夏のフランス旅行を楽しむコツ7選【フランス在住者が紹介】

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「夏休みに旅行を計画しているけど、8月のフランスの気候は？」
「初めてのフランス旅行で治安が心配、フランスは安全？」
「夏休み期間中のフランスのイベントやおすすめの観光スポットってある？」

と、フランス旅行の計画で気になることはありませんか？

本記事では夏休みのフランス旅行を楽しむために「フランスの基本情報」「フランスの移動手段」「夏期間の気候と服装」「イベント」「観光スポット」「グルメ」「フランス旅行に必要な日数と費用」の7つを紹介します。

夏休み旅行前にフランスについて知ろう！

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フランスの基本情報と旅行に役立つ情報を紹介します。事前に治安や物価を知っておくと、安全で快適なフランス旅行になります。

フランスの基本情報

フランスの面積は日本の約1.7倍に対して人口は日本の半分ほどです。広大な土地を有するフランスは、農業が盛んでヨーロッパの中ではトップクラスの農業国です。

公用語はもちろんフランス語ですが、有名な観光スポットに行けば英語も通じます。ただし、街の人に道を尋ねたりする時は英語が通じないことが多いです。

フランスの国民性について

人権、平等、友愛を重んじる国家のフランスは移民大国としても有名です。近隣の国から移り住む人々が多く、様々な人種の人が生活しています。

フランスの人々は基本的に助け合いの精神であふれています。ベビーカーを優先したり、子供やお年寄りに席を譲ったりする光景をよく目にします。お店やレストランでは皆が気軽にボンジュールと挨拶を交わすのが日常です。

フランスの食文化について

フランス人が普段から欠かさないのがパン、ワイン、チーズです。この3つをベースに毎日の食卓は彩られます。フランスでレストランに入るとパンが無料で付いてきます。食後にはデザートまたはチーズを選べるほど、フランス人にはパンやチーズが欠かせません。

フランスの時差について

フランスではサマータイムが適用されるので、夏の間は日本との時差は7時間です。秋から冬の間はサマータイムが終了するので8時間に戻ります。
フランスの方が日本より7～8時間遅れています。日本が午後5時の場合、フランスは午前10時または午前9時です。

フランスの治安について

フランスの治安は基本的に日本より悪いです。パリのメトロに乗ると、「スリが発生しました」とアナウンスされます。洋服のポケットから携帯を盗まれることがよくあります。

日本のようにカフェやレストランでトイレに立つ際にカバンや財布、携帯をそのままにしておくことは非常に危険です。貴重品の管理は細心の注意を心掛けましょう。基本的なことに気をつければトラブルに遭わず、安全に旅行ができます。

フランスの物価について

フランスの物価はパリが最も高く、1杯のエスプレッソが他の都市より2倍近い値段のところもあります。

外食の物価

レストランでのランチは前菜とメインが選べるコースが2,000円～3,000円で提供されます。フランスでは提示価格がそのまま支払い価格になるので、レストランに入る前に立看板やメニュー表で値段を確認しましょう。

スーパーやマルシェの物価

スーパーやマルシェでの野菜や果物は量り売りが多く、新鮮で安価なものが手に入ります。ペットボトルの水は500mlのものが100円前後です。パン屋ではバゲット半分サイズのサンドイッチが350円～500円で購入できます。

フランス旅行の移動手段

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日本からのアクセス方法とフランス国内の移動手段を紹介します。

日本からフランスへの行き方

フランスへは東京国際空港（羽田空港）、成田国際空港、関西国際空港からパリのシャルル・ド・ゴール国際空港までの直行便が出ています。日本からパリ以外の都市への直行便は就航していないため、パリ経由か近隣のヨーロッパ都市の空港経由で訪れることができます。

パリ市内から他都市へのアクセス方法

パリ市内から各都市へは、高速列車（TGV）を利用すれば2～3時間でフランスの主要都市に移動できます。車窓からの街並みを楽しめるので、空の旅に飽きた方や少し冒険したい方には高速列車（TGV）の旅もおすすめです。

フランス旅行の主な移動手段

フランス各都市の移動手段はメトロやトラム、バスが主流です。チケットを購入すると制限時間内であれば、同じチケットでメトロやトラム、バスが利用できます。

街の中心部の有名観光スポットは徒歩でも巡ることができます。Uberタクシーなどの配車サービスを使ってタクシーを呼べますが料金は少し高めです。

フランス旅行の移動手段まとめ

パリ市内の移動手段や他都市へのアクセス方法を詳しく知りたい場合は、「パリの移動手段ガイド！フランス旅行前に交通機関をチェック」の記事を参考にしてください。交通機関を利用する時の注意点や利用方法を紹介しています。

