショッピングプラザなど、観光客が集まる場所ではスリや置き引きが多発しています。署名活動や土産物売りを装った少年少女のスリ集団もいます。
  • ひったくり
    車やオートバイから手を伸ばし、歩行者のバッグや携帯をひったくる犯罪が横行しています。また車の窓を開けて信号待ちをしていると、隣の車やオートバイに乗った人が窓から手を入れ、物を盗む犯行があります。
  • 車上荒らし
    レンタカーが狙われ易く、窓ガラスを割られたり、ドアをこじ開けられて物が盗まれる被害が発生しています。

デモやストライキについて

2021年10月、政府が市民に対してコロナウィルスのワクチン接種証明と陰性証明となる「グリーンパス」の提出を義務付けると、これに反対するデモが起こりました。最近は政府の新型コロナ対策に対するデモが増えています。政府機関へは近づかない方が良いでしょう。

交通事情・事故について

ローマ市には、車両通行規制時間が設けられるエリアがあります。規制時間内に該当のエリアに進入してしまうと多額の罰金が科されます。規制時間はエリアによって違うので、公共交通機関サイト「ATAC」 でご確認下さい。

注意ポイント

イタリアでは、公共交通機関やガソリンスタンドの従業員がストライキを起こすのは日常茶飯事です。公共交通機関サイトで最新状況を随時チェックしましょう。また、レンタカーはマニュアル車が一般的です。オートマ車をレンタルする場合は、事前に予約しなければなりません。

ローマ在住者の体験談

私はタクシーの後部座席に座り、窓を開けてスマホを見ていました。タクシーが赤信号で停止すると、開いた窓から手がすっと入って来て、私のスマホに触れようとしました。驚いて窓から離れ顔を上げると、隣のオートバイの女性が身を乗り出して私の携帯を盗もうとしているところでした。幸い盗まれませんでしたが、とてもびっくりしました。タクシーに乗ったらすぐに窓を閉め、ドアをノックしましょう。

ローマ旅行の注意点

ローマ旅行の注意点

Photo by marco-chilese on Unsplash

ローマ旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1:ドレスコード

観光地やレストランなどを訪れる際は、事前にドレスコードを確認しましょう。特にヴァチカン市国へ行く際は注意が必要です。大聖堂などでは女性のノースリーブやタイトな服装、ミニスカートが禁止されています。男性の短パン、ビーチサンダルも禁止です。不適切な恰好で行くと入場できないため、必ず事前に確認しましょう。

注意点2:タクシー乗り場

ローマ市内の流しのタクシーや、観光地で勧誘しているタクシーは非正規の白タクが殆どです。白タクは高額な運賃を要求することがあるため、避けた方がよいでしょう。また、ローマのタクシー運賃は高額なので、なるべく地下鉄など公共交通機関を利用することをおすすめします。

注意点3:バス・列車の切符の打刻

バスや列車に乗車したら、必ずチケットに打刻してください。打刻を忘れてしまうと交通警察から罰金が科されます。また、切符を購入する時に見知らぬ人が「助けてあげましょうか?」と声をかけてくる場合があります。このような声掛けはスリの可能性や、手伝った見返りとしてお金を要求してくる可能性があるので必ず断りましょう。

注意点4:ぼったくりのレストラン

有名観光スポットの周辺には、店員が呼び込みをしているレストランをよく見かけます。このようなレストランの殆どが観光客目当てのレストランで、通常よりも数倍高い値段設定になっています。味もいまいちなレストランが多いので、客の呼び込みをしているレストランは避けましょう。

ローマの治安が悪いエリア

ローマの治安が悪いエリア

Photo by fineas-anton on Unsplash

ローマの郊外や東部付近のエリアは貧困地帯が多く、失業者や麻薬密売やマフィアなどの犯罪グループが集まっています。旅行中は絶対に立ち入らないようにしましょう。

オスティア付近

近年、オスティア付近はマフィアや犯罪グループの縄張りが増えています。暴力犯罪や麻薬の密売、人身売買が横行し、治安の悪化が進んでいます。地元の住人は自治体に治安の改善を要求していますが、改善されていません。観光中に近づくのはやめましょう。またオスティアにはビーチもありますが、マフィアが管理しているので利用料が高額です。利用しない方が良いでしょう。

