リヨンの魅力とおすすめ観光スポット5選【リヨン在住者が紹介】

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「フランスにあるリヨンがどんな都市なのか知りたい！」
「リヨン旅行のベストシーズンはいつ？」
「リヨンのおすすめの観光スポットってある？」

と、リヨン旅行の計画でどこに行くか悩んでいませんか？
本記事では、リヨンの魅力と観光スポットを紹介します。

リヨンってどんな都市

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フランス南東部のローヌ＝アルプ地方に位置するリヨンについて紹介します。

フランス第2の都市リヨンとは

フランス第2の都市として経済的な発展を続け、古代に使われていた通貨や軍事関連の資料、石碑などの歴史的資源も数多く残っています。リヨンはパリほど大きな都市ではありませんが、経済と文化の面においては引けを取らないほど発展しています。

ソーヌ川沿いの旧市街からクロワ・ルースにかけてのあたり一帯は歴史地区として世界遺産に登録されており、15～16世紀当時の町が大切に保存されています。

他の都市との違い

1. 短い滞在時間でも楽しめる
   観光都市パリでは多くの観光名所があり数日ほどの滞在ではすべてを回りきれません。しかし、リヨンはパリほど大きな都市ではないので、短期の旅行でも娯楽から町の歴史まで存分に楽しむことができます。
2. 立地の良さ
   リヨンは立地的にも優れています。スイスやイタリアなどへは列車に乗れば数時間で着くので、日帰りで隣国への観光も可能です。
   
3. 自然を満喫できる都市
   リヨンは自然スポットも充実しています。リヨン市内の公園で1番大きいテット・ドール公園は自然を満喫するのにぴったりです。週末には多くの人が散歩やピクニックをするなど、市民の憩いの場となっています。

リヨンまでのアクセス方法

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日本からリヨンまでのアクセス方法とリヨン市内の移動手段を紹介します。

日本からリヨンのアクセス方法

日本からリヨンへの直行便は就航していません。パリでの乗り継ぎが必要です。パリからリヨンへは国内線の飛行機で約1時間10分です。リヨン・サン＝テクジュペリ空港から市内へはローヌ・エクスプレスでさらに30分かかります。また、パリからTGV列車で行く方法もあります。TGV列車だとリヨン市内まで約2時間です。

空港から市内のアクセス方法

リヨン・サン＝テクジュペリ空港からリヨン市内へ行くにはローヌ・エクスプレスかタクシーでの移動となります。バスや電車などの公共交通機関はありません。空港からリヨン市内までは30分ほどで到着します。

リヨン市内の移動手段

リヨン市内の主な移動手段はメトロ、路面電車（トラム）、バス、ケーブルカーの4つです。チケットはすべて共通なので、安く簡単に観光をすることができます。リヨン市内の観光はメトロと徒歩で回れますが、天候が悪い日は路面電車（トラム）がおすすめです。

リヨンの治安は大丈夫？

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安全に旅行するために必要なリヨンの治安と注意点を紹介します。

リヨンの治安について

パリの観光スポットでは観光客を狙った詐欺やスリなどが多発していますが、パリほど観光客を狙った犯罪は少ないです。しかし、メトロなどで貴重品を盗まれることがあります。外国にいることを忘れずに身の周りには十分に注意しながら観光を楽しみましょう。

リヨン旅行の注意点

メトロの利用時は注意する

特にメトロが混んでいる場合は常に細心の注意を払いましょう。スリ対策として貴重品とその他の荷物とでバッグを2つに分けるのも有効です。小さめの貴重品バッグは管理がしやすく肌身離さず持ち歩くことができるのでおすすめです。

ポケットに貴重品は入れない

ポケットに入れてある貴重品を狙うケースが多発しています。ピタッとしたスキニーパンツでも強引に盗んでくる人もいるので、ポケットに貴重品を入れることは危険です。出歩くときは必ずバッグに入れましょう。

不自然に話しかけてくる人に注意（子供でも注意）

「携帯電話を忘れたので少し貸してほしい」というように不自然な理由で話しかけてくる人には注意が必要です。日本人よりオープンな性格だからといって、他人の携帯電話を借りようとするフランス人はまずいません。話しかけてきた相手が子供であっても断るようにしましょう。

リヨンの気候とベストシーズン

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リヨンは1年を通して乾燥していますが、気温は東京とさほど変わらないため、服装の選び方に悩むことはありません。リヨンの気候について紹介します。

リヨンの気候

フランスの内陸部にあるリヨンは、南に位置するニースやマルセイユに比べて気温が低いです。パリとの気温差はさほどありませんが、冬のシーズンはパリの方が少し暖かいです。