夏のフランスの気候と服装

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フランスの夏は日本と少し異なる点があります。旅行前に確認しておくと、計画を立てやすくなります。

フランスの夏はいつ？

フランスの夏は6月～8月です。日本と同じく四季があるので4月ごろから徐々に暖かくなり、9月中旬から涼しく秋の気配を感じます。日本の夏休み期間はフランスも夏休みになります。

フランスの夏は日本と比べると乾燥しているので過ごしやすく、夏のバカンスが大好きなフランス人は庭のプールに入ったり、海へクルージングに出かけたりと夏を大いに満喫します。

夏のフランスの気候

フランスの夏は日本と比べると湿度が低くからりとして過ごしやすいです。しかし、年々と日差しが強く感じられ、気温も40度近くなる日もあるので注意が必要です。

夏は日照時間が長く、21時を過ぎても外が明るいです。そのため、遅くまでバーでお酒を楽しむことや遅い夕食をレストランでとることができます。

夏のフランス旅行の服装

夏のフランス旅行の服装は日本の夏服と同じで問題ありません。日中は半袖やタンクトップで過ごせます。天気の良い日は日差しが強いので、屋外の観光をする場合はサングラスがあると便利です。朝晩は気温が下がるので羽織るものを用意しましょう。

夏のフランス旅行で必要な3つの対策

夏のフランス旅行で必要な対策は熱中症、紫外線、虫除けの3つが挙げられます。

1. 熱中症対策
   夏期間のフランスは日照時間が長く、近年では最高気温が40度近くになる日もあります。こまめに水分補給をして熱中症対策をしましょう。スーパーで購入できるエビアンやアベンヌのフェイシャルスプレーを持ち歩くのもおすすめです。顔や頭に使うと暑さが和らぎます。
2. 紫外線対策
   ヨーロッパでも年々紫外線が強くなっています。日差しが日本に比べると強いので、日焼け止めクリーム、帽子、サングラスは必須アイテムです。フランスでは日傘をさす習慣がありませんが、人目を気にしないのであれば日傘を持ち歩くのもおすすめです。
3. 虫除け対策
   もちろんフランスにも蚊やハチなどの夏特有の虫が多く発生します。特に山や湖へ出かける際に虫除け対策が必須です。虫除けスプレーと痒み止めを用意しましょう。
   

夏に開催するフランスのイベント

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夏に催されるフランス各地のおすすめのイベントを3つ紹介します。

イベント1：パリ祭（Fête nationale française）

フランス建国記念日である7月14日はフランス各地で祝祭が行われます。中でもパリは凱旋門からシャンゼリゼ通りで軍事パレードがあります。年に1度の大パレードは圧巻です。

シャンゼリゼ通りには多くの人がパレードの見学に来ます。パレードが行われる10時～12時まではメトロが封鎖されたり、制限がかかったりします。

イベント2：フランスのソルド（大規模なセール）

フランスでは年に2回、国が定める期間中に大セールが行われます。その1つが夏期間中にあり、全ての商店が「SOLDES」という看板を掲げ始めます。
セール用のストックはないので、セール中にお気に入りの商品を発見したらすぐに購入することをおすすめします。

イベント3：パリ・プラージュ（Paris Plages）

夏になると人々は海のバカンスに向けて南へ大移動しますが、パリでもバカンスを楽しめる場所が期間限定で登場します。セーヌ川に設置されるプールやパラソルの下でビーチ気分を味わうことができます。

夏のフランスのイベントまとめ

紹介したイベント以外にフランスにはパリコレや音楽祭などの様々な催し物があります。フランスのイベントについては「フランス観光開発機構」のホームページから確認できます。

夏休み旅行におすすめの観光スポット

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夏休みにフランス旅行をする際の家族旅行、友達同士、1人旅のおすすめ観光スポットを順に紹介します。

フランスの観光スポット1：フュテュロスコープ

フランスにはテーマパークがいくつかありますが、その内の1つフュテュロスコープを紹介します。場所はパリから高速列車（TGV）の利用で約2時間です。

入園料は1人36€から販売しています。時間帯やシーズンによって変動しますが、宿泊プランと合わせたチケットもあるので用途に合わせて選べます。

基本情報

フランスの観光スポット2：ル・カフェ・スエドワ

スウェーデン文化センター内にあるル・カフェ・スエドワは、きれいな中庭でカフェを楽しむことができる隠れ家的人気スポットです。

基本情報

フランスの観光スポット3：アヌシー

アルプスの山々に囲まれた街アヌシーの湖はとても美しいことで有名です。湖周辺の街並みも他の都市とは違った雰囲気を持ち、夏の避暑地として現地の人々からも人気の観光スポットです。