トール・ベラ・モナカ

トール・ベラ・モナカは昔から麻薬密売と暴力犯罪が横行している地域です。地元民から警察に通報が入っても警察が動かない地域として有名です。ローマ市内で、最も恐ろしい地域として数えられています。旅行者は絶対に近づかないようにしましょう。

注意が必要な観光スポット

オスティア・アンティカ

紀元前4世紀に築かれた、古代ローマ帝国時代の港湾都市の遺跡です。世界的に人気のある観光スポットで、
昼間は団体客もいて比較的安全です。ただオスティアエリアにあることから、夜は大変危険です。日が暮れる前に観光を終えるようにしましょう。

ローマの治安が良いエリア

ローマの治安が良いエリア

Photo by francesco-maria on Unsplash

ローマには一部治安が悪い場所もありますが、基本的に人が多く集まる場所は安全です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。

プラティ付近

プラティ付近はローマ市内で一番安全なエリアです。ローマ教皇が住むヴァチカン市国に近接していて、ローマ屈指の高級住宅街です。一方で老舗レストランや地元の人に人気のビストロも多く集まるエリアで、通りは夜遅くまでにぎわっています。日が暮れても安心して過ごせるエリアです。

パンテオン付近

ローマの中心街パンテオン付近は、比較的安全なエリアです。入場料が必要な観光スポットが多いので、ホームレスなどはあまり見かけません。身の回りの物に気を付けながら旅行を楽しみましょう。

おすすめの宿泊エリア

プラティ付近

このエリアは高級住宅街なので治安がとても落ち着いたエリアです。

長期滞在用のアパートや短期旅行用のホテル、高級ホテルからこじんまりとしたホテルまで様々な宿泊施設があり、いずれも比較的安全です。またヴァチカン市国に隣接しているため、観光にも便利なエリアです。

治安が良い観光スポット

サン・ピエトロ大聖堂

言わずと知れた世界的観光スポット、サン・ピエトロ大聖堂です。「すべての教会の母」と呼ばれており、西暦324年に聖人ペテロの埋葬地に建てられました。開門直後から多くの人が詰めかけるほど人気の観光地ですが、ドレスコードやセキュリティーチェックもあるので不審者や犯罪グループは殆どいません。貴重品に気を付けていればゆっくり楽しめるスポットです。

サンタンジェロ城

サンタンジェロ城は西暦139年に建立され、現在では博物館として公開されています。サンタンジェロ城の頂上には展望台があり、サン・ピエトロ大聖堂や広場を一望できます。夏には夜間開城され、ライトアップしたサンタンジェロ城を楽しむことができます。敷地内ではクラシックコンサートや子供むけのイベントもあるので家族で楽しめる安全なスポットです。

その他のおすすめ観光スポットは「ローマの魅力を大解剖!ローマの魅力とおすすめ観光スポット5選」をご覧ください。

ローマ旅行の防犯対策

ローマ旅行の防犯対策

Photo by Braden Collum on Unsplash

ローマ旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:見知らぬ人に応じない

観光客に親しげに話しかけ、注意を逸らしている間に貴重品を盗む犯行が発生しています。レストランやバーで偶然意気投合したように見せかけ、観光客に飲食代を支払わせたり、睡眠薬入りの食べ物を食べさせ、貴重品を盗む犯罪もあります。相手がどんなに感じの良い人でも、見知らぬ人は相手にしない方が良いでしょう。

防犯対策2:周りの車やバイクに注意

タクシーに乗車する時は、車のドアがロックされていること、窓が閉まっていることを必ず確認しましょう。赤信号で停車中に物乞いの子供たちが車に寄って来ることがあります。背後には大人の犯罪グループが控えていることもあるので、窓やドアは開けず、無視した方が良いでしょう。

防犯対策3:バッグは常に身体の前

街ではひったくりやスリの軽犯罪が多く発生しています。バッグを体の後ろに回す、スマホをズボンの後ろポケットに入れると狙われやすくなります。また車道側にバッグや携帯を持たないようにしましょう。荷物は必ず体の前で抱えるように持ちましょう。