リヨン旅行のベストシーズン

観光スポットで有名な歴史地区は坂道や階段が多いため、夏場の炎天下よりも春と秋がおすすめです。また、毎年12月にはリヨン市内全体がイルミネーションに灯される「光の祭典」が開催されます。プロジェクションマッピングや音楽によるアートを体験するなら12月のイベント時期もおすすめです。

リヨン旅行の服装

日本と同様に四季があり、気候が似ているので日本と同じ服装で過ごせます。

リヨンのおすすめ観光スポット

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リヨン旅行で訪れてほしい観光スポットを紹介します。

リヨンの観光スポット1：旧市街

世界遺産に指定されている歴史地区にある旧市街は、リヨンを象徴する趣のある観光スポットです。古い建造物や住宅が立ち並ぶ通りにはアンティークショップやリヨンの特産品店、スイーツ店などがあり、街歩きにぴったりです。

また、旧市街には「トラブール」という住民が使用するための抜け道があり、このトラブールを探すのが旧市街の楽しみ方です。ガイドなしでトラブールを見つけることは難しいですが、リヨン市のホームページでトラブールのガイドマップを確認できます。

基本情報

リヨンの観光スポット2：テット・ドール公園

テット・ドール公園はリヨン市内で最大の公園です。120ヘクタールもの広大な敷地内には動物園や植物園、大きな池があります。週末になると家族連れからカップル、友達グループなど多くの人が集まります。

のんびり芝生に寝転がる人々やピクニックをするグループ、ランニングをする人など、リヨン市民の憩いの場になっています。週末には売店が出ており、クレープやワッフル、サンドイッチといった軽食が購入できます。

基本情報

リヨンの観光スポット3：ベルクール広場

ベルクール広場はリヨン市内にある広大な広場です。広場の中央にはルイ14世の像があり、リヨンのシンボルマークとなっています。

広場の端にはリヨン出身の作家で「星の王子さま」の作者であるサン・テグジュペリをオマージュした星の王子さまの像を見ることができます。

基本情報

リヨンの観光スポット4：ノートルダム大聖堂

1872年に建設された歴史あるノートルダム大聖堂では、定期的に開かれるミサに参加できます。美しい装飾とともに、荘厳な雰囲気が魅力の観光名所です。観光客向けのパンフレットには日本語版もあり、教会の歴史を知ることができます。

教会のすぐ隣にはリヨンを一望できる展望台があります。リヨンのシンボルマークであるベルクール広場や、歴史地区の美しい街並みを見渡すことができるおすすめスポットです。

基本情報

リヨンの観光スポット5：古代ローマ劇場

古代ローマ劇場は紀元前15世紀に建てられたローマ帝国建築の劇場です。ノートルダム大聖堂から徒歩約5分の場所にあり、教会とともに訪れたい観光スポットです。劇場に足を踏み入れると、古代当時の歴史を感じ取ることができます。

古代ローマ劇場は現在でも使用されており、夏の大イベントである「フルヴィエールの夜」の会場となっています。音楽やダンス、オペラなどを観賞することができ、毎年多くの人が集まります。

基本情報

フランス・リヨン旅行まとめ

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リヨン旅行をおすすめする理由と旅行日数、旅行費用を紹介します。

海外旅行にリヨンがおすすめの理由

落ち着いて観光ができる

リヨンは観光都市のパリよりも混雑しておらず、落ち着いて観光ができます。観光スポット巡りだけではなく、地元住民の生活も垣間見られるので、フランス文化をより理解することができます。

レストランの料金が比較的安い

リヨンには「ブション」という郷土料理レストランがあり、ボリューム満点でおいしい料理をリーズナブルな価格で提供しています。

リヨンからの日帰り旅行

リヨンからスイスやイタリアへ気軽に足を運ぶことができるので、日帰り旅行をしたい方にもおすすめです。列車に乗れば数時間で到着するので、より多くの観光名所を回ることができます。

リヨンを観光するなら何日必要？

リヨンの代表的な観光スポットを回るには、2泊3日程度の旅程が必要です。旧市街の「トラブール」巡りやテット・ドール公園での散策もしたい方は、3泊4日あれば十分に楽しむことができます。

リヨン旅行の費用相場

リヨン旅行にかかる費用は食事や交通費を含めると、2泊3日で1人15万円から可能です。

航空券の費用相場

日本からパリの航空券代は往復で約10万円です。パリの空港から国内線に乗り継いでリヨンに行く際の航空券代は往復で約3万円です。費用を抑えたい方はパリからリヨン市内までTGVで行くのがおすすめです。航空券より1万円ほど安く手配できます。

ホテルの費用相場

安いホテルだと1泊6,000円～で泊まることができますが、高級ホテルは1泊2万円～します。

外食の費用相場

一般的なレストランであれば1食1,500円からです。高級レストランでは1食5,000円ほどかかります。

リヨン旅行費用の目安まとめ

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