パリからは高速列車（TGV）で約3時間30分です。リヨンから電車（TER）で約2時間なので、アヌシーを訪れる前後にリヨンを訪れるのもおすすめです。

基本情報

おすすめ観光スポットまとめ

魅力たっぷりのフランスは紹介しきれないほどの観光スポットがあります。もっとフランスのおすすめ観光スポットを知りたい方は「フランス旅行のおすすめ4都市とフランス在住者が選ぶ観光スポット13選」の記事を参考にしてください。パリやリヨンなど、フランス旅行のおすすめ都市と観光スポットを紹介しています。

夏のフランス旅行のおすすめグルメ

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フランスでも夏は暑いので何かとさっぱりとしたものが食べたくなります。そんな暑いフランス旅行のおすすめのグルメを3つ紹介します。

おすすめグルメ1：フランスのフルーツ

フランスでは夏になると色とりどりな野菜や果物がお店に並びます。日本では高級なマンゴーやメロンが安価で販売しています。

中でもフランスの桃は片手でかぶりつきながら食べられる大きさで、日本の桃とは少し違いますがとてもおいしいです。1kgが400円ほどで手に入り、1個からでも購入できます。

おすすめグルメ2：フランスのサラダ

フランスの夏に味わいたいのがサラダです。夏の暑さにさっぱりとしたサラダとパンでお腹を満たすのも夏のフランス旅行におすすめです。

ニースの「ニース風サラダ」とリヨンの「サラダリヨネーズ」が有名です。量が多いのでメインとして注文しても満足できるサラダです。

おすすめグルメ3：新鮮な海鮮

夏には野菜や果物が新鮮でレストランのメニューにも野菜を使ったメニューが豊富ですが、海鮮も欠かせません。

鱈、鯛、ヒラメなどの白身魚はもちろん、バイ貝、マテ貝といった日本では珍しい貝類もよく目にします。また、海老の種類も豊富で車海老、オマール海老、手長海老といった食材もレストランで手軽に味わえます。

日本では牡蠣の季節は冬がメインですが、フランスでは新鮮な牡蠣が1年中食べることができます。海沿いのレストランだけでなく街中のレストランでも牡蠣が味わえます。

フランスの夏休み旅行まとめ

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夏のフランス旅行では日本とは違った過ごし方を堪能でき、防犯対策や紫外線対策をしっかり行えば素晴らしい体験ができます。

夏休み旅行にフランスがおすすめの理由

過ごしやすい気候

フランスの夏は湿度が低く、日本のように蒸し暑くありません。日差しは強いですが日陰は涼しく過ごしやすい気候です。

豊かな自然

地中海と大西洋に面しているフランスではきれいなビーチが豊富です。内陸には湖があるので、フランスの夏を満喫できるスポットがたくさんあります。

体験ツアーが豊富

定番のワイナリー巡りやチーズ工場巡りは日本よりも身近なもので、場所に限らず旅のついでに体験できるツアーが多いです。

交通機関が便利

パリから各都市への交通の便も充実しており、しっかり計画すれば様々な観光スポットに訪れることができます。

フランスを観光するなら何日必要？

日本からの移動時間を含まないフランスの滞在時間は、最短3泊4日あると満喫できます。

3泊4日のフランス旅行の内容

アクセスの良い市街地のイベントや観光スポットに訪れるのであれば、滞在時間が3泊4日あれば満喫できます。

5泊6日以上のフランス旅行の内容

パリ郊外の主要な観光スポットは、移動がスムーズにいけばほとんどの場所へ2～3時間で到着することができます。郊外の観光スポットを計画したい方は5泊6日以上が必要です。5泊6日以上あると郊外や他都市にある観光スポットまで足を伸ばせます。

フランス旅行の費用相場

フランスの旅の中でどこに重点を置くかでお金をかける部分を決めると、満足できる旅行計画が作れます。

パッケージツアーの費用相場

パッケージツアーはピンからキリまであります。5日間の旅で6万円～25万円、8日間の旅は10万円～40万円です。
早期割引を利用すれば、旅行会社によっては往復航空券＋宿泊代で6万円から販売している場合もあります。しかし、トランジットが長いのでフランスの滞在時間が短いです。

個人手配の費用相場

自分で手配すると飛行機の出発時刻やトランジット場所、到着時刻を自由に選べます。航空券は安い時期だと往復7万円ほどで手配できますが、夏休み期間は高くなる傾向があります。

市街地にあるホテルはスタンダードなもので1泊8,000円前後からあります。また、Airbnbを使えば費用を抑えることができます。フランス人は夏のバカンスで家を空ける期間が長く、その間の自分のアパートを提供している人が多いので部屋を簡単に見つけられます。

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