防犯対策4:夜間に鉄道駅の利用は控える

ローマの中心街のテルミニ駅やオスティエンセ駅などは夜になると治安が悪化します。昼間よりも犯罪に巻き込まれやすいので、夜間に駅を利用するのはなるべく控えて下さい。日が暮れてから移動する場合はホテルのフロントや観光地の受付でタクシーを呼んでもらいましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by Sayaka Ganz on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測できません。パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。詳しくは在イタリア日本国大使館の「パスポート/帰国のための渡航書の発給」をご確認ください。

〈必要なもの〉
  • 警察署が発行した「盗難・紛失届受理証明書」
  • 写真2枚(縦4.5cm x 横3.5cm)
  • 戸籍謄(抄)本
  • 身分証明証
  • 航空券、又は帰国便の予約確認が出来る書類
  • 手数料

交通事故

緊急時の場合、警察と消防へは「112」、救急へは「118」に電話をします。基本的にイタリア語以外は通じません。ローマに滞在中、英語で緊急通報ができる無料アプリをダウンロードしておくと便利です。

一言メモ

イタリアのローマ県とロンバルディア州では、携帯にダウンロードできる緊急通報用の無料アプリ「112 WHERE ARE U」 があります。このアプリを使うと英語で通報出来ます。

なお、緊急時に救急車を呼んだ場合、「ProntoSoccorso(プロント ソッコルソ)」と呼ばれる最寄りの救急病院に搬送されます。そこでは、観光客でも無料で応急処置を受けられますが、待ち時間も非常に長く、応急処置も全てイタリア語で診察されます。

ケガや体調不良

ローマで日本語対応可能な病院は僅かながら存在します。言語に不安がある場合は下記の病院に連絡してみましょう。

また、事件や事故に巻き込まれた場合のために、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。保険会社によっては通訳のサービスを提供しているところもあります。

中田吉彦医院
エリアローマ市西部
住所Via Monte del Gallo, 4, Roma 00165
電話番号06-6381924 (携帯 : 335-671-7677)
ウェブサイトhttp://www.drnakada.org/Annai.index.html
GRUPPO GIOMI CASA DI CURA VILLA BETANI
エリアローマ市西部
住所VIA PIO IV, 42, 00165 ROME
電話番号345-261-2689 (英語対応)
ウェブサイトhttps://villabetaniaroma.it

ローマの緊急連絡先リスト

ローマでトラブルに巻き込まれた時の緊急連絡先は、警察と消防は「112」、救急は「118」です。もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察・消防112
救急118
在イタリア日本国大使館06-487-991

在イタリア日本国大使館について

ローマは、在イタリア日本国大使館が管轄しています。旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときのサポートをしてくれます。また、緊急の場合のみ、24時間体制で対応してくれます。

基本情報
名称在イタリア日本国大使館
住所Via Quintino Sella 60, 00187 Roma
電話番号06-487-991
ウェブサイトhttps://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ローマ旅行の治安まとめ

ローマ旅行の治安まとめ

Photo by Caleb Miller on Unsplash

ローマを楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して安全に旅行を満喫しましょう。

おすすめの防犯グッズ
  1. ファスナー付きのバッグとカラビナ
    スリの被害を防ぐためにファスナー付きのバッグを使用して、中身が見えないようにして下さい。カラビナや小型の南京錠を使ってファスナーの取っ手とバッグの紐を固定しておくとさらに良いでしょう。
  2. RFID防止のグッズ
    ローマではスキミング犯罪も発生しています。RFID光線を遮断できるRFID防止グッズを使用すると良いでしょう。バッグや財布など、様々なタイプが販売されています。
  3. 防犯ブザーと催涙スプレー
    海外旅行で、防犯ブザーと催涙スプレーは欠かせない防犯グッズです。バッグやリュックなど、外からよく見える場所に着けておくだけでも防犯対策になります。空港や観光地でも手に入ります。

ローマ旅行の治安まとめ

ローマは1年を通して世界中から多くの観光客が集まる場所です。そのため、観光客を狙ったスリや置き引きが多発しています。本記事の情報を参考に防犯対策をして、ローマ旅行を楽しみましょう。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になる事を願っています。